
No.4
- 回答日時:
「物につきて」の「物・もの」ですが、物寂しい、もの悲しい、から分かるように、訳もなく、何となく、の意味です。
物につく、は何故そうなるのか意味が分からないがしかしそうなってしまうという心情です。春霞の立つ季節には白河の関を越えようと、忙(せわ)しくさせる神様が取り付いたかのように無闇に忙しなくさせられて
No.3
- 回答日時:
松尾芭蕉の奥の細道の一節から取出したものを、
更に詰めた文です。
https://hosomichi.roudokus.com/Entry/6/
<月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。・・・
、やゝ年も暮、春立る霞の空に白川の関こえんと、
そゞろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神の
まねきにあひて、取もの手につかず。・・・・草の戸も
住替る代ぞひなの家面八句を庵の柱に懸置。>
⇒春立てる霞の空に白川の関超えんと、そぞろ神の
ものにつきて心狂わせ道祖神の招きにあいて取る
もの手につかず。
⇒霞の空に白河の関こえんと、そぞろ神の物に
つきて心をくるはせ。
えらい省略ですね。省略後の文の現代語訳です。
「春霞が立っている空に、白河の関を越えようと、
そぞろ神*に憑りつかれた様に心を乱され」
*「そぞろ神」は、わけもなく人をそわそわさせる神と
いう芭蕉の造語と思われます。
省略前の現代語訳は引用HPを参考にしてください。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
関連するカテゴリからQ&Aを探す
人気Q&Aランキング
-
4
松本城は神ってますか!?
-
5
真実の神に対する理解がないか...
-
6
堕天使ルシファーの力について
-
7
神、空にしろしめす。なべて世...
-
8
ヒンズー教の神はいったい何人...
-
9
「神」の存在を信じる理由は何...
-
10
助けてくれない神に祈るのはなぜ
-
11
神は観念であると思っている思...
-
12
「まつる」について
-
13
ラテン語で創造神
-
14
「神」言葉の語源について
-
15
神の名を騙るは、教祖が神を理...
-
16
JURNEYの歌の歌詞について
-
17
有るものと無いものとの重ね合...
-
18
無神論者だったとされるサルト...
-
19
讃美歌の歌詞
-
20
デウス・アブスコンディトゥス...
おすすめ情報
公式facebook
公式twitter