プロが教えるわが家の防犯対策術!

当方、個人事業主でマネーフォワード確定申告を使って青色申告をしております。

昨年、お客様に請求をし、売掛金で帳簿付けをして、2019年の確定申告をしました。
(昨年の確定申告で売上に計上しているので、売上高の修正ができません。)

それが2020年になって入金されたのですが、海外送金のため、手数料が海外の銀行および受け取りの銀行にてひかれており、実際の入金額と売掛金額の相違が生じています。

例えば10万円の売掛金に対し、経由銀行(海外)での手数料Aが2500円、受け取り銀行(日本)での手数料Bが2500円で、実際の入金額が95000円だった場合、どのように帳簿に記載したらいいでしょうか?


    借方        貸方
普通預金 95000   売掛金 100000
手数料A  2500
手数料B  2500


このような書き方で金額の修正をすることが可能なのでしょうか?

ちなみに、日本の受取銀行からは、手数料が書かれた証明書をもらっていますが、海外の経由銀行での手数料については、何も証明がなく手数料がひかれた後の金額が記載された紙しかありません。
この場合でも、差額を手数料として計上することは可能でしょうか?

詳しい方、ご教授くださいますようお願い申し上げます。

A 回答 (4件)

「金額の修正をする」?


売掛金 100,000  / 売上 100,000


売掛金 95,000  / 売上 95,000
にするのが正しいと考えてしまうので「修正」という言葉が出てくるのだと思います。
この考えが正だとすると「まだ確定申告書を提出してないので、上記の仕訳に修正してしまう」ことが認められてしまいます。
ですから「修正する」発想は、よくありません。

売掛金100,000円は「お金を請求する権利がある」という意味です。
それに対して実際の支払いは95,000円であり、その差額はいったいどう処理しようかと考える問題になります。修正ではない、ということです。

普通預金 95、000円 /  売掛金95,000円
としていまうと、売掛金が永遠に残ってしまいます。
「それでもええ」という考えもありますが、残額5,000円を請求することはできないと考えると「売掛金はゼロ」としておきたいわけです。
というわけで、

普通預金 95,000円 / 売掛金 100、000円
はてな?   5、000円
という仕訳をする必要性が出ます。とにかく売掛金をゼロにするためです。
はてな?勘定科目は何を使用するか、という事になります。

売掛金を取立するために支払いした手数料だと考えれば「支払手数料」です。
実際に相手が振り込むために、同額を支払ったかどうかの検証をすることなく、この勘定科目を使います。

ここで消費税という厄介な問題があります。
消費税課税事業者は、申告時に原則課税とは別に簡易課税が選択できます。
原則課税の場合には、支払手数料が仕入れ控除額になるので、負担額への影響はありません。
簡易課税選択者の場合には、支払手数料は課税仕入額にはならず、売上金額に規定率を掛けることにより税額算出しますので、一言でいうと「そんをする」事になります。
そこで、支払手数料という勘定科目を使わずに「売上値引き」にして、消費税負担を減らすわけです。
 売掛金の入金が決算期(個人なら12月31日)をまたいでされると、遡って売上値引きをするのはええんか?と気になりますが、税務上は「ええですよ」となってます。

本質問では、海外送金手数料なので、消費税がかかってないかもしれませんから、「はてな?」は支払手数料にしておく方が、税務上もよろしいでしょう。
 そもそもが売上が消費税課税取引かどうかが不明ですから、単純に売上値引にするのではなく、売上値引(非課税)とする必要があります。

「消費税課税事業者になるほどの売上ではない」というなら、この辺りはそれほど気にしないで「はてな?」は支払手数料でよいと思います。

ちなみに、私は「支払手数料」はこちらが支払時の勘定科目として使用し、別途「取立手数料」を作成して「相手が振り込んで来たときに、手数料として差し引いた額」を処理しております。
 ネットバンキングなどでは振込手数料が廉価なものもあり、売掛金から差し引かれた金額が実際の振込手数料ではない可能性もあるからです。それを「本当は330円しかかかってないのに660円を差し引いてきた」と問い合わせたり咎める時間も暇ももったいないからです。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。

簿記の知識がないまま、調べて仕訳していますので「修正」という言葉を使ってしまいました。
考え方など、わかりやすく丁寧に消費税との関わりまで教えていただき、とても勉強になりました。
ありがとうございます。

「支払手数料」も、こちら側と相手側の勘定科目を分けておくと、わかりやすいですね。今後の参考にさせていただきます。

ありがとうございました。

お礼日時:2020/09/10 00:46

それで大丈夫ですよ。




ご質問のような場合、一般的には確かに海外金融機関も差し引きますね。お書きの金額が実際の取引額でしたら、直接の証明書類がなくても、一般的な話で説明すればたいてい大丈夫です。

科目も、手数料(支払手数料など)で問題ありません。

理屈でも、売掛入金は簿記上の取引のうちの決済取引で、売上取引とは別の取引です。別の取引ですから、「売上値引」は間違っていますね。税務では売上から差し引く扱いになるのですが、それは税務の話です。仕訳の話ではありません。それに、税務でも「支払手数料」などの費用に計上して構わないとされていますから、手数料として何も問題ないですよ。

「満額は入らなかった場合は、不足額は値切られたのと同じなのです」とか回答している人は、簿記上の取引という簿記の基本概念を知らないのでしょうね。。。


あと、「マネーフォワード確定申告」も、確定申告ソフトのひとつで、マイナーソフトではありませんから、それで話が通じます。知らないと文句をつけてくる人がもしもいたら、その人は回答者として勉強不足でしょうね。。。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございます。

私も簿記の資格をもっているわけではありませんので、仕訳についてはまだまだわからないことが多く、調べながら仕訳をしているのですが、海外のお客様とのやり取りを海外の銀行からの送金という形で受け取ったのが初めてだったため、こちらでお尋ねしました。

値引きとは違うという認識だったのが、差額があるなら値引きと言われ、混乱してきていたので、ご回答いただき助かりました。

こちらの銀行から頂いている、着金した金額(中継銀行での手数料引いた額)の明細と、日本側での手数料の明細書はあるので、それを保存しておきたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2020/09/10 00:41

>手数料を負担したのは、この場合、私になります…



って、あなたが銀行に現金を持って行ったのですか。
あるいは通帳にはいったん 100,000円入金と記帳された上で、その次の行に

>日本の受取銀行からは、手数料が書かれた証明書をもらっています…

そこに
・○○手数料2,500円 出金
と書かれているのなら、「支払手数料」で良いです。
しかし、

>海外の経由銀行での手数料については、何も証明がなく手数料がひかれた後の金額が記載…

こちらは普通に国内振り込みの場合同じなのでしょう。
これはあなたが銀行等に直接支払ったわけではありませんから、「支払手数料」ではないのです。
経費だというのなら、証拠書類を残しておかないといけません。
だけど何もないのでしょう。
これは「売上値引」と考えざるを得ません。

普通に国内振り込みでも、同一銀行間だと手数料無料とか有料でも支払い側が負担してくれて、売掛金の満額が入金されることもあるでしょう。
それが満額は入らなかった場合は、不足額は値切られたのと同じなのです。
あなたが銀行に振込料を払ったわけではありませんので、「支払手数料」ではありません。
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>個人事業主でマネーフォワード確定申告を…



マネーフォワードって何ですか。
ご質問文は他人に分かるように書きましょう。

>手数料が海外の銀行および受け取りの銀行にてひかれており、実際の入金額と売掛金額の…

それは、鞄を提げて集金に行ったら「少し負けてよ」と言われて負けてあげたのと同じで【売上値引】という経費科目です。

逆に、仕入れや経費の支払いを“値切った”ときは【仕入値引】という雑収入科目です。
(注) 支払いで振込料を引くのは“値切った”わけではなく、銀行等に対する正規の支払いなので【支払手数料】。

>手数料A  2500…
>手数料B  2500…

手数料でなく【売上値引】。
【支払手数料】とは、自分が銀行等に支払う場合の科目です。

>金額の修正をすることが可能なの…

可能か不可能かの話ではありません。
そうするのがセオリーです。

しかも、「修正」などではなく、立派な今年分の (入金時の) 仕訳と記帳です。

>何も証明がなく手数料がひかれた後の金額が記載…

現金で集金に行って値切られたとしても、値切られたことの証明なんて何もないでしょう。
あるのは顧客に渡して領収証の当方控えだけです。
預金通帳で入金額を見れば、請求額との差が値引額であることはすぐ分かるでしょう。
何も問題ありません。
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この回答へのお礼

マネーフォワードとは、クラウド上で会計処理をするサービスです。わかるように書いておりますがこの質問にはいらない情報でしたから、知らない方にはわけわからない質問に見えるのですね。申し訳有りません。

手数料を負担したのは、この場合、私になります。相手側から手数料を引いて銀行に支払ったのではなく、私が海外の経由地銀行と、着金側の日本の銀行に支払ったことになっています。

先方から、売上を値引かれたわけではありません。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2020/09/09 16:39

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