dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

新しく開店したパン屋さんでホテルパン(食パン)を買ったらしっとりふわふわパンでした。
以前よく食べていたあるパンメーカーのパンを久しぶりに買ったら、しっとりしていました。
街中の昭和からのパン屋さんでプランスパンを買ったらしっとりふわふわでした。

みんな水分が多くて、握るとくっついてしまいそうです。
日本ではパンって離乳食なのか?お粥か?と思いました。

「ハード系のパン」といって売っているパンも中は柔らかくふわふわです。

パン食の歴史のあるヨーロッパのパンもこんなに水分が多いのでしょうか?
ヨーロッパのホテルには泊まったことがないのでわかりません。

ヨーロッパ旅行をよくなさる方に、外国のパンも日本のパンと同じように水分多目でフニャフニャなのかをお聞きしたいです。

A 回答 (6件)

そこまで広く知っているわけではありませんが…。


自分が食べに行っただけでなく、逆に、向こうから日本に来て日本のパンと母国のパンを食べ比べた経験を持つ人々の感想を織り交ぜて回答することにします。



いいえ、ヨーロッパのパンは、とあえて無謀なひとくくりをしますが、
しっとりふわふわで甘くはありません。そういう食事用のパンはおそらく向こうにはほとんど知られていません。

日本の食パンは「食事用パン」の略であり、明治のヨーロッパに追随していた時期に、イギリスのホワイトブレッドを見習ったことにルーツがあるとされます。
しかしこの「ホワイトブレッド」もイギリスにとって目新しいものでした。
当時のイギリスは産業革命後、社会の様相が急激に変わった直後で、その変化に対応し効率よく大量生産が可能なように型に詰めて発酵させ、かさまししたパンが売られるようになっていました。
そのイギリスにとっても目新しいパンだけが入ってきて、日本で「向こうで一般的なパンとはこういうものであろう」として食事用パンとして定着しました。しかし、ヨーロッパの中では比較的、柔らかく白いパンに慣れているイギリスであっても白くふわふわ甘いパンは一般的ではありません。

食パンのルーツになったパンを探そうと思うと、white bread、tin bread、あるいはbreadのかわりにloafをあてwhite loaf、特にBritish white breadなどで画像検索すると出てきます。
https://www.google.com/search?q=+white+bread&tbm …
ご覧の通り、「イギリスパン」「食パン」は日本で独自の発展を遂げたため、イギリスのwhite breadでも日本の「イギリスパン」ほどのかさ高さがありません。
一説には、日本のように山高く焼き上げたパンはイギリスにはないともされます。私の知る限りでも、少なくとも海外では日本の影響を受けた国以外には存在しません。
https://www.littlemermaid.jp/igirisu-pan/index.h …

また、味も、日本のと同じように白いパンに見えて日本人ほどふわふわを求めず、甘みが少ないです。
これはケーキでも言われることなのですが、日本と本場の違いには両方の人々の好みが反映されているとされています。
日本のケーキ、特にスポンジは非常にきめ細かくふわふわしていることで知られています。そのかわり、小麦の味は淡いです。
ヨーロッパのはもう少し、悪く言うと「おおざっぱな食感」であることが多いです。その代わり、パンにしろケーキにしろ小麦の豊かな味をきっちり出してきます。向こうで最も重要視されているのは、ふわふわの食感ではなく、「小麦の味がしっかり引き出せているか」だそうです。

特にパンは小麦の味が出ていることを求められます。お菓子みたいにそのほかの材料が入りませんからね。
ドイツやその周辺の黒パン主流国では特にその傾向が強いです。黒パンは、小麦というよりライムギや雑穀が原材料のメインですが…。
どうもふわふわの食感と小麦の味が濃いのとはバーター交換の関係にあるようで、日本の市販のパンはそういう意味で本場のパンからかなりかけ離れています。

ヨーロッパの国の中にも白パン国はありますが、どちらにしろ、ヨーロッパ出身の人々に日本のパンの感想を求めると、
日本のパンはふかふかして白く、会社が複数あるのにどれも同じような味しかしない、いや、味がしない、なのにやたらと甘い、という声が非常に大きいです。
日本べた褒め本を書いたイギリス出身の記者が著した「『ニッポン社会』入門」でも、
>ベーコン、チーズ、パン、ビール。これらは日本のものよりもイギリスのものの方が断然おいしい。
と言い切っています。(p.195)
続けて
>日本のパン屋でもおいしいパンは買えるが、口当たりの甘い白パンがせいぜい7種類ほど置いてあるだけではないだろうか
と書いています。
もちろん日本の白いふわふわ甘い「食パン」を好む人もいます。が、聞く限り、こうしたパンを初めて食べて好きになった、と「日本オリジナル」と受け止めています。
とにかく、パン文化出身の在日外国人の間で「日本のパンのバラエティの少なさ」というのはかなり苦痛なようです。昨今の日本のより甘さとふわふわ感を追求した食パンブームをどう思っているのか聞いてみたいところですね。

(こうした感想は、直に面と向かってはなかなか聞けません。まずいと思っても日本人に聞かれると彼らの「けなしてはいけない」作法が発動し、「とても柔らかくておいしいのに驚きました!」などと答えてきます。ですので、外国人同士で話し合っているような場所にこっそり潜入する必要があります。)
日本のパンを「白くてふかふかしていて甘い」と言わないのはアメリカ人です。アメリカには、日本人も驚くほど白くふかふかやたらと甘いパンが普及しているからでしょう。

ちなみに、海外、ヨーロッパにも甘くてふかふかしたパンはあるじゃないか、と思われるかもしれませんが、それは「パン」ではありません。
ヴィエノワズリーやペストリーであってパンではありません。国によって違いはあるでしょうが、私の知る限り彼らはパンとヴィエノワズリーは別物ととらえています。
日本人にとって「おはぎとご飯は違うものでしょ?」みたいなものです。


回答がほんとうにまとまりがなくてどうしようかと思っているところですが、
質問者さんがお買い求めになったパンは、おそらく、上で少し触れたような、最近たいへん流行している「より甘く、白く、よりふわふわを求めた高級食パン」かもしれないなと思います。
そうしたパンは、日本人のパンに求める価値観を追及して生まれた流行です。
ヨーロッパにはありません。

おっしゃるように、ハード系と書いてあっても本当に、小麦のうまみを引き出したハード系のパンはそこまでその辺中で気軽に買えません。私がお気に入りの本格ドイツパンの店は、売れなかったせいか、短期間で店をたたんでしまいました…。

白く甘いふわふわパンも好きで、本場と違っていたってそれこそ日本の文化と思っていますが、たまには味のこゆいパンをチーズかバターで楽しみたいものですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しく回答していただきありがとうございます。
興味深く読ませていただきました。

おはぎとご飯のたとえはとても分かりやすかったです。
要するに日本には「西洋のご飯」は入ってこなかった、あるいは入っても普及しなかったのですね。

>私がお気に入りの本格ドイツパンの店は、売れなかったせいか、短期間で店をたたんでしまいました…。

やはり、そういうことが起きているのですね。
私ももしかしたら、噛み応えのあるパンは売れなくて、そういう店はつぶれていくか、柔らかパンに変えていくのではないか、と思っていました。

最近何気なく買ったホテルパンは、モチモチしたのを噛んでいるとまるで砂糖汁が染み出すように甘くなり、「パンを食べたかったのであって、ケーキを食べたかったのではない」と、正直悲しくなりました。

私はケーキやクッキーが大好きです。
でも、パンがケーキのマネをしても、到底及びませんから、パンはパンらしくあって欲しかったです。

お礼日時:2020/07/20 20:38

皆堅いが 南ほほうが美味しく感じた。


南は意外と柔かだった
イタリアのホカッチャ
トルコのエキメッキやシミット

ただ世界で美味しいと言われてるパンは全て 味のついた菓子パン系
タクシングスロット(スエーデン)
世界一は日本で銀座の アンリ シャルパンティエ パンじゃ無いよ。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

南の方が柔らかいのですね。

お礼日時:2020/07/20 08:13

ヨーロッパと一括りにしてはいけません。


国によって全く違います。
それにアメリカ系のホテルならアメリカ式のパンの事もあります。

>外国のパンも日本のパンと同じように水分多目でフニャフニャなのかをお聞きしたいです。
イギリスあたりはその傾向があります。

高温多湿の日本にヨーロッパのパンをそのまま持ってきても焼きたて以外食べられたものではなくなります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

たしかに、ヨーロッパといって東西南北いろんな地域がありますね。
イギリスは柔らかめなのですね。

お礼日時:2020/07/20 08:12

固めだと思います。


ヨーロッパではパンは主食なので固めでないと腹持ちもよくないし
柔らかすぎると食事をした気持ちにならないと思います。

あとパンでも料理でもお菓子でも味覚レベルの高い人は、
総じて固い食感を好みます。

パンだけでなくおせんべいでもラーメンでもそれらに
精通した人は、だいたい固めを好みます。

豊かな旨みや味わいは、何回も何回も噛む事から生まれてくると思います。
頑丈なあごの力って本当に重要だと思います。
ご参考までに。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

噛むことが大事、って歯医者さんや消化器科のお医者さんも言ってますね。
柔らかすぎるパンは噛みということなしに口の中で溶けてしまいます。
お粥みたいで味気ないです。

お礼日時:2020/07/20 08:10

概ね硬めです。


日本人はとにかく柔らかいものを好む傾向が強いので、パンに限らず柔らかめにアレンジされてます。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やはり硬めなんですね。
最近の日本はあまりにも「柔らかいもの=美味しい」になりすぎだと思います。

お礼日時:2020/07/20 08:07

カチカチのパンばっかり。

観光者が来ない町なら、マック(マクド)のハンバーガのパンまでカチカチ。長期で暮らしたことのある人は、歯が欠ける経験者ばかりです。

あのカチカチの堅いパンをのこぎりで切って、温かいコーヒ牛乳に浸しながら食べるようになってから、歯が欠けなくなりました。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

歯が欠けるとは!

観光地はそれなりに外国人に配慮しているのですね。
日本のマックのバンズはフニャフニャになってしまっています。

お礼日時:2020/07/20 08:06

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!