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現代で普通に使う漢字にして「選銭令」と表記しないのはなぜですか。

他にもおそらく本来は旧字を使うものはたくさんあるでしょうに,
撰銭令のようにわざわざ難しい漢字を使うものと,
現代で普通に使う漢字を使うものがあるように思うのですが,どうなのでしょう。

人の名前だって,残っている文書などで表記したら
外字だらけになりそうです。

何か基準があるのでしょうか。

A 回答 (2件)

お察しの通り旧字体やかな遣いは現代のものに直されています。


なお歴史用語のなかには、当時使われたことばだとわかりにくい場合や当時のことばにそれを表す適切なことばがない場合に、後世使われたことばや歴史学者が新たに考案したことばを使っているものも多数あります。
たとえば撰銭令にしても、「撰銭」は当時使われたことばですが、「撰銭令」という法令の名前と一見してわかるような用語をつくったのは歴史学者です。
実際には

  定  撰銭事
 (以下具体的な内容を記述)

というような立て札を掲げるだけで、法令にいちいち名前をつけたりすることはありません。「墾田永年私財法」や「大宝律令」など、前近代の法令の名前はだいたい後世の歴史家がつけた名前です。
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この回答へのお礼

知り合いの日本史の先生に聞いてみましたが,
「そういえば勅撰和歌集もこの字です。意味が少し違うのかもしれません」
ということで,明確な回答は得られませんでした。

勉強になりました。ありがとうございました。
またしょーもない質問をすると思いますが,
どうぞよろしくお願いいたします。

お礼日時:2019/12/13 18:48

「撰」は「選」と同じ意味で使われる別の字で、旧字体というわけではありません。


教科書や事典、学術論文などに使う歴史用語は、当時使われたことばをそのまま使うのが基本で、「選銭」でなく「撰銭」と表記されているということは、当時の史料の一般的な表記がそうなっているからだと思います。
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この回答へのお礼

そうなのだろうとは思います(詳しくないのですが)。

「当時使われたことばをそのまま使うのが基本」とのことですが,
それなら「学問のすすめ」は「學問ノスヽメ」にしないといけないような気もします。

「万葉集」も「萬葉集」かなとか。
これらは旧字体やかなの違いなので別なのでしょうか。

どうも線引きがよくわかりません。

お礼日時:2019/12/13 17:48

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