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「預り金で運用している仕組み」
の方法がわかる書籍等ありますでしょうか?

転職を考えておりまして知識を増やしているところです。

保険会社に限らず、「預り金」という形でお金を顧客から預かっている業種での各種法人(営利・非営利)問わずの運用方法等の知識を深めることが出来る事を教えて頂ければと思っています。

A 回答 (1件)

 「預り金で運用している仕組み」とのことですが、預かり金"で"、「何を」運用する場合のご質問でしょう?



 その点を明らかにされたほうがいいかと思いますが、

 どうも、「預かり金"を"運用する仕組み」、言い換えると「返済義務を負うのと引き替えに手に入れたお金の増やし方」をお尋ねのような気もするのですが、仮にそうなら、「ふつうの、自分の財産を運用するのと同じです」というのが回答になります。

 民法が金銭の貸し借りを「金銭"賃"貸借」ではなく「金銭"消費"貸借」と言っていることからもわかるように、金銭の貸借は一般の動産の貸借とは異なります。

 お金の所有者が、お金の所有権・使用権を持つのです。そして持っている人が「消費」します。

 お金は「持っている人のもの」なので、預かって手に入れたお金も馬券が当たって手に入れたお金も、盗んだお金も、今持っている人のお金です。

 したがって、お金を預かる各種法人(典型例は銀行)は自分の資本とまったく同じように運用します。銀行は、自分の資本も誰かの預金も同じように運用します。区別はないのです。

 再びしたがって、特に「預かり金を運用する仕組み」に"限定"して書いてある書籍などはありません。

 証券会社は、預かり金と自分の資金を区別して管理しています(法律上そう命令されている)が、証券会社はその預かり金を「勝手には」運用できません。運用禁止です。必ず預け入れた人の同意や指図をによって、その通り運用します。

 預けた人が、「A社の債券を買ってくれ」と言っているのに、証券会社が自社の判断で「B社の株を買う」というような事は許されないのです。

 したがって、実際に運用しているのは「預け入れた人」であって証券会社ではないので、「預かり金を運用している」場合には該当しません。事実、証券会社が倒産しても、その預かり金は預け入れた人に返ってきます。

 証券会社の預け入れ口座に入れると、証券会社は自分の資金と同じように運用します。運用して失敗し、証券会社が倒産すると、その預け入れた資金はほとんど戻ってきません。預けた瞬間、その資金は証券会社のものになるからです。

 資金運用の知識を深めたい質問者さんとしては、ごく一般的な「資金運用方法」などについて書かれた本を読まれるのがよいと思われます。
 
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