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- 回答日時:
英語訳では 同じ意味があるでしょうが、実際の機械加工では
1:lathe旋盤=は長手の軸を軸に直角に加工する場合に使います。いわゆるshaft(車輪軸、野球のバットなど)
の加工です。したがって 機械は全体的に横に長く 本体と反対側で長い軸をつかんで軸に直角に加工します。ねじやボルトの長いもののねじを切る姿を想像してください。機械の長さが10mとかそれ以上になる場合があります。加工する軸とか軸の物(円筒)の長さによります。
2:turning正面旋盤とか縦旋盤 ターニング機械=は逆に平たい円盤を置いてその正面から円盤の表面を加工する場合に使います。(俗に正面旋盤とも言います。)表現はおかしいのですが、タイヤの側面を同心円状に加工すると思ってください。
したがって機械は 長さより回転する平面が大きくなります。(円盤を取り付けるので、それをつかむ広さが要ります。)したがってその大きさは加工する円盤状のものの直径により決まります。これも直径2m、3mとかそれ以上の機械もあります。
場合によって置き方を円盤を地面に置くようにして加工できるよう(水平に回転させる)に機械を置くこともあります(たて旋盤)。大きな直径の加工物で立てて加工しにくい場合等に便利です。10mの円盤の加工など立てて加工は難しいのでこのような時の機械は水平に回転させると楽です。
3:英語では同じようで、工場ではこのように使い分けします。同じ意味で使うこともありますが、イメージとして区分しています。
これは会話するとき、旋盤といえば軸状のものの加工(ねじ 軸 の加工)、ターニングといえば円盤状のものの加工(平面加工)とすぐ分かるからです。回転させて加工する原理は一緒ですが、用途が異なる機械になる場合が多いので使い分けします。加工物が大きくなければ、両方を一台の機械で加工できます。
lathing で旋盤加工という意味合いになるのでしょうかーーーなります。
尚、この説明は 厳密なものでなく イメージが湧くようにしておりますので、専門的でないこと承知してください。近くに機械工場があれば詳しく違いや用途聞いてください。
この回答へのお礼
お礼日時:2015/01/30 09:57
なるほど、勉強になりました!
イマイチイメージがわかなかったのですが縦型の旋盤はターニングと言うのに対し、latheとの違いが気になっておりましたのではっきりしました。
とても丁寧な回答ありがとうございました。
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