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電力の測定時の電力計の接続は高電圧のときは電流側の手前で並列に電圧計を繋ぎ、高電流のときは電流側の後ろに並列に電圧計を繋ぐと電力計の誤差が小さくなるという。

なぜ誤差が小さくなるんですか?

A 回答 (1件)

> …電流側の手前で…電流側の後ろに…


「電流側」とは「電流計」のことで、手前/後ろとは電源側から見て、のことと思います。

電圧計は電源に並列に挿入され、電流が流れます。
その前に電流計を置けば、電圧計の電流も一緒に計測されて、実際の負荷電流値より大きくなります。
電流計は、負荷電流の経路に直列に挿入され、電圧降下が生じます。
その前に電圧計があると、電流計の電圧も含んで計測されて、実際の負荷電圧値よりも大きくなります。
前2者の影響と計測器位置はたがいに矛盾するので、負荷計測に影響が少ない接続順を選択します。
電圧測定の回路図を書いて、電圧計の電流、電流計の電圧を書き込めば、ご理解できるでしょう。

ご質問の件では、
高電圧では、
電流が小さいので電流計の電圧降下は小さく、負荷電圧から見て無視できる、
電圧計の電流損失が負荷電流に比べて無視できないので、負荷電流として計測されないようにする、
これらから、電源ー電圧計ー電流計ー負荷と言う接続が望ましいです。
高電流では逆の理由になります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2017/08/08 07:29

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