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基礎控除は何となく、その金額が税金から引かれるとはわかりのですが
速算控除も同じ原理なのでしょうか?

例えば、1500万を相続する場合、
相続税の計算は1000万超え3000万以下の人は税率は15%
速算控除は50万となっています。

相続税は1500万×15%=225万
225万-50万(速算控除額)=175万
で、税金は全部で175万かかるという事でよろしいのでしょうか?

A 回答 (3件)

所得税でも、相続税でも、贈与税でも「速算控除額」が出てきます。



計算の仕方は、質問者様の理解の通りです。

この「速算控除額」は、「累進課税の調整」のためものもです。



質問例示の「相続税:1500万円」でいえば、

1500万円 × 15% = 225万円

になりますが、これだと、1500万円の全体に対して15%掛けることになってしまします。

この計算方法だと、税率の切り替えの付近で、税引き後の手取額が逆転します。

1000万円 × 10% =1,000,000円
1001万円 × 15% =1,501,500円

実際の計算は、1500万円ならば、

1000万円 × 10% = 1,000,000円
 500万円 × 15% =   750,000円
 合計             1,750,000円

となるわけです。

この計算を、一気にできるようにしたのが、速算控除で、 全体に一番高い税率をかけた後、低い税率部分を調整するものです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2014/10/01 04:43

速算控除は、基礎控除とは意味合いが違いますが、計算方法は合っています。



相続税を速算控除を使わないで計算すると、

1500万を相続する場合、
1000万までは10%だから、
  1000万×10%=100万
1000万超えた分(500万)は15%だから、
  500万×15%=75万
計175万

(1500万×15%-50万=175万と同じ)

1500万ぐらいなら掛け算が2回で済みますが、1億とか5億になると計算が面倒です。
この計算を簡単にするために用意されたのが速算控除です。税額を控除するための金額ではありません。

これは、所得税などの累進課税の場合によく使われる手法です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2014/10/01 04:44

>基礎控除は何となく、その金額が税金から引かれるとはわかりのですが…


いいえ。
「基礎控除」は「税金」から引かれるのではなく、「遺産額」から引かれるものです。
その「基礎控除を引いた額」に、税率をかけて「税額」が出ます。

>速算控除も同じ原理なのでしょうか?
いいえ。
前に書いたとおりです。
その控除は「税額」から引かれるものです。

>相続税は1500万×15%=225万、225万-50万(速算控除額)=175万で、税金は全部で175万かかるという事でよろしいのでしょうか?
そのとおりです。

なお、相続税の計算は、相続人が複数いた場合は、まず、法定相続どおりに相続したものとしてそれぞれ税額を計算し、各相続人の税額を合計します。
そして、それを実際の相続割合で按分します。

参考
http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/k …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2014/10/01 04:43

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