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教科書には
(有機の分野) 硫化ナトリウムを水に溶解し 酢酸で酸性にした後、酢酸鉛(II)水溶液を加えると硫化鉛を生じて黒くなる。 
(無機の分野) 水溶液のPHに関係なく鉛の硫化物は沈殿するとなっています。

質問1
酢酸でなぜ酸性にする必要があるのか、中性、塩基性ではだめなのか
質問2
酢酸鉛水溶液自体が酸性ではないのか
質問3
調べた他のテキストでは酢酸で酸性にするとは書いてないが、特に問題はないのか
以上です、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

>(有機の分野) 硫化ナトリウムを水に溶解し 酢酸で酸性にした後、酢酸鉛(II)水溶液を加えると硫化鉛を生じて黒くなる。

 

これはなんか変だと思いませんでしたか?
つまり「前処理」が抜けている。硫黄を含む有機物、極端な事を言えば「髪の毛」、前処理をしないと反応しないどころかそもそも水にも有機溶媒にも溶けない。
酢酸で酸性にしても溶けない。
髪の毛(ケラチン)は莫大な硫黄を含んでいる、まあこれは冗談だが、分子が大きくなると硫黄の反応性は落ちる。
ケクレだったか、ベンゼンの定性分析を学生に見せたが変化が無い、困ったが一応調べるからと学生には言って助手に「あのベンゼン変だぞ」と言ったら、助手曰く「済みません、他のが見つからないので、安息香酸から作った奴を出しました」なる程ね、大昔なら「生気論」だろうがそんなのもう誰も信じていない、何処から取ってもベンゼンはベンゼン、では原因はなんだろう、苦労しただろうが石油、石炭起源のベンゼンはチオフェンを除くことが出来なかったのだ。今まで信じていたベンゼンの定性分析は「ダメ」になった。
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この回答へのお礼

参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/06 18:12

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