プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

建築系の学科で卒業設計を進めている学生です。
とりとめのない文章であり少々長文ですがよければ見ていってください。

現在日本において深刻な問題である少子化に伴い、私の地元では小学校の統廃合が推し進められ、短期間のうちに廃校が量産されてしまいます。
同じ地区においてもこれは起こっており、校区の拡大、廃校の利活用問題、シンボルの消失など様々な負が付随してくると感じています。

そこで、卒業設計として4つの小学校が同時に統廃合される土地を選び廃校までそしてその後を描くものを提案しようと考えていました。
しかし、担当教授にエスキス(相談の方が正しいかもしれません)に伺ったところ、「私は計画をしてほしいのではない、設計をしてほしいんだ。ただの利活用ならばお前である必要はない。今抱えている問題の打開策として見出されるのはそのようなありきたりな回答であるべきではなく、卒業研究としては内容が不足している。課題を解決するのではなく自分がその土地でやりたいことを見つけろ。」とかなり厳しいお言葉をいただいてしまいました。

いいわけがましく聞こえるかもしれませんが、「建築」というワードで卒業設計を行うのは非常に難かしいと感じています。
みなさんも過去/現在に卒業設計を行いコンセプトを練り画期的で自由で学生らしい案を作成してきたと思いますが、何かひとつでも経験談や自分が工夫してきたこと、気を付けたところなどありましたらご教授していただきたいと思います。

このまま言われっぱなしでは悔しいです。
これだけ言わせた教授を感心させるまでに自分でやり切ったと感じる作品を作り上げたいと思っています。

少しだけでも力を貸してください。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

建築設計から遠ざかって久しい名前だけ建築士のおじさんです。



具体的に図面や模型で見せてみろということでしょう。過剰な言葉(企画書の類)は要らない、そんなのは文系(役人)に任せておけ、と。

統廃合に伴いこれまで隣の学校の先生生徒が身近にくる、校長は複数から一人になる、その融和をはかるための建築的提案。通学圏も拡大する、セキュリティも考え直す必要がある、また一時的に子供は増えるだろうけれどいずれまた減る、その際には地域に学校を開放するコミュニティセンターの機能も持たせる可能性がある。バリアフリーの展開、あるいは増築、減築、リユース、による空間のマルチ利用、建築の新陳代謝、地域の小中+高一貫教育の可能性、夜間利用、避難シェルターとしての利用、など。形として見せられるものはいくらでもありそうなものです。もちろん統廃合なのでパブリックスクールという前提です。

「すぐそばのあの土地に今までより大きな小学校が新築される」ときに、子供がいる/いない家庭がそれをどう受け止めるか、何を望むか、彼らにどういった新しい使い方をイメージさせることができるか、そこに発想の原点があるのでしょう。

しかしもう11月、そんなエスキスの段階でダメ出しくらっていて、間に合いますか?残り2割の作業に8割の労力がかかるというのが建築ではよく言われるところです。
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