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テレビで中国の学生が、「日本が仕掛けた侵略戦争なので、原爆を落とされても仕方がない」と言っておりました。

そこで質問です。
市街地に対する空襲は当時の国際法違反ではなかったのでしょうか。
アメリカが国際連盟に非加入な上に、第二次世界大戦が始まると、国際連盟は事実上活動を停止していたせいで、国際法自体が存在しなかったのでしょうか?
そうなると、戦争犯罪自体も存在しないという理屈になってしまいますが。

素人の疑問で申し訳ありませんが、ご存知の方がいらしたら宜しくお願いいたします。

A 回答 (5件)

>日本が仕掛けた侵略戦争


にも異議ありですが、それはさておき・・・
>市街地に対する空襲は当時の国際法違反ではなかったのでしょうか
それを問題にしています。原爆もですが間違いなく戦争犯罪です。
それに対して、度々問題にされる日本のA級戦犯は当時は合法、戦犯ではありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
おっしゃる通り突っ込みどころの多い話です。

さて、同件ですが、「犯罪」というくらいですから「法」を破ったという事だと思います。
どのような法律によるものなのを確認したいのです。
最終的には、「何法の第何条」かまでを知り、読んでみたいと思っております。

ひょっとしたら、「日本軍が戦争時に民間人に害をなした事が、東京裁判で罪に問われた → つまり兵隊の非戦闘員への攻撃は犯罪と定義する → 市街地への攻撃は犯罪」という事後的な論法しかないのでしょうか。

追加での質問で申し訳ありませんが、ご存知でしたらお願いいたします。

お礼日時:2015/09/04 15:14

連投ご無礼します。


日本が事後立法で裁かれたのは、A級戦犯「平和に対する罪」です。
日本軍が戦争時に意識して民間人に害をなした事は無いと信じています。
真珠湾だって、映画では病院を空襲したりしてますが、原則艦船しか狙ってません。

で、「何法の第何条」ですか。一次大戦後「戦時国際法」で定めた「交戦法規」で
一般住民、非戦闘員に危害を加え無い事。軍事目標以外は攻撃し無い事
不必要な苦痛を与える残虐な兵器の使用禁止。捕虜の虐待禁止。を規定してますが、
法と言うより条約(でしかも一部調印)のようです。
二次大戦後のジュネーブ条約だってそうですよね。
しかも警察のように番人が居ませんから、結局勝者が敗者を裁くことになります。
負けた日本は無かった罪まで着せられ、勝った国連軍はおとがめ無しどころか
正当化してしまいましたね。
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この回答へのお礼

ご回答くださりありがとうございます。

「交戦法規」をざっとですが読んでみました。
おっしゃるとおりでした。

勝てば官軍、という事もありとにかく勝たなければならないわけで、日本を含めて国際法(条約)を完全に守った国はないのかもしれません。

真珠湾攻撃は伝わりづらい布告の仕方で、グレーではないかと思いますし、
重慶爆撃は完全な市街地の空爆のようです。

私の今の認識を書きます。
・重慶爆撃などの日本の戦争犯罪は責められてもしょうがない
・それと同じように、日本市街地への各空襲や、原爆投下は本来責められるべきものである
・ただ敗戦国なので、相手に責任を取らせる事は不可能

少なくとも「日本が仕掛けたから、原爆投下も仕方がない」は間違った論法だと確認できました。

浅い解釈で申し訳ありませんが、頭の整理ができたと思っております。
ありがとうございました。

お礼日時:2015/09/04 17:21

>市街地に対する空襲は当時の国際法違反ではなかったのでしょうか。


 1899年のハーグ陸戦条約の以下条文に触れると思います。アメリカも調印していますね。
 第25条:防守されていない都市、集落、住宅または建物は、いかなる手段によってもこれを攻撃または砲撃することはできない。
 
 対日本の都市爆撃を主導したカーチス・ルメイ少将によれば、日本の下町には兵器の生産を担う工場が存在しており、都市や住宅ではなく一軒一軒が軍需工場である、という解釈らしいです。

 あちらが勝ったから犯罪とされなかっただけですよ。その証拠に、日本軍が行なった重慶爆撃は東京裁判で裁かれています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ハーグ陸戦条約をざっとですが、読んでみました。
確かにアメリカも調印していました。
条項数までお教えいただきましてありがとうございます。
調べてみます。

国際法も条約も当時はあまり重要視されていないようです。

戦争犯罪は勝った方はなかったことにできるのですね。

ただ少なくとも「日本が仕掛けたから、原爆投下も仕方がない」は間違った論法だと確認できました。

浅い解釈で申し訳ありませんが、頭の整理ができたと思っております。
ありがとうございました。

お礼日時:2015/09/04 17:25

質問の主旨は↓でよいのでしょうか。



A:>市街地に対する空襲は当時の国際法違反ではなかったのでしょうか。

B:>国際連盟は事実上活動を停止していたせいで、国際法自体が存在しなかったのでしょうか?


回答A:全ての市街地に対して禁止されているのではない。
(そんな内容だったら包囲して兵糧攻めしかできなくなる。)

ハーグ条約で空襲(という攻撃)できないのは以下のような場所ですが、当時の東京は補給や兵站の拠点であり物資の生産拠点であり、防衛の為の軍もあったので、攻撃(空襲も含む)対象にすることは問題ありません。

1:防守セサル都市、村落、住宅又ハ建物ハ、如何ナル手段ニ依ルモ、之ヲ攻撃又ハ砲撃スルコトヲ得ス。

しかし、連合軍の行った「イ」と「ロ」の【無差別】な空襲は、以下の2~5の条約に違反しているとして東京裁判で指摘されています。(そして却下されています)

イ:作戦範囲の外周に焼夷弾を投下し、炎の壁を作る
ロ:イにより住民の避難を不可能にして、通常爆弾による爆撃を行う。

2:兵器ヲ捨テ又ハ自衛ノ手段盡キテ降ヲ乞ヘル敵ヲ殺傷スルコト
3:不必要ノ苦痛ヲ与フヘキ兵器、投射物其ノ他ノ物質ヲ使用スルコト
4:戰争ノ必要上万已ヲ得サル場合ヲ除クノ外敵ノ財産ヲ破壊シ又ハ押収スルコト
5:攻囲及砲撃ヲ爲スニ當リテハ、宗教、技芸、学術及慈善ノ用ニ供セラルル建物、歴史上ノ記念建造物、病院並病者及傷者ノ収容所ハ、同時ニ軍事上ノ目的ニ使用セラレサル限、之ヲシテ成ルヘク損害ヲ免レシムル爲、必要ナル一切ノ手段ヲ執ルヘキモノトス。




以上の東京空襲の違法性に対して、重慶の件を語る意見があるようです。

しかし、重慶は日本と違って民間人の居住区に高射砲台を設置するという、トンデモな事を行っています。
それらの兵器に対して攻撃をすることは合法であり、日本軍はそれに配慮する必要はありませんでした。
しかし、人道的な配慮から精密爆撃を心がけた為に多くの損害を出してしまい、最後はやむを得ずそこにも攻撃をせざるをえませんでした。



回答B:それはありえないと思います。

「国際連盟は事実上活動を停止していた」という根拠は何でしょうか。
そして「連合国」と「国際連盟」は別の存在です。

そもそも、戦争のやり方を定めた「国際法」が戦時中に消滅するなら意味がありません。
それらは国際連盟の存在を前提としているものではありません。

また、質問者様の「国際法」と「国際機関」に抱いている幻想や「戦争」に対する認識が不明ですが、そもそも「国際法」という名称の法律はありません。

一般に言われている「国際法」とは、【各国が個々に締結した諸条約】と【当時の国際社会の慣習】の集大成に過ぎません。
その為に、時代によって移り変わるもので、不変ではありません。

そして、国際連盟は加盟国間の問題の調停機関に過ぎません。
国家を裁く権限などありませんし、独自に刑を執行する能力(軍事力)も持っていません。
(加盟国の分担金で運営している為に独自の財政的基盤がありません)

以上から加盟国も、国連の決定に従う「法的義務」はありません。
加盟しているメリット>離脱して孤立するデメリット なので加盟している過ぎません。
これらは「国際連合」も同様です。

以上から極論すれば、国連は組織としては町内会と同レベルでしかありません。
(町内のボス的存在である常任理事国もいます)


そもそも、主権を持つ「国家」に対して、強制力を行使できる正当性を持つ存在はありません。
加盟国間の問題について、当事国の承認もなしに、国連が実力を行使する義務や権限もありません。

これらついては↓の私の回答をご覧ください。

【ドイツと日本はなぜ戦争の反省度が違うのか?】(「主権」と「戦争」について 私の回答は12)
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8688472.html

敗戦国が一方的に裁かれるものでもありません。
WW2と東京裁判が異常だっただけです。

【ネトウヨって・・・?】(東京裁判について 私の回答は8)
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8701192.html



質問文中の無知な中国人の妄言については、質問の範囲から外れるのでここでは字数を使って回答はしません。
知りたければ↓の私の回答(No4)をご覧ください。

【過去の他国への侵略行為について謝罪するのは、国際的コンセンサスか?】(日中戦争と「侵略」の定義)
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8966608.html

【A級戦犯とBC級戦犯の違いは?の問いに答えられない中国人】(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=iOq_2fZkKZM
「市街地の空襲と国際法(第二次世界大戦)」の回答画像4
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東京大空襲や広島長崎の原爆投下は、明らかな国際法違反です。





>国際法自体が存在しなかったのでしょうか?

存在します。

ただ、国際法と言うのは強制法ではなく合意法です。弱い奴が破った場合は、リンチにあいますが、強い奴が破っても不問になります。アメリカの戦争犯罪を問われないのは、そのためです。

それと、国際法は不文です。ジュネーブ人道条約など、条文になっているものはありますが、それはほんの氷山の一角です。その多くは不文法です。歴史的慣習によって培われてきた合意法ですので、歴史を理解しないと国際法を理解できません。




因みに、アメリカの沖縄の民間人の大量殺害は国際法違反にはなりません。


戦闘地域に民間人がいる場合、便衣兵の可能性もあるので一々検閲など出来ません。例え本当に民間人であっても「戦闘地域にいる民間人が悪い」と言う理由で、国際法違反にはなりません。

イラク戦争などでは「人間の盾」と称して、自ら戦闘地域に民間人が足を踏み入れた人がいたようですが、愚かとしか言いようがありません。


民間人の保護はその国の政府に責任があるために、沖縄の人を安全な場所に避難させなかった日本政府の責任になります。その様に行政執行をする立場は警察にあります。軍部は民間人を疎開させるなどの権限はありません。沖縄にいる民間人を安全な場所に疎開させる義務を怠った、当時の警察に責任があります。

テレビでは軍部を非難しますが、お門違いです。
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