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客観的な文章を書けるようになりたい。

初めまして、この春から大学生になった者です。大学ではレポートを書く機会が多く、今まで感想文などの主観的文章しか書いてこなかった私には苦行です。先生から返されたレポートにも客観的考察を心がけるように、とありました。
どうしたら客観的文章が書けるようになりますか?添削講座などにも参加したほうがいいのでしょうか?

A 回答 (5件)

文末表現を工夫するだけで客観的な文章になるよ。


ていうか、その文末にしようとすると、主観的な文章が成り立たなくなって、客観的な文章になるって感じ。

例えば、「~である」っていう断定の表現は、「~と思う」よりも客観的な言い回しだよね。
自分の感想や考えを「~である」って言いきるのはおかしいよね?
そうなると「~である」って文末にしようとしたら必然的に客観的な内容の文章にならざるを得ないよ。
他には「○m高い」「×m低い」などデジタルに考えられる内容も客観的なものだよね。
そうやって言い切れる事実を積み重ねて文章を書いて、その文末を曖昧にしないようにすれば良いよ。

もし意見などを書く場合は、それを裏付ける根拠を示せるなら書けばよい。
根拠が示せないものは客観性に欠けるからね。
根拠をしっかりと並べて、必然的にその意見になるのはおかしくないよなって流れで意見を書くと、客観的な文章になるよ。

心を表現するような言葉も避けた方が良い。
例えば「~には強い憤りを覚える」なんて書いても、それは執筆者の価値観の上での話だから、客観的じゃない。
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考察というのは、客観的事実に対する自分の考え(主観的意見)を述べることが重要かと思います。


客観的事実、主観的考察、これらが明確に分離されて記述されていればよいのではないでしょうか。
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「客観的」という言葉にとらわれない方が良いと思います。

なぜなら、たとえ客観的に書けていようとも、一つ一つの事実がバラバラに並んでいるだけでは、何の価値もないからです。

論理的であることを目指しましょう。論理的であれば、おのずと客観的な文章が書けます。

そもそも客観的とはどういうことかというと、「根拠が、心証などに拠らず、何らかの事実に依存している」ということです。「私はこう思っている・感じた」ではなく、「こういう事実がある」という文を組み合わせて文章を作るということですね。

では論理的な文章を書くためにはどうすればよいのでしょうか。

・接続詞を適切に使い分ける。
・根拠→結論の関係が、入れ子構造を作りながら文章を紡いでいる。
・定義と事例の両面から事実を説明している。

論理的な文章の基礎を学ぶためにはトレーニングが必要です。私は次の書籍で勉強しました。

論理トレーニング101題 : 野矢 茂樹 : 本 : Amazon
http://www.amazon.co.jp/dp/478280136X

この本は「難しい」と評判なので、やるならパーフェクトを目指さないほうが良いです。5割できれば十分。必要なのは論理的な文章をつくるための概念を知ることです。あとはだいたい頭に入っていればOK。

ところで、「客観的」を意識するあまり、調べものに奔走するのは、個人的にはオススメしません。大学の先生は褒めてくれるかもしれないけれど、学生はいろいろと忙しいものです。

情報収集はもちろん必要ですが、「仮説ありき」で資料を探すほうが良いと思います。いちばんまずいのは、まったく知らない分野について入門書を読むことから始めるという姿勢です。これは個人的には、知識の獲得方法として非効率すぎると思います。(でも大学の先生は褒めてくれるでしょう。)

なるべくすでに知っている知識をもとに仮説を組み立てて、必要最小限の情報収集に留めるほうが、現実的かつ、知識の獲得方法としても優れていると私は考えています。要するに入門書を一冊読んだところで、いったいどれだけのものが体に残るかって話です。それよりは、断片的な知識を少しずつ膨らませて、ある程度の量がたまったところで全体を総合する方が、知識が総体として身につきやすいと思います。

ちょっと脱線しました。後半の「学習論」は、ちょうどいま私が考えていたことで、ご質問とは何の関係もないので無視してくれて良いです。

話を戻すと、論理的でありさえすれば、そこには必然的に複数の「根拠となる事実」が組み込まれるので、自然と客観的な論述が完成します。その際に裏付けとして必要になる資料も、だいたい見極めがつくことでしょう。
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とりあえずベストセラー本でも読んでみてください。



木下是雄 著 『理科系の作文技術』(中公新書)
http://www.chuko.co.jp/shinsho/1981/09/100624.html
物理学者で、独自の発想で知られる著者が、理科系の研究者・技術者・学生のために、論文・レポート・説明書・仕事の手紙の書き方、学会講演のコツを具体的にコーチする。盛りこむべき内容をどう取捨し、それをどう組み立てるかが勝負だ、と著者は説く。文のうまさに主眼を置いた従来の文章読本とは一線を劃し、ひたすら・明快・簡潔な表現・を追求したこの本は、文科系の人たちにも新鮮な刺激を与え、・本当に役に立った・と絶賛された。

『理科系の作文技術』、81刷100万部を突破 異例のヒットの理由
http://withnews.jp/article/f0160327003qq00000000 …
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技術系の仕事をしていて、取引先へ提出する報告書を頻繁に作成している者です。


最近、入社数年目の後輩(理系の一流大学院卒)に、質問者さんの先生と同じような指導をしました。
客観的にという趣旨だけではありませんが、私が指導した内容を書きますのでご参考ください。
・結論が目的から脱線している。
・自分が考える結論に無理矢理誘導しようとしているように感じる。我が強い。
・根拠が薄く、それを根拠とする説明がない。業界の常識だが読み手に対して不親切すぎる。
・推測レベルの内容なのに断言している。断言できる立場でないのに断言している。
・日本語が美しくない。メールの文章は普通だが、報告書となると文章が異常に下手。

社内では「報告書は慣れるしかない」と皆言います。何がまずいのか頭に入れながらたくさん書くうちに上達すると思いますが、私は若い頃、先輩方や社外の方の報告書をたくさん読み、美しいと感じた報告書の構成や言い回しを真似るようにしていました。
レポートを書く機会がなかったということは、読む機会もなかったのではないでしょうか。まずはレポートをたくさん読んでみてその世界を感じてください。添削口座うけるよりも遥かに有意義ですし、自力で上達する方が良いレポートが書けた時の喜びは大きいものです。
がんばってください。
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