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アテネ・オリンピックを見ていて思ったのですが
(正確には五輪中継を見て思い出したのですが)
ギリシャでやっているのに英語とフランス語でアナウンスされますよね。

オリンピックだけでなく、国際会議や国連の職員の募集要項にも
英語とフランス語とあるのですがフランス語が世界の第2共通語と
いうのは、どのような根拠からなんでしょうか。なんとなくフランス語が
使用人口が多い(特にアフリカあたり)ということかなとも思うの
ですが、条約や規約で決まっているものなのでしょうか。国際的には
フランス語でもアナウンスされたり、フランス語で併記するという
ことの根拠となる条約や条文を教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

 日本語でも気軽に使う口語体と、正式な場で使う


文語体ってありますよね。英語とフランス語の
関係はそれとよく似ています。正式な場で
フランス語を使うのが一般化していると
言っていいでしょう。

 外来語っていうのはどこの国にもありますが、
英語の単語のかなりの部分がフランス語から
入って来たものです。英語圏では今でも
ラテン語を勉強しますが、ラテン語と言えば
フランスの元になった言葉で、日本語に例えて
言うなら、フランス語とラテン語は、現代文と古文
の関係です。
 つまり英語圏の生活の中でも、フランス語と
その古語であるラテン語が正式な場で使う言葉として
溶け込んでいます。

 このようになったのは、1066年の
ノルマン人のイングランド征服からで、
フランス語を使うノルマン人が、英語を使う
イングランドの人々を支配下に置き、その
支配体制が長く続いたため、フランス語が
英語に深く溶け込んだばかりでなく、
フランス語が支配階級の使う高貴な言葉、
公用語の色彩を持つようになり、これが
現在でも続いているんです。

 またこのインターネットですが、
アメリカが作ったネットですから、
当然英語中心で発展してきていますが、
ヨーロッパでは、これをアングロ・サクソン
の逆襲と呼んでいます。
イングランドが侵略されたとき、英語を
使っていた先住民族がアングロ・サクソン人
だったからです。


 因みに今現在は分かりませんが、地中海の観光船
などに乗ると、船内のアナウンスはスペイン語、
イタリア語、フランス語です。英語圏からの
観光客も多いはずなんですが。
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No3です。



>スペイン語もそうなりえたと思うのですが。

フランスの台頭とスペイン全盛時代は300年近い開きがあります。フランスが芸術・社交の中心となった頃にはスペインの影響力は衰えていたのです。当時のスペイン語の普及状態を正しく伝える映画も本も少ないので、
今日の状態から推測せざるを得ないわけです。フランス語が今後どうなるか、あと200年ぐらい経たなければ
18世紀のスペイン語の位置づけと同じにはなりません。
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オリンピックは もともと古代ギリシャのスポーツの祭典でした。

ところが、フランス人のクーベルタンが その古代ギリシャのオリンピックをヒントに 世界の国々が親善と友好を目的としたスポーツ競技として 提唱し
実現され 今日まで続いているのです。近代オリンピックが始まったばかりの頃は まだ英語よりもフランス語の勢力が強い時期でした。ですから、オリンピックの開会式の時 出場する国の順序は ギリシャが最初で あとは フランス語でのアルファベット順です。日本は Japonですね。・・・これからは スペイン語も共通語に加わるかもしれません。
それから 国連も歴史を遡れば 初めの頃はフランスが取り仕切っていたと思います。
それと、忘れてならないのは郵便です。外国に郵便を出す場合、国名は原則的にフランス語か英語で書くように決まっています。何といっても フランスはメートル法を制定した国です。ヤードポンド法はパソコンのモニターやテレビのサイズでくらいしか使いませんよね。第2次大戦までは 世界の中心はフランスだったのです
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、当時世界の中心はフランスかぁ。けっこう納得しました

お礼日時:2004/08/16 15:56

フランス語は18ー19世紀においては外交用語、社交用語、教養語として、丁度現在の英語の位置を占めていました。


20世紀、特に戦後は英語の地位が上がりフランス語は地位が下がってしまいましたが、現在でも当時の名残で色々な国際機関で第一共通語として使われています。どの言葉をその機関の共通語とするかは、個個の機関(クラブ、連盟など)の内規で決めている筈です。

国際オリンピック委員会は公式言語をフランス語と英語と定めています。(オリンピック憲章)なぜフランス語なのかというと近代オリンピックがフランスのピエール・ド・クーベルタン男爵の提唱で始まったからでしょう。

アテネオリンピックの入場行進ではギリシャ語、フランス語、英語の順でアナウンスされていましたね。因みに日本はヤポニアとアナウンスされていました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
フランス語が外交用語などに使われていたのは、国力と関係してるのでしょうかねぇ
もしそうだったら、スペイン語もそうなりえたと思うのですが。
オリンピックは、やはりクーベルタン男爵がフランス人ということですかね

お礼日時:2004/08/16 15:53

オリンピック憲章(第2章27条)に


「IOCの公式言語は、フランス語および英語である」
また、
「フランス語版と英語版との間に相違がある場合は、フラン語版が優先されるものとする。」
とあります。(参考URL)

近代オリンピックの提唱者クーベルタン男爵がフランス人だったからでしょうか。

参考URL:http://www.joc.or.jp/olympic/charter/chapter2/26 …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
URLを見たら、たしかにフランス語と記載されてますね。
やはりこれは、クーベルタン男爵が由来の話なんでしょうか

お礼日時:2004/08/16 15:48

オリンピックでなぜフランス語が使われているのかは判りませんが;



国連の公用語は
英語、フランス語、スペイン語、中国語、ロシア語、アラビア語
の6言語となっています。

人口比率とかを考えると、中国語やスペイン語の方が広く使われているはずですが?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
国連は、安保理の常任理事国の言葉とスペイン語、アラビア語なんですね。

お礼日時:2004/08/16 15:46

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