硝酸カリウムの結晶について

金属に付着した硝酸カリウムを除去するために純水で洗浄しました。
しかし、しばらく放置すると除去しきれなかった硝酸カリウムが、白い結晶になって析出されました。
そこで質問です。
1.乾燥したことで結晶が析出されたと考えているのですが、なぜ乾燥すると結晶が析出されるのでしょうか?
2.真空状態にして乾燥させれば結晶にならないのではないかと聞いたのですが、何故か分かりますか?
3.結晶になるための条件などはありますか?(湿度、温度など)
1.2.3のどれかだけでもいいので分かれば教えて下さい。

No.2 ベストアンサー 回答者： doc_somday 回答日時： 2014/12/07 23:16

１.濡れた状態では「溶液」です、硝酸カリウムは結晶性が高い、だから皮膜にはならず速やかに運ばれて

核になり易い場所で結晶になる。

２.真空でやると「目には見えない」微細な結晶になるでしょう、溶液が流れるより水の揮発が早いから。
だが、この状態を「清浄」と表現したら、もうすぐ来年だから「鬼が笑う」
どうしようも無い代物を作っただけだ。

３.少ない条件しか関与しないと考える方がオカシイ、もし清浄な表面が欲しいなら、
純水と硝酸や熱濃硫酸で交互に洗うしかない。

この回答へのお礼

とても分かり易かったです。
ありがとうございます。

お礼日時：2014/12/08 10:10

No.1 回答者： malaytrace 回答日時： 2014/12/07 23:10

>1.乾燥したことで結晶が析出されたと考えているのですが、なぜ乾燥すると結晶が析出されるのでしょうか?

硝酸カリウムを含んだ溶液が付着していたから。それだけです。

他は、硝酸カリウムがすべて溶けていなかったが、付着した水分のため、見えなくなっていた。

このどちらかしかないでしょう。

ですから２．はあり得ません。かかれていない条件が何かあれば別ですが。

硝酸カリウムなら固体として析出すれば、必ず結晶になるでしょうから、そこに物質として「あれば」量の多少は別として結晶するでしょう。

要するに、洗浄が水量または時間的に不十分だったということかと思います。温度に依る溶解度差の大きな物質の代表なので、温度が上げられるなら上げた方がいいでしょう。固着したような状態ならば物理的に取り除く必要があるのかもしれません。水には溶けやすいはずなのですが。（不純物があるなら残っているのは別物の可能性も）

ただ、硝酸カリウムは扱いに注意を要する物質ですので、何の目的でどのような状況でどの程度の量なのかを書かれた方が良いかと思います。

この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。

お礼日時：2014/12/08 10:09