不動産やさんの重要事項説明　都市計画道路建築予定地から100メートルの土地

Question

お世話になります。

東京都の第四次事業化計画（平成３７年までに整備予定の道路）として優先道路に指定されました補助26号線というものがあると最近聞きました。

これは、半年前に私が購入しました土地から、１００メートル離れた位置に建築予定だそうです。
線路が通っているところをお通るため、かなり深く掘るトンネルがある道路４車線になるそうです。

静かな環境が気に入って購入したので、本当にショックです。
重要事項説明にはこの記載はありませんでした。

近所の不動産やさんに、そのショックを伝えましたら
それは重要事項説明にないのはおかしい、訴訟にしてもいいくらいの問題だ

とおっしゃいます。

できましたら、もう白紙に戻したいくらいですが
ローンの利息も払っておりますし、設計士さんへの設計料も支払済です。
登記費なども含め、これらが損をすることは、仕方ないとすると

売主さんに戻すことは現実的に可能なことでしょうか。

実際にそんな経験をされた方や、そんな取り組みをした方がいれば教えてください。

都の相談の方にお話しましたら、実際に道路がかかっていれば法律違反だけれども
そこはグレーなのです、とのお話でした。

実際のお話をお聞かせねがえますでしょうか。
どうかよろしくお願い致します。

gookaiin · Accepted Answer

http://www.mlit.go.jp/common/001037688.pdf

国土交通省の重要事項説明に関するHPです。
これの７枚目（第６項）に重要事項として説明すべき項目が挙げられている。
これをみるかぎり、100ｍ離れた所の地下を走る道路計画を重要事項として説明する必要はないと思われる。

おまけに、
＞私が購入しました土地から、１００メートル離れた位置に建築予定
＞線路が通っているところをお通るため、かなり深く掘るトンネルがある道路

でしょ。地下深くにトンネルを作るならシールドマシンを使った工事になる。100ｍも離れているなら、質問者さんは工事をやっていることにすら、気が付かないと思うよ。
ほって出てくる土砂はシールドマシンの出発点となる立坑からのみ運び出される。

以下、ウィキペディアのシールドトンネルのＨＰ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB

このＨＰを見ると都内で作られたシールドトンネルの例がたくさん出てくる。

代表的な都内の道路トンネルとして山手トンネル（首都高速中央環状線）がある。20キロ近くのトンネル道路だが、でもこれまでこのトンネル工事の施工に伴う工事の振動とか騒音が問題になったことはないでしょ。

質問者さん、心配し過ぎだと思います。

ashitahatennki · Answer

土地に関しても説明違反ではないので将来不安なら
早めに売却する作戦もあります。

gookaiin · Answer

＞心配しすぎ、という点をいただきながら再度の質問を申し訳ないです。
ご教示いただけましたら幸いです。

いえいえ、できる範囲でご回答させていただきます。

＞トンネル、といいますのは電車の線路のところだけで私の家から近いところは表面から５メートルくらい下まで掘り下げる道路になります。
＞上部は開放です。その幅は２２メートルです。その脇に、副道幅７．５も新設されるようです。
＞今現在はそこには4メートル程度の道が走っているだけで、平らで掘られておりません。

了解しました。

＞そのような工事でも、工事はそんなに大掛かりになりませんでしょうか。
＞上から掘るような形になると思うのですが・・・

当然大掛かりな工事にはなります。でも・・・

最近は工事の騒音や振動についてはすぐにクレームとなります。基本的にはどこの工事においてもクレームが発生しないように、騒音や振動を出さない形で工事が進められています。（町中を歩いていても、数十年前によくあった工事の騒音を聞くことが少なくなったと思いませんか？）

質問者さんの所は100ｍ離れているんでしょ。もしも質問者さんの所で騒音や振動が問題になるならば、もっと近くに住んでいる人にとっては、さらに大きな問題になるでしょう。

売主さんに土地を買い戻してもらうということより、工事を実施する東京都に、「工事騒音や振動で迷惑は被らないんだな」ということを確認する話だと思います。

蛇足ですが、

＞この道路は、実際に近くを通るからといって、便利になる道路ではないのです。
＞我が家からは直接アクセスできない道路です。

地下トンネルの道路ではないなら、全くアクセスができないということはないんじゃないんですか。それなりに家の近くに大きな道路ができれば、車利用の点ではプラスになると思いますよ。

suzuki0013 · Answer

すでに解答が出ているけれども。

これ、東京の話だよね。

＞近所の不動産やさんに、そのショックを伝えましたら それは重要事項説明にないのはおかしい、訴訟にしてもいいくらいの問題だ

逆にこの発言が訴訟レベル（仲介業者から訴えられる）かも。
重要事項の告知事項に該当する嫌悪施設として、騒音や振動の発生源である「高速道路等の主要道路」や「地下軌道」があるけれど、100ｍ離れていれば騒音や振動は受忍限度をはるかに下回るから、告知義務としてはナイと言っても過言ではないよ。
裁判例がないから確実なことは言えないけれど・・・というか、100ｍ離れた道路計画の説明がなかったことで裁判にはまずならないから。
補助26号線って、いま計画を見たら品川から中野までの計画みたいだし。。。
これで「訴訟にしてもいいくらいの問題」と言い出したら23区内の土地はほぼすべて告知が必要だし、場所によっては両手で足りないくらいの告知事項目数になるよ。
プロなんだから、いくら自分が関わっていない取引についてのことでも、安易に誤解を招くような発言は慎んだ方がいい。（後述の地元情報でもあれば別）
それか、近所の不動産屋さん、何か勘違いしてるかもしれないよ。
100ｍじゃなくて10ｍと思っているとか。

都の相談窓口の言う「グレー」というのは表現はさておき、内容としては適切。
”距離”については明確な規定がないから。
強いて本件で告知義務の有無を争うなら、補助26号線に関連した説明会などの通知が売主の元に届いていたかどうか。
説明会の案内が届くということは、都はその土地が工事や道路開通後の影響を受ける範囲内と考えているということ。
売主目線ではなく客観的な判断であり、さらに売り主は当然知り得た情報でもあるため、これを買主へ告知する義務がないとは言えない。
もし近所の不動産屋さんがこの地元情報を踏まえて発言しているのであれば、さすが地元の業者さんというところだけれども・・・？

また、嫌悪施設については、法的な責任はなかったとしても買主が白紙撤回を希望していれば売主を説得して一旦白紙に戻すのが適切という見解もある。
質問者が白紙撤回を希望しているような記述もあるので、この点では仲介会社の良心的な尽力を請求してもいいかもしれない。
ただ、100ｍ先の4車線地下軌道だからなぁ・・・。
ごく普通の2車線道路が50ｍ先にでもあればこっちの方がきっとうるさいし振動もあるはず。
これで白紙が適切といえるのかぁ、うーん。。。取引の公平性を考えれば売主に著しく不利になるけれど、まあ、どうなんだろうね。

不動産やさんの重要事項説明 都市計画道路建築予定地から100メートルの土地

土地に関しても説明違反ではないので将来不安なら

＞心配しすぎ、という点をいただきながら再度の質問を申し訳ないです。

すでに解答が出ているけれども。

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