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GDP増大を至上命題としている経済学においては、大量生産、大量消費・浪費が求められているように思います。なぜならそうすれば経済活動が活発化し、GDPが増えますから。そして金銭欲や物欲も奨励されているようです。

その中で、お金があるのに質素倹約な暮らしに励み、禁欲的な生活を送ることは経済活動を停滞させることにつながりますから、経済学においては罪、もしくは忌むべきことになるのでしょうか?

日本のGDPが増えていないというのは、つまり国民の多くがお金があるのに質素倹約を行い、無駄遣いをしなくなったということだと思いますけど。

質問者からの補足コメント

  • 社会科学は大なり小なりイデオロギーや善悪が入っているものです。法学なんて善悪を定める学問ですから最たるものでしょう。

    経済学は比較的そういったもの少ないですが、「経済成長は善」というイデオロギーは少なからず入っているものです。

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/02/14 12:43
  • >経済学の目的は、「世を經(おさ)め、民を濟(すく)う」ことにあります。
    → 最初の目的はそうだったかもしれませんが、今は違ってきています。現在その意味を持つ言葉は、政治ですから。

    >人口減少が基本的な原因です。つまり、人口オーナスです。
    → 人口減少も原因の一つではありますが、主要な原因ではありません。人口減でも経済成長している国はありますので。

    No.5の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/02/14 20:18

A 回答 (5件)

あなたは、「罪」という言葉を、道義上、もしくは法律上の意味とは違ったニュアンスで使っているのですね。

「忌むべきこと」がそれを示しています。
その意味において、答えは、イエス、です。教えられている「経済学」のすべてで-近代経済学であろうが、マル経であろうが-大きいことはいいことだ、が絶対の原理となっています。私の考えでは、まさにそれが将来の「経済」の(「経済学」ではなくて)、核心の問題となるでしょう。今まで、成長が絶対の要請であったものが、それに必要な資源の限界が見えてきたことにより、そして明らかにどうしようもない限界であるということが分かってきたことによって、根本的な変革を求められることになっているからです。いまでもそういう声も少しはあります。でも経済に携わる人々、経済界の人はもちろん、政治の世界も、一般の方々もそうは思っていません。たとえそうであっても、自分の世代には関係ない、としているのでしょう。
恐らく、遅かれ早かれ―たとえ幸いにして何世代も後のことであるとしても-世界はこの「見知らぬ明日」を迎えることになるというのに。
その現状を簡明直截に指摘されたことに敬意を表します。
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経済学においては罪、もしくは忌むべきことになるのでしょうか?


 ↑
違います。
経済学の目的は、
「世を經(おさ)め、民を濟(すく)う」
ことにあります。

GDPを大きくすることが、経済学の
目的ではありません。


これはむしろ政治学の問題だと思います。

日本は、反日核武装国家が隣国です。
GDPが小さいと、軍事費も小さくなり、
隣国に侵略されるかはともかく、外交上
劣勢に立たされます。

それが問題だ、ということでしょう。




日本のGDPが増えていないというのは、つまり国民の多くが
お金があるのに質素倹約を行い、無駄遣いをしなくなった
ということだと思いますけど。
  ↑
それもありますが、それだけではありません。
人口減少が基本的な原因です。
つまり、人口オーナスです。

過去、2百年の歴史をみれば、GDPの増加は
人口増と、生産性の向上に起因していることが
判ると思います。

米国が経済成長を続けているのは、移民による
人口増加が大きいのです。
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私は百均がその縮図だと思ってます。

決して良いものではないけど、100円であれば十分許せるって品物が買えちゃう。消費者が揃って「安く安く~」って言い続けた結果がこれです。

だからいろんなものが二極化して、どうでもいい安物と無駄すぎる高級品に分かれ、ちょっと高いけど普通よりもちょっといいっていう選択肢がどんどん減ってるんじゃないですかね。そうなると今までそうした中間付近のものを買ってた人は、上に行かずに下に向かってしまい、使うお金の総量が減ります。それが国全体で起きている。

それにあらゆるものが安くなるのは、良いことばかりじゃありません。売上額が小さくなるから、従業員に払う給料も下げないといけなくなる。給料はそのままで値段だけ下げ続けろってのは不可能です。だから消費者があんまり安物ばっか買うのは、一周回って自分の首を絞める結果につながりかねないってことに気付くべきでしょう。
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学問は罪を論じるものではないと思います。

倹約がどういう影響を与えるかを分析したりするものです。
もっとも、マルクス経済学のようにイデオロギーの入った「学問」もありますけど、純粋な意味での学問とは思えないです。
この回答への補足あり
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全然罪ではありません それぞれ の人たちの 価値観の問題です

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