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とある方の意見によると、

"日本語は速度に適しています。これは言語学においてもすでに立証されている事実です。

もちろんそれぞれの言語には異なった速読法のアプローチがあるのですが、概ね共通しているのは「文字ごと、単語ごとに読まない」ということです。むしろページ全体を「1つの画像」のように視覚的に把握し、同時に飛び込んでくる多くの情報を、脈絡をふまえた想像により、読み手として直感的に意味を構成するということです。

その際、日本語のように「漢字かな混じり」というのは大変アドバンテージがあり、文字というより「絵」として意味を吸収できる大きなメリットを持ちます。これは漢字が表意文字であることによります。もしすべての文章をひらがなだけ、あるいはローマ字で表記されてしまうと、これはもう速読できません。

日本語の速読にはいわゆる「斜め読み」というものがよく言われますが、まさにページの右上から左下に向けてさっと視線を直線的に流し、視覚スパンに映る表意文字の「絵柄」から内容を把握してしまいます。これは表音文字言語ではできない手法です。

表音文字言語の速読法は、あくまでも文法的論理構成を踏まえて、語順に応じて一度は目を通す必要があります。その際英語ならSVという冒頭の結論部分を中心として、情報価値の低い修飾語句でのテンションをさげるなどして視線を流していくのですが、大まかに把握された重要情報ごとの関係を想像と予測で補い、つじつまのあわない箇所のみ視線移動のスピードを下げて確認するという方法になります。

日本語が漢字かな混じりであるということから情報の視覚的差別化が容易であり、言うなれば漢字という目立つ「絵」だけをさっと眺めれば文意は概ね把握できてしまいます。これは英語で意味語を中心に把握し、機能語については想像で補うことに似ていますが、情報内容ごとの「目立ち」の差は漢字とかなの視覚的印象差の方が、英文に分かち書きの利があることを補ってあまりあるといえます。”


だそうです。一方で、次のような反対意見もあります。


"ぜんぜん。日本語は難しいですね。私は英語を読むほうが折りたたむように素直に頭に入って来る気がします。まず、日本語は英語のようにスペースで単語を区切らないので、おにぎりの飯粒のようにごちゃっと文字が張り付いています。日本語ネイティブとして意味は取れますが、これを外国人が学習によって習得しようとしたら気が遠くなるだろうとおもいます。どれが主語でどれが動詞やらサッパリじゃないでしょうか。自分がイギリス人だとして、よほど日本文化に興味をもっていなければ、この言語は習得は無理だと最初から手をつけないかもしれません。またその逆に、日本語を母語として身に着けていることのありがたさをしばしば感じます。日本の古典や漢文、近代の文学を日本語の原書で味わえるほどに読めるということはすばらしいことです。

日本語が速読に適さないことの最大の理由の一つは、敬語その他によって言語のひだが入り組み修飾されすぎていることでしょう。源氏物語は優れた物語文学ですが、あの文章から敬語などを取り去ったら3分の1の分量になると言われています。つまり、実質的な5W1Hと比較すれば、3分の2は文字がインフレーションを起こしているわけです。それだけ同じ情報量を読むのに英語のような形式的な敬語のひだのない言語に比べると、日本語を読むことは言語としては繊細である反面、非常に時間がかかるといえるでしょう。

また、日本語の場合は、否定要素が文末に来ることが多いだけに、そこまで読み切ることが要求されます。英語の場合は、文章を読んだ時点で話者の感情の否定性がまず読み手の頭にバチッとインプットされます。しかし、日本語の場合では、私は・・・・と内容をいろいろ読まされたあとに、「と思」まで読んでもまだこれが肯定なのか否定なのか判断できません。そのあとの「った」だの「わない」だのを見て初めて認識にインプットされます。この構造は速読にとってはひどいマイナスです。

こうした点から、日本語は速読には適さないと言えるでしょう。それと最後にもう一点あげるべきは、日本語の書き手が文章構成を重要視せず、必ずしも起承転結型の文章を書くわけではないことです。欧米のようにまず結論を書きなさいと大学などでのレポート作法では指導しますが、そういう論理構造を日本人自身がもたないため全体からすると悪文が非常に多いように思います。これも、速読にブレーキをかけている要因です。"


そこで質問です。英語の他に中国語や韓国語とも比較して、日本語は速読に適した言語だと思いますか?

質問者からの補足コメント

  • つらい・・・

    これは ちょっと意地悪(?)なレスですね。(;´・ω・)
    困りました。
    ~んん・・・・ それでは、日本語か英語か どちらか一方がオリジナルでは公平性に欠けるので、例えば 聖書を例に取りましょう。
    daaa-さんも 若干意義があるかもしれませんが、取りあえずは、これで比較したいと思います。
    もっといい題材があるのなら、daaa-さんが提案してくださいね。

    http://seisyodeeigo40.blog81.fc2.com/blog-entry- …

    もし、daaa-さんがキリスト教をお嫌いならすみません。( ´∀` )

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2017/08/15 20:33

A 回答 (5件)

速読とはちょっと違うかもしれませんが、日本語の方がわかりやすい、探しやすい場面は多いと思います。



例えばFacebookを使っていて、人の名前を探す時、「安倍晋太郎」とあるのと「Abe Shintaro」とでは、漢字の方が一目でわかります。
英語で名前が羅列してあると、探すのに一苦労しますが、漢字だと素早く探せます。

そのような時には日本語の方が有利ではないかと思いますし、速読にも通じるのかもしれません。
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この回答へのお礼

うーん・・・

回答ありがとうございます。

漢字のメリットですか。それでは 2006-2006さんは次の漢字を全部読めますか?

鮭・鰯・鯉・鰹・鱚・鯱・鰈・鯔・鯲・鯊

読めない漢字を調べるのって 骨が折れます。

お礼日時:2017/08/15 19:57

速読のために日本語があるわけではない、順序が逆です。

日本語に対応し速読側で工夫すべきであると思います。もし、色々不都合があると言うなら、まだ努力が足りていないのです。
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この回答へのお礼

うーん・・・

回答ありがとうございます。

それでは、日本語と英語が同じくらい出来る人が、日本語と英語で 同じ内容の文章を読むとしたら、どっちが速く読めると思いますか?

お礼日時:2017/08/15 20:00

>日本語と英語で 同じ内容の文章を読むとしたら



では、例を示してください、厳密に同じものをお願いします。
この回答への補足あり
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日本語の新聞はページ数が少ない。

海外のABC表示の新聞は、広告を取り除いてもかなりのページ数。ベストセラーの小説本でも、ABCでの本は日本語の3倍くらいの厚さ。かつ、日本語文章は、。までが短い。ABCでは、, が多く文章が長く、. までが長い。
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この回答へのお礼

うーん・・・

回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/08/16 08:12

速読に適した言語かという観点から日本語と他の言語を比較する。

そんな比較には何の意味もないと思いますし、どちらかが速読に適しているなどとまことしやかに言ったいる人は不見識のそしりをまぬかれないと思います。その理由は……。あなた自身で考えてください。ちょっと考えればわかるはずです。
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この回答へのお礼

プンプン

回答ありがとうございます。

>そんな比較には何の意味もないと思いますし
これは外国語には興味のない人の見識の狭い意見ですね。
kimosabeさんにも意味はなくとも、私には意味があるから質問を出して頂きました。

>あなた自身で考えてください。ちょっと考えればわかるはずです。
これは kimosabeさん自身も分からないんですよね。よく、問題に答えられない人が上から目線で偉そうに答えをはぐらかす常套句に聞こえます。

お礼日時:2017/08/17 06:10

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