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早速質問ですが、
小説の中の話です。

あるおじいさんが、田舎暮らしを始めたある子連れの母親に、あれこれ何気ない風に手伝う様子を見て、そのおじいさんの孫がいいました。
「惚れてんのよ」
と言うと、そのお父さんがまた、
「バカ言え。もう90だっての」
と言いました。

ここで気になることは、
<もう90だっての>のところです。
これはもともと、<もう90だというのに>のことでしょうか。
<の>だ断定の形なのはなんとなくわかりますが、<だっての>を、人にわかりやすく説明しようとしたら、ちょっと私には無理があります。
助けてください!
お願いいます。

A 回答 (4件)

『もう90だっての』


「もう90だっちゅうの」という表現が一番ピンときますが、「もう90だというの」という意味だろうと思います。
『もう90 [ という、恋愛感情など無いはずの歳 ] だっての』という意味。
「(90という年齢の人に)恋愛感情など無いはず」は、話し手と聞き手も含めた大勢の人々の間で共有されている一般的認識であるため省略されているだけ。
「の」は、
① (下降調のイントネーションを伴って)断定の意を表す。
https://kotobank.jp/word/%E3%81%AE-596099#E5.A4. …
という用法の格助詞。
「いう」は、
① (「…と言う」の形で文を受けて)世間の多くの人が…ということを述べるの意を表す。
https://kotobank.jp/word/%E8%A8%80%E3%81%86%E3%8 …
という意味。
『もう90 という(恋愛感情など無いはずだと世間の多くの人が言うような)歳だ』
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この回答へのお礼

深ーい意味があったんですね!ご説明ありがとうございます!

お礼日時:2018/01/16 00:34

「もう90だっての」はちょっと微妙なところですね。

「もう90だというの。」でおわるのか、「いうのに」まで言ってるのか。あけすけに言えば、「もう90歳だというのに(惚れたりなどするものか)」とも考えられますが、「言うの」で強調しているだけなのか。(もちろん強調のなかには「あり得ないよ」の意味を含んでいるかも知れません)これを説明するのに無理があるとおっしゃる所は、むしろ人情の機微が分かる人なのですね。
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東北の方の方言では、かなり省略します。


「どさ」「湯さ」が、どこにいくのか。銭湯、温泉へ行く、の省略のように。
「のに」を「の」に省略した方言と。
ぶっきらぼうな感じがでてますね。
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この回答へのお礼

ご説明ありがとうございます。ちなみに、この小説の舞台は富山県なので、東北の方の言葉に関係なさそうですが、東北の方言を知ることが出来、勉強になりました。

お礼日時:2018/01/11 13:07

「~だっての」「~だってえの」の末尾の「の」は疑問の終助詞「の」の変則的な使い方ではないでしょうか?


名前は何なの? 何を言うの? 私でいいの? そんなことでいいの? この場合単なる疑問とも念押しや確認とも取れますが、さらに苦情・非難・ダメ出しの気持の表現とも取れます。

ご提示の場合は最後の用例で「もう90だというのに、<あなたは>何言ってるの」と発言者へのダメ出しとなっていると思います。
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