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現在法学部の1年生です。
司法書士として開業するのが目的というよりは、就職活動のために資格として持っておきたいと思い、司法書士の資格を取得することを考え始めたのですが、安易な気持ちではじめるようなものではないということを周りの先輩などを見ていて実感しています。

語学が得意で、TOEICは満点近くと、独検2級を持っているのですが、持っている資格のようなものと言えばそれだけで、他にセールスポイントがないので、もう一つ、法律知識も売りにできるように、法律系の資格も取っておくべきかな、と思い、司法書士を考えはじめました(行政書士を考えなかったのは、行政書士では、独立して食べていけないと聞いたためで、失業したときのための保険にもなる司法書士のほうを選びました)。

ですが、かなりの犠牲を強いられる試験ですので、果たしてそこまでして取るほど価値のある(特に就職活動において)資格なのかどうか、確かめたいと思い、質問させていただいています。

実際に司法書士の資格を持っていることが、就職活動で有利に働く、ということがあるのでしょうか?また、あるとすればどのくらいの程度でしょうか?

今後、法曹の増加に伴い、司法書士の需要が減るのでは、と言う話を聞きますが、司法書士の資格を今取得することは、将来的にも価値のあることなのでしょうか(将来、開業できる、またはどこかの法律事務所に抱えてもらえる見込みはあるのでしょうか)?

将来のことですから、予測でも全く構いませんので、ぜひ教えてください。

また、司法書士の仕事や試験勉強の現状などについて知ることができるオススメの読み物などがありましたら、そちらも教えてください。

長くなって申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

A 回答 (9件)

狭い世界の話で恐縮ですが、私は外資系法律事務所でリーガルアシスタントとして働いています。

司法書士はもっていませんが、翻訳等が仕事の中心です。司法書士の資格をお持ちの方は会社法務やM&A関係の仕事で弁護士とともに幅広い仕事をしています。私が申し上げたいのは、少なくともうちの事務所では英語ができる司法書士は無敵だ、ということです。基本的に扱う文書は日本語、英語両方なので翻訳力も要求されます。クライアントに英語で連絡することもありますし、司法書士のかたは英語力はそれほどでもない方が多いので、両方できるというのは大きなメリットです。こういう世界もあります、ということで、ご参考まで。
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難易度は下記の通りです。


1、弁護士
2、公認会計士
3、弁理士
4、税理士
5、不動産鑑定士
6、司法書士
7、行政書士

1~3はいささかの頭脳を要します。4、は努力が要ります。5以下は高卒でも努力次第で可能です。
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この回答へのお礼

簡潔で明快なアドバイスをどうもありがとうございました。参考にさせていただきたいと思います。

お礼日時:2005/04/03 12:46

No.5です。



>公認会計士や不動産鑑定士を勧められるのは、そのほうが、語学と組み合わせた時の需要が、司法書士よりも高いからなのでしょうか?

はい。そのとおりです。

はっきり申し上げて司法書士には語学は必要ありません。登記は日本語ですから。

一方、公認会計士は監査法人で大企業相手の監査を行います。大企業には外国人の方もいっぱいいらっしゃいますし、外資の企業も大変多くなっています。活躍の場面も多いでしょう。ただ、監査法人内の一人の公認会計士ですから、No.6さんの言うような「大手の企業の法務部」と身分的には同じです。つまりサラリーマンということです。この点で独立開業が前提である司法書士とはちょっと違います。

不動産鑑定士は仕事相手が大企業だけとは限りません。公共や裁判所関係も多いです。仕事の一つとして外資相手の仕事があるだけです。近年、外資は日本の不動産を大量に買っています。外資が日本の不動産を買うのは投資が目的ですから、購入に当りその不動産がどれだけ収益力を持っているかを重要視します。語学が得意であれば、外資相手にプレゼンテーションできます。サラリーマン鑑定士もいますし、一人きりで外資相手に仕事をこなしている友人もいます。

ただ、どちらにしても今現在とあなたが合格する時とでは社会・経済の状況は変わっているでしょう。外資が撤退しているかも知れませんし、ひょっとしたらバブルが再来しているかもしれません・・・多分ないでしょうが(^^;)。

結局、あなたがどのような仕事をしたいのか、サラリーマンがいいのか独立開業がいいのか、安定した生活がいいのか、めいっぱい稼ぎたいのか、単純な仕事がいいのか頭を使う仕事がいいのかなど、最終的にはあなたの資質になります。

助言するとしたら、「他の人にはない特殊能力を持っている人は強い」ということです。このような人はリストラが吹き荒れても企業にとって必要な人間でしょうし、一人(独立開業)でも生きていけます。

一生の仕事ですから十分考えてください。
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この回答へのお礼

丁寧な補足回答をどうもありがとうございました。
お礼が大変遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
頂いた情報を参考に、自分の適性なども考えて、熟考したいとおもいます。どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/04/03 12:45

私は司法書士事務所で4年間働きながら司法書士の


勉強をしておりました。
結局、あの業界の将来に不安を覚えたので、転職しまして、現在企業の法務部で国内法務の仕事に携わっております。

まず、実際のところ、司法書士とは不動産会社や銀行の下請業者みたいなものだと思います。簡易裁判代理権も近年付与されたようですが、実際は報酬が安いわりに手間が多く、弁護士が忌避しているのをうまく押し付けられたようなものなのではないでしょうか?
そこに就職しても低待遇で厚生年金や健康保険がないところが多く存在するのが現状です。(つまり、あまりもうからないということです。)

この二つの業界は現在低迷しているので、現在のところ
司法書士試験に合格したといってすぐに独立開業で成功と
いうのはかなり難しいと思います。以前、私の勤めていた事務所に試験に合格して研修目的で就職し、独立した人が2名いましたが、結局廃業したそうです。(そのうち一人は現在携帯電話のセールスマンをしているそうです。。。)

なので、あなたのような若い方がこの業界で生きていくことを現時点で決意するのはやや危険だと思います。
あなたのような語学力のある方が法律系の仕事をするのなら大手の企業の法務部に入り、国債法務等の仕事に携わればキャリアを着実につめるかと思います。
私自身もおそまきながら英語の勉強をしている次第です。(笑)

もし、そうするつもりなら以下の資格を取得しておけば
企業の法務部に就職することが有利になると考えます。

・ビジネス実務法務検定
・ビジネス・キャリア検定
・公認コンプライアンス・オフィサー検定
・法学検定


昔ならともかく今後にあの業界で人生の
成功をおさめるのはかなり困難だと思います。

人事とは思えず長々と書いてしまいました。
ごめんなさい。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答を頂き、本当にどうもありがとうございました!!
とても親身になって考えてくださり、感動しました・・・。
それに、私の現状に沿ったアドバイスをいただいたので、大変参考になりました。
それにしても、司法書士の現状がそこまで厳しいとは思っていませんでした・・・。始めてしまう前に教えていただいて良かったです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
とりあえず、勧めていただいた方向で頑張ってみようと思います。
本当にどうもありがとうございましたm(_ _)m

お礼日時:2005/01/31 19:59

せっかく語学が得意なのだから、それを生かした資格はどうでしょうか?



例えば、弁護士、公認会計士、不動産鑑定士など。

これらは普通、語学力を要しませんが、今は外資が沢山日本に進出していますから、間違いなく珍重されます。

3つとも司法書士よりさらに難しい資格ですが、まだ若いのだし、世界をまたにかけて仕事するってすばらしいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました。
お礼が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
もちろん、語学力も、法律知識と組み合わせて使えればいいな、とは思っています。
弁護士は、下のお礼のなかに書いた理由で考えていないのですが、公認会計士や不動産鑑定士は考えにものぼっていませんでした。
法学部なので、単純に、司法書士を考えていたのですが、takafun55さんが、公認会計士や不動産鑑定士を勧められるのは、そのほうが、語学と組み合わせた時の需要が、司法書士よりも高いからなのでしょうか?
もしよろしければ、ご回答いただけると大変助かります。よろしくお願いいたします。

お礼日時:2005/01/21 21:58

こんにちわ。


法学部いってるのなら弁護士のほうがいいのでは?
法曹の増加って言っても都市部だけで、田舎ではまだまだ少ないですよ。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました。
お礼が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
弁護士も考えたのですが、やはり、金銭面・時間面・就職面のリスクの大きさと、自分のモチベーションの程度や適性を考えて、司法書士を選びました。
田舎では法曹が少ないとはいえ、今後の、司法改革による合格者の増加を予想すると、その状態もいつまで続くのかな、と考えてしまうんです・・・。
一緒に考えてくださり、どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/01/21 21:50

こんにちは。



現在の法律では、試験に合格していても、雇用されている状態で、司法書士業務を行うことはできません。(形態は様々ですが、開業しなくてはいけません。)

また、難関である司法書士資格をとったものの、登録せずに、勤め続けている人はごく少数です。

と言うことは、一般企業の場合は、「いつか開業するために辞めていく人」をあえて採用するメリットは少ないかもしれません。

しかし、当初より「司法書士開業」を考えているなら、資格保持者を雇用し、その後に、合同事務所形式で開業するような大きな司法書士事務所を探すことも可能だと思いますし、また今後増えていく可能性もある「司法書士法人」を視野にいれることもできるでしょう。

父親が司法書士をしているなどの環境にある人をのぞくと、若い人の司法書士受験生の絶対数は多くないものと思います。早くから目を付けたことは有利に働くと思いますので、「就職のため」というより、司法書士の仕事に惹かれる思いがあるのでしたら、是非頑張ってほしいと思います。

司法書士を「資格」として考えるより、「自分の一生の仕事、夢」と置き換えて考えてみる必要があると思います。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました。
とても丁寧に説明してくださり、わかりやすかったですし、そういったことは全く知らなかったので、今教えていただけて、本当に助かりました。
私に必要な情報を正確に察して、提供してくださり、本当に感謝しています。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/01/11 12:10

参考になるかはわかりませんが下記のサイトで


『これからの司法書士像 ~法学ワンポイントレッスン1~』
という1時間くらいの資格専門学校のガイダンス映像をを見ることができますのでそれをご覧になったらどうでしょうか??

参考URL:http://tv.lec-jp.com/index.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
こんなものがあるなんて、知りませんでした。
教えていただいて、本当にありがとうございました!とても参考になりました!

お礼日時:2005/01/11 01:04

司法書士はかなりの難関です。


あなたがどういう環境の人か分かりませんが、大学在学中に合格するには、かなりの時間を割かなければならないでしょう。勉強漬けの大学生活になるでしょうね。

資格を持っていれば有利になるとか限りません。まして、大学在学中は資格取得のために勉強だけしてました、じゃ通用しないと思います。
もちろん、どの様な職に就くかで変わってくると思いますが。

それにリスクが高すぎます在学中に合格できるとは限りませんし。企業に就職を考えているなら、他にいろいろな経験を積んだ方がいいと思います。

後どの資格も同じですが、結局優秀な人は開業もできますし、成功もします。
要するに開業できるのか、司法書士で飯が食えるのかは完全にあなた次第です。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました。
確かにそうですよね。私も、司法書士に絞るのは
リスクや犠牲が大きすぎるのではないかと思っています。
それでもやってみた方が良い理由があるかもしれないと思い、完全にあきらめてしまう前に、ここで皆さんの意見を伺いたいなと思って質問させていただきました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/01/11 01:01

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