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LFプラズマジェットデバイスを作成していくにあたり、低周波高圧電源が必要ということで、事前に作成しておいた実測値約9.5kV(正確ではないと思われる)の高圧電源装置からの出力を交流に変換したいのですが、トランジスタは耐圧の関係で使えず、市販のDC/ACインバータは高価で予算の関係上、
手が届きません。
あまり、費用をかけずに直流から低周波の交流に
変換する方法をお教え頂けると、幸いです。




~参考にさせて頂いている論文~

https://sbc21.co.jp/corporate/shorei/2013/15.pdf


画像は高圧電源装置を作る際に参考にした資料のもので、昇圧前の電圧は9Vではなく、6Vなのと抵抗はスパークが起きてしまったので取り除いて作成しました。

画像の出典:『多目的に使える安全な高電圧電源の
作成 (藤田順治)』

「あまり費用をかけず、高圧直流電源を交流に」の質問画像

A 回答 (1件)

残念ながら無理でしょう。


直流の場合は整流回路の工夫で高電圧にできます。ご提示の回路のようにあまり高くない交流電圧をコックロフト整流回路を通せば高電圧の直流を得ることができます。整流器もコンデンサも直列接続になるのであまり高耐圧のものを使わなくてよいというメリットもあります。
ところが高電圧の交流となると直流の場合の倍電圧整流といった技法が使えません。変圧器の二次側に高圧をいきなり発生させなければなりません。変圧器の耐圧確保が大変なのです。
高電圧の交流を使っているものとしてオゾン発生器があります。直流の高圧ではオゾンは発生しないらしく、小生が知っている某メーカーの製品はインバーターで交流の高圧を作っています。詳細は知りませんが電圧は3KVぐらい、周波数は10KHzぐらいと思います。電流はわずかなので変圧器は小型ですが絶縁には苦労したようで心臓部は樹脂で固めていました。

テレビは液晶型になってしまいましたが以前のブラウン管式では必ず高圧の発生回路がありました。パルストランス(フライバックトランスと言った)で20KVぐらいの高電圧を作り、整流してブラウン管のアノード電源に使っていました。周波数は15.75KHzのパルスです。かなりパワーがあるので感電したらイチコロと思ってください。古いTVを分解すればパーツが使えるかも知れません。

もうひとつ身近な高圧電源としてネオンサインの電源トランスがあります。電圧はいくつか基準があるようですが10KV程度が多いようです。一次側は商用電源をそのまま接続するので50Hz/60Hzです。高圧側はショートしても破損しないように作られています。最近ではインバーター式もあるようですがこの詳細は知らないので貴殿の用途に使えるかどうか何とも言えません。
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この回答へのお礼

御回答いただきありがとうございます。やはり、耐圧の問題があるようですね。今回教えてくださったパーツ等も視野に入れて、検討させて頂きたいと思います。

お礼日時:2017/10/12 12:51

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