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旧帝大文系の修士・博士課程進学について悩んでいます

私は現在、旧帝大の文学部3年東洋哲学系の学科に在籍中で、今後も研究者としての道を歩むべきか悩んでいます。
研究者になるためには、基本的に修士2年・博士3年(最短)を通らなければなりませんし、最短での話ですから、実際は7~8年はかかるのではないかと考えています。

つまり30代になってやっと博士号を取得し研究者の道に入れるわけですが、文系は理系と違って大学院修了後の就職先が極めて少ないとの話をしばしば耳にします。そうなれば非常勤講師として大学で講師や、ポスドクとして研究室に残ることになり、それから数年で大学で教授職の募集があれば良いものの、大抵は上手く行かないとも聞いております。

博物館や記念館などの学芸員になる手もありますが、本当にその分野に興味があるのでなければ、わざわざ大学院へ進学せず、他の就職先を探した方がいいのかもしれません。

しかし、大学では既に東洋哲学系の専攻を選んでしまいましたし、就職活動をするにも後悔が残ります。なぜなら、本来私は高校時代は偏差値70の地元高校で、数学・化学・物理などの理系科目は常に校内4位以内には入れていたのですが、当時から国内外の歴史家や哲学者達に憧れて、理系科目と比べると比較的苦手だった文系科目をなんとか勉強し、ついには早稲田文学部と旧帝大文学部に合格した過去があるからです。歴史家や哲学者になるには、大学院課程も経なければいけまいと、学費の安い国立大学を選び早稲田は諦めたのですが、就職活動をするんだったら、大学も早稲田を選び、学科も哲学より実用的な学科を選ぶべきだったかなとも(もっと言えば工学部や医学部へ進むべきだったのかなとも)、最近になって思うようになりました。

過去のことはさておき、今からどうするかを考えても、今後7~8年とそれにかかる諸費用を学問に費やし、おそらく結婚・家庭づくりも周りの人より遅くしてまで博士号を得たとしても、本当に優秀な実績・実力を身に付けられなければ中々良い結果を出せないという道を、進んで行けるのか非常に不安です。

現在は21歳で、英語はToefl IBT90点前後で、第二外国語としては朝鮮語で専門書籍を読み取ったり、翻訳なども可能になりました。教員免許は取得しておらず、その他の資格は運転免許しか取得しておりません。大学の授業では法律や経済の分野は余り深く触れておらず、西洋・東洋の哲学、倫理学、論理学、日本思想、歴史などを主に学んでいました。大学教授はぜひ院に進んで研究を続けて欲しいとのことで、全国各地の研究会などにも連れて行ってくれたりします。

迷わずに今の道を着々と進んで行った方が良いとも思いますが、周りの友人や、地元の親戚、家族のことを考えるとなおさら悩みが増してしまいます。また、就職を準備するにも、若干手遅れなのではないかとの不安があります。今後どうすればいいのか、アドバイス下されば幸いです。

A 回答 (2件)

とりあえず、研究者は、


・自分は世界一頭が良いと信じること
です。一方で、同時に
・自然や世界の仕組みについて自分が知っていることはほとんどない(上とあわせると、人類は何も知らない、ってことかな)
と信じることも必要です。
で、これをあわせると、
・今はほとんど何も分かっていないので研究すべきことはたくさんある、
となりますかね。
とりあえず、楽観的な人間じゃなくては、研究者なんて生き方はできないです。
金? ⇒ まあ、なんとかなるでしょ。
成果がでない? ⇒ 明日、大発見する予定。

まあ、実際問題、研究で成果を出せるかは、「頭がいいか」ではなくて、「どこまで本気になれるか」で決まると思います。
結局のところ、研究成果は単純にかけた時間に比例する、んですよね。
結果として、当然ですが、浮世離れした人間にはなりますけどね。

一方で、産業界に就職するというなら、当然それもありだと思います。今からでも十分に間に合うと思います。(手遅れなんてことは全くない)
あなたのような優秀な方が、日本や世界の未来のためにバリバリ働いていただければ、非常にありがたいです。
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結局頭が良くでも進む道を間違えます。


十分間に合う年なので、ここでやり直しするか
このまま流されてるか 

結局 やりたい事をして稼げる道がいいし
社会人になれば、大人の事情は金になるかですよ
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