ふるさと納税の控除上限額について

今年初めてふるさと納税をしようと思い、いろんなサイトで控除上限額のシミュレーションをしてみたのですが
サイトによって金額が大きく違い困っています。
どのサイト、どの計算を信用したらいいのでしょうか？

シミュレーションの条件は
年収400万
配偶者あり・控除38万(扶養家族なし)
社会保険料62万
生命保険2.7万
地震保険2.2万
医療費控除7.5万
住宅ローン控除21.8万

以上でどのサイトも入力していますが
サイトによって上限額が１～3万と2万の差が出てしまいます。

何か入力する金額の拾い方が間違っているのかなとも考えましたが
各社・各機関から送られてくる控除証明書や源泉徴収票などをもとに入力しています。

正しい額の計算ができる方、教えてください。

No.2 ベストアンサー 回答者： Moryouyou 回答日時： 2020/12/17 19:01

お待たせしました。

A^^;)

結論から言うと、3万円が最適額です。

但し、住宅ローン減税が大きいため、
どうやっても少しロスが出てしまいます。

このあたりをシミュレーションできる
サイトはありません。
住宅ローン減税の控除額を住民税まで、
正しく控除額を求められるサイトが
ないからです。

まして、確定申告作成コーナーで、
打ち込んだところで、到底最適額は
求められません。

住宅ローンによるロスは、
ふるさと納税を3万やると、
約2.7万の住民税軽減となります。
普通は2.8万還元されますが、
1000円をロスが増えます。

じゃあ、2.7万ならいいか？
というと、
約2.4万弱の住民税軽減となり、
やはり1000円ほどロスが出ます。

これは住宅ローン減税が、
所得税も住民税も上限の
控除額にかかっているためです。

住宅ローン減税がない場合、
所得税は、5.9万
住民税は、12.7万
ほどの納税額があります。

そこから21.8万の控除額があると
所得税は、0となり、
残りの21.8万-5.9万=15.9万
の控除額が住民税の方に周るの
ですが、住民税の控除上限額は、
所得税の課税所得の7%、あるいは
136,500円の少ない方と決まって
います。(消費増税8%後の場合)

そうなると、住民税の控除上限は
▲約7.9万となってしまいます。

つまり、
所得税5.9万
住民税7.9万
合計 13.8万
が、住宅ローン減税の総額に
なります。

そうなると、
ふるさと納税による、所得税での
▲寄附金控除が実質控除できず、
無駄になってしまうのです。
※このことは医療費控除にも
言えるます。

しかし、住民税は残った税額が
あるので、
ふるさと納税の寄附金控除
ふるさと納税の特例控除
医療費控除
は有効なので、住民税は
軽減されます。

ふるさと納税を3万円すれば、
お礼の品は3割程度の9000円程度
価値があるので、1000円のロスが
あっても十分お得だと思います。

今年はコロナ禍で地域の名産品が
売れないために値崩れしており、
いっそう充実しているようです。

明細を添付しますが、
確認事項として、
・医療費控除額は、医療費-10万が
　7.5万としています。
・住宅ローンは、今年の年末残高が
　2180万円の前提で計算しています。
かつ、以上の控除が
★今年あることが、大前提となります。

ご確認下さい。

この回答へのお礼

とても丁寧に教えていただきありがとうございます！
明細までつけていただきわかりやすかったです。

家族とも相談してよりお得感のある返礼品を探してみます。

お礼日時：2020/12/18 09:58

No.1 回答者： angkor_h 回答日時： 2020/12/17 13:54

それらの情報にふるさと納税額(仮値)を入れて、

確定申告書を作ってみれば、※
寄付金控除の計算式付きで結果が得られます。
お試し下さい。

※　国税庁HP「確定申告書作成コーナー」を利用すれば、
基礎控除から各種控除が自動で適用計算されます。