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自宅庭先に植えてある椿の花が最近咲きました。しかし、依然と比べて花びらの赤い色がとても汚く感じています。以前の花は見事なくらいとてもきれいな赤をしていたのですが、この2~3年は花が咲かず、心配していたのですが、この春やっと咲いたと思ったら色付きがよくないのでがっかりしています。椿の花って、毎年咲くものではないのでしょうか?また、花びらの色の付き方はその年によって変わってくるものなのでしょうか?ご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

造園屋に勤務しています。



椿は放任(何もせず樹木の生育に任せる事)しても必ず開花します。
ただ年間の管理の不具合で開花数が減少したり、花色が変化したり
します。どのような管理をされているのか何も書かれていません
から、一概に何が悪いのかと言う事は出来ません。

椿は常緑樹で剪定時期は3~4月が基本です。剪定は根や芽が動き
出す前か直前にするのが基本で、例えば花芽分化(翌年の花芽が作
られる時期)の最中に剪定を行ってしまうと翌年の花数は少なくな
ります。椿の花芽分化は6月中旬から8月中旬に行われます。この
花芽分化をしている光景は肉眼では分りません。花芽分化が行われ
ている時期は、樹勢も強く葉も枝もドンドン茂ります。茂り過ぎて
葉が密集して日当たりも悪く感じてしまうでしょう。葉と葉との間
が込み合ってしまうとチヤドクガと言う毛虫が大量に発生します。
葉との込み合いを避けるため剪定を行われる方がいます。でもこれ
が花芽を少なくさせる原因になるんです。この時期は花芽分化と言
う作業が樹木本体で行われている真っ最中ですから、この時期には
何があっても剪定はしない事です。
剪定時期は必ず守る事です。

椿は放任すると蕾を沢山つけます。蕾が沢山つけば開花したら綺麗
ですが、これが椿にとっては厄介な事になるんですね。つまり蕾を
沢山付ける事で体力が大きく消耗してしまいます。体力が消耗して
しまうと開花させる力も減少するので、どうしても花色が悪くなっ
てしまいます。これを防ぐには蕾が出来た時点で、可哀想でしょう
が蕾を落としてしまいます。理想は一枝に対して蕾が1個です。

何度も書きますが開花させると体力が極端に消耗します。これを防
ぐためには決められた時期に決められた量の肥料を与える事です。
2月の寒肥を1回、5月に御礼肥で1回、8~9月に追肥で1回の年3回
与えます。油粕と化成肥料を等量混ぜた物を幹から離した場所に施
します。基本は根に触れないように施します。根に触れると根枯れ
を起こすからです。施す位置は地上部にある葉枝を見て決めます。
葉枝の先の真下の位置に浅い溝を掘り、先程に混ぜた肥料を入れて
土を被せます。

根の張りが悪いと花色が悪くなったり樹勢が衰えます。これは土壌
が悪くなっている証拠ですから、根張りが良くなるように土壌改良
をする必要があります。植えられている状態では土壌改良は難しい
ので、こんな時はバーク堆肥を地表に撒き、地表の土と一緒に軽く
耕してやります。肥料を与える時に肥料にバーク堆肥を混ぜ込んで
も良いでしょう。

余談ですが、チヤドクガの毒毛に触れると猛烈な痒みを生じます。
消毒の際は雨合羽を着用し、皮膚に毒毛が触れないように注意する
必要があります。根元に落ちてる葉にも毒毛がありますので、絶対
に素手では触らない事です。
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この回答へのお礼

いろいろ勉強になりました。ありがとうございました。数年前、大量の毛虫がでたので自分で枝ごと切ってしまったことがありました。花が咲かない時期が続いたのはそのせいだったかもしれません。きれいな花を咲かせるためにどうしたらいいかについて近所の植木屋さんにでも相談してみます。

お礼日時:2015/01/26 13:00

椿の花は変化します。


赤(オレンジっぽい)に始まり、赤(オレンジっぽい)に終わると言われています。
種は勿論、挿し木や取り木で増やしても同じです。

根が着いて、育って、3~4年で花が咲きます。先ず、赤が咲きます。
そのまま育てれば、咲き続きますが、剪定の時期や、雨の多さ少なさ等で花芽を持たないときもありますし、花芽を持っても咲く前に花芽の中を食い荒らされて、咲かずに落ちることもあります。
花芽を持たなかったのか、花芽はあるけど開花しなかったのかだと思います。

椿は、赤い花が咲いて、5年くらいで変色して、別の花になったり、赤、絣、ピンク、白等に変化、咲分けしたりします。
そして、15年位すると、赤に戻ります。

いろんな色を楽しみたいときは、剪定で若さを保ち続ける事が必要になります。
5~10年くらいの若さを保ち続ければ、咲分けの性質のある物なら、咲分けし続けます。

前の年の花芽を作る時期に、鶏糞など、燐酸の多い肥料をやると、花芽を作りすぎて、花が小さく、艶の無い花になるときがあります。

春の花前に切ると、切り口から水を流します。そうなると、来年の花芽が良くない花芽を作る場合もあります。

ダラダラと書きましたが、思い当たるところが有れば、今年の花芽を作る時期にそれを回避して下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。花の色が変化するとは知りませんでした。勉強になりました。

お礼日時:2015/01/26 13:05

よほどのことが無い限り、毎年咲きます。


汚く感じています・・・主観ですので 何とも言えません。
ただ 日当たりは花付きや色合いに影響が有り、又肥料の有る無しにも影響受けます。
天候(雨など年間通じての気候 猛暑、冷夏、多雨、干ばつその他)で影響受ける場合も有ります。
木は生き物ですから、人と同じに年間の天候に影響受けます。
我が家の椿も 年により、色合いや鮮やかさは 見る方の気持ちも有るかもしれませんが、違います。
特に赤系は出やすい感じです。(いわゆる斑入りー赤と白ーは赤が薄くなったり、白が目立って赤白のコントラストが悪い時等あります。今年は赤が色合い良くないですね。)

大抵は 放置してよいのですが、花後に選定して、お礼肥えを与えて、木を元気にさせると良いかと思います。放置すると花がつきすぎて体力消耗して、翌年は不作なども生じる場合が有ります。
場合によっては、秋に花芽を確認して、少し花数を減らす軽い剪定されてはどうですか。
充実した花が咲くと思いますが。

私は 花がつきすぎると そうしています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。いろいろ試してやってみます。

お礼日時:2015/01/26 12:49

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