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釈迦の弟子の話だったと思います。

その弟子は、他の弟子に比べて頭は良くなかったのですが、釈迦が外出中に、自分の出来る事として、丹念に邸の掃除をして、「お前は私の教えを悟った」と釈迦に褒められた・・・という話を、テレビか何かで聞いたんですが、そのお弟子さんの名前も、分かりません。

この話が載っている本など、ご存知の方、どうか教えて下さい。

A 回答 (4件)

全文はこんな内容のお話です。



お釈迦様のお弟子の一人に周利槃特(チューダパンタカ)がいました。
お兄さんのマハーパンダカもお弟子でした。
お兄さんは聡明でしたが、周利槃特は大変愚かだったので、愚路と呼ばれていました。  三年かかっても一偈すら理解できなかったので、人々からあざけり、笑われていました。
 ある日のこと、祇園精舎の門前に周利槃特は一人、しょんぼり立っていました。
それを見たお釈迦様は、周利槃特に 「おまえはそこで何をしているのか」と尋ねられました。
「世尊よ、私はどうしてこんなに愚かな人間なのでしょうか。私はもうとても仏弟子になることは出来ません」と周利槃特は答えました。
お釈迦様は 「愚者でありながら、自分が愚者であることを知らないのが本当の愚者である。お前は、ちゃんと自分の愚者であることを知っている。だから、お前は、真の愚者ではない。」 と言って周利槃特に一本の箒を与えました。
「チリを払い、垢を除かん」といいながら掃除をするよう命じました。」
周利槃特は、言われたとおりこの一句を唱えながら掃除をしました。

 ある日のこと周利槃特は修行僧に言いました。
「私は、性来、愚鈍で、皆さんのように多くを知りません。
しかし、たった一偈だけ覚え、そのわけを習い、実行しております。」

 これを聴いたお釈迦様は静かに説かれました。
「千章を暗唱するも句義正しからざれば  一句を聴いて 悪を消滅せるにしかず  経を誦すること多くも理解せずば 何の益あらん  よく理解して かつ行うべし」

参考URL:http://www.bukkyoclub.com/member/ikegami/seigo3. …
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この回答へのお礼

大変詳しく、ありがとうございました。
長年分からなくて、気になっていたので、胸のつかえが降りたようです。
また、たまに食べる茗荷に、このお弟子さんとの、数奇な関係があったとは・・・感慨もひとしおです。
自分で調べていたら、ここまで分からなかったかもしれません。お礼の申しようもございません。

周利槃特は、まるで周囲と比較して、出来の悪い私のようです。
そして、周利槃特のように、頑張りたいと思いました。ありがとうございます。

お礼日時:2004/10/18 23:55

原典は「法句譬喩経」という経典のようですが、


鴨長明の「方丈記」に周梨槃特の名前が出てきますね。
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ありました。

この話です。

「茗荷」



釈迦の弟子である周梨槃特(スリハンドク)の話であるが、彼は、仏道に優れ悟りまで開いた人物だが、どういうわけか、自分の名前を忘れてしまう。ふびんに思った釈迦が、首から名札をかけさせたが、そのことさえも忘れてしまいとうとう死ぬまで自分の名前を覚えることができなかった。
死後、お墓に見慣れぬ草が生えてきた。一生自分の名前を荷(にな)って苦労したということから「茗荷(みょうが)」と名づけられたということ。

http://www.shishiclub.co.jp/uenoya/yakuzen_myoga …
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「茗荷」の語源にまつわる話だったと思います。

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