アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

dx/dyという表し方は分数のように扱えますが、それだけ考えると第二次導関数のとき媒介変数表示をされたx、yの関数において(d^2x/dt^2)/(d^2y/dt^2)でもよいように感じますが、実際は違います。これはなぜでしょうか?そして、分数のように扱えるというのはどこまで言えるのでしょうか?

A 回答 (2件)

x = x(t),


y = y(t) と媒介変数表示されているとき
x = F(y) と置くと、
x(t) = F(y(t)) が恒等式になります。

この式を t で1回微分すると、合成関数の微分法則より
dx/dt = (dF/dy)(dy/dt) となって
dF/dy = (dx/dt)/(dy/dt) が成り立ちます。
これは、確かに右辺の約分であるかのようにも見えます。

しかし、更に t でもう1回微分すると、積の微分法則より
d^2x/dt^2 = (d^2F/dy^2)(dy/dt)^2 + (dF/dy)(d^2y/dt^2)
となって、
この式は d^2x/dt^2 = (d^2F/dy^2)(d^2y/dt^2) ではありません。
よって、d^2F/dy^2 = (d^2x/dt^2)/(d^2y/dt^2) にはなりません。

もう一点、
(d^2x/dt^2)/(d^2y/dt^2) を約分したところで
= d^2x/d^2y となるだけで、
= d^2x/dy^2 にはならないことも確認しておきましょう。

d^2x/dy^2 = d(dx/dy)/dy であって
d^2x/dy^2 = dx^2/dy^2 ではないんです。
この辺が、勘違いの源のような気はします。
    • good
    • 0

> dx/dyという表し方は分数のように扱えますが



とおっしゃるのは
  dx/dy = (dx/dt)/(dy/dt)
ってことですかね。右辺を形式的に約分すると左辺になる。で、

> 第二次導関数のとき媒介変数表示をされたx、yの関数において(d^2x/dt^2)/(d^2y/dt^2)でもよいように感じ

 その式を形式的に約分すると、
  (d^2 x)/(d^2 y)
になって、(yによるxの)二階微分
  (d^2 x)/(dy)^2
とは明らかに違いますよね。なのに、どうしてそう「感じ」ちゃうんだろうか?
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!