プロが教えるわが家の防犯対策術!

下記のような文章について、分からない点が、それぞれ2つあります。

① By no means will we downsize our staff in this bad economy.
(現在のような不景気のときにも、我々は決してスタッフを削減しない。)

↑ will があるのは文法的にどのような解釈なのでしょうか? will は 必要なのでしょうか?

② No sooner did I arrive at work than I saw my desk loaded wtih files.
(オフィスにつくとすぐに、ディスクがファイルの山になっているのが分かった。)

↑ こちらも①に似ているのですけど、did があるのは文法的にどのような解釈なのでしょうか? did は 必要なのでしょうか?

A 回答 (2件)

倒置(法)です。


By no means や No sonner が文頭に来ることによって倒置が起きました。
なぜかというと 「どうやっても」とか「すぐに」という事を、”強調”して伝えたいからです。「ほんと、もうどーやっても」とか「超、その瞬間」というニュアンスでしょうか。(訳文には、そのまま書かないでね!)

by no means や No sonner の後に「疑問文の語順」が続けば”倒置が起きた”といいます。倒置を起こすフレーズはたくさんありますし、必ず倒置が起こるわけでもなく、倒置を用いるかどうかは、「書き手の伝えたい気持ち」次第です。

willは助動詞なので、そのまま疑問文のように「we」の前に移動できます。「I arrive」は、過去の事なので元々は「I arrived」でした。が、倒置の為には疑問文の語順が必要なので「didi I arrive」でなければならない。

ややこしいので学校では詳しく習いませんが、didも「過去の意味を持ち、疑問文を作る”助動詞”」です。
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この回答へのお礼

とても詳しく説明していただいてありがとうございます。文法の参考書をもっていますが、倒置法については説明がなかったので、新しい発見です。文法の奥の深さを痛感します。

お礼日時:2016/07/04 03:51

By no meansとかNo soonerとかこういう強い意味合いの表現が来ると強調を伴って、それに続く文が疑問文と同じような形になることがあります。

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この回答へのお礼

ありがとうございました。強調したいときに使うのですね。倒置を使った英文は知らなかったのでとても参考になりました。

お礼日時:2016/07/04 03:53

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