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例えば昭和15年に銀行から5000円の借金をしたとします。これが予定通り返済出来ず、戦後になりました。ここで、新円に切り替わり、貨幣単位が大きく変わります。この場合、返済金額はどうなるのでしょう。戦前の5000円を基本に考えて、そのまま返せばいいのですか。それとも新円に換算して返済するようになったのですか。5000円のままですと、一種の徳政令のような気もするのですが。しかし新円に換算するといっても、その基準が難しいですし。詳しい方、どうかご教示ください。

A 回答 (6件)

新円切り替えには、インフレ抑制と流通貨幣量の制限、隠匿財産の把握などの目的がありましたが


一時的には効果があっても根本的な対策にはなりませんでした
新円に換算とありますが、デノミなどではありませんので
5000円は5000円のままです

結果インフレは継続し、戦前の貨幣価値と戦後の貨幣価値には大きな乖離が生まれました

で借金とその返済ですが、契約において物価スライド等の特段の取り決めが無い場合
額面金額そのままです
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございました。私は昭和22年の生まれですが、借金したのは実は私の祖父です。これで戦後、救われた訳がよく分かりました。あのままいったら、家も土地も失い、私たち兄弟が大学に進むことも出来なかったでしょう。人生、どんな運命になるか分からないものですね。ありがとうございました。

お礼日時:2017/12/30 11:19

今の時代でも同じです


100万円の国債を買って 超インフレで10万円相当の価値しかなくなっても 額面のままです
政府・日銀は それを狙っています。物価を上昇させ 借金を実質的に減額するのが目的です
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この回答へのお礼

そうですね。国民もそのことははっきり認識すべきだと思います。インフレ、デフレ、ただ物の値段が上下する訳ではありませんから。

お礼日時:2017/12/30 16:16

明治時代に発行された1円銀貨でも、古銭としての価値は別として、貨幣としての価値は今でも1円です。

 よって、戦前の5000円の借金は今でも5000円の借金です。
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デノミは無関係です。



為替が関係します。
敗戦時に1ドル=1円でも。敗戦後に360円になりました。
現在は113円です。
計算してみてください。
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私は、昭和20年生まれです。


詳しくは解りませんが、戦前からおばあちゃんに、生命保険が掛けられていました。
死亡保険金、1,500円でした。
戦後7年目に亡くなりました。
戴いた保険金は、1,500円のままでした。
靴1足買えませんでした。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。運命のいたずらで、得をする人もいれば損をする人もいるのですね。人生は不思議です。

お礼日時:2017/12/30 11:25

借用証書に書かれた金額に従って返済することになるでしょう。


たとえば、物価上昇があって、お金の価値が30%減ったとき、「契約書に記入された金額の30%増しで返せよな!!」なんて話が通れば、大混乱になってしまいますよね?

>>一種の徳政令のような気もするのですが

そういう狙いがあったはずです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。確かにいちいち反応していたら、きりがありませんね。成功した人は幸運の神様がついていたのですね。

お礼日時:2017/12/30 11:22

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