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戦前 世界の主要国が採用していた金本位制は、
当時の諸国政府がさほど信用がなかったがために、採用していたのでしょうか?

A 回答 (2件)

当時はまだ管理通貨制度などというものを誰も信用していませんでしたし、一部の学者以外には認知もされていなかったでしょう。


金や銀と言った希少金属は、貨幣経済が実質的に「生まれた」時から通貨としたの役割を果たしていたので、誰もその発想から逃れることができなかったのが実情です。
また、希少金属をほぼすべての国が貨幣としていたので、自国通貨と外国通貨を交換するときには、通貨同士を交換するよりも、希少金属(金本位制の場合には金そのもの)を交換すれば事足りたのです。
ですから、政府の信用云々よりも、変動相場制以前の体制では、金その他の希少金属を通貨そのものとして考えていたことが各国政府が金本位制をとっていた最大の理由でしょう。
今から考えれば、弊害ばかり多く、利が少ない体制ですけどね。
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それもあります。


今ほど、グローバル化が進んでいません
でしたので、共通の価値がある金が
中心となりました。


それだけではありません。

金融市場がいまほど複雑では無かった
ことが一番大きな原因です。

現代のような変動相場制だと、金本位制を
維持するのは難しいのです。
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