A 回答 (8件)
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No.4
- 回答日時:
史実に残っている結果はほとんど事実だと思いますが、そこに至る経緯、特にキーパーソンたちの会話の部分や出来事は作者の創作だと思います。
ビジネス社会において会議の議事録は結果を記しているだけで、会議中の詳細なやりとりは残らず結果に至る経緯はわからないようになっています。それと似ています。
史実そのものが疑わしいものもあります。
一部の史実は後の権力者がすっかり書き変えてしまったものがありますし、100年以上も経過した後にとりまとめたものもあります。
日本の戦国時代などの史実はガチガチなので、作者が創作できる余地がほとんどなくて面白みに欠けますが、韓国や中国などは創作できる余地が多すぎるので韓国や中国の歴史ドラマは結構楽しめます。
No.6
- 回答日時:
当時を見た人は生きていないから、どこまでが事実かなんてわかりません。
「歴史は勝者によって、勝者に都合よく書き換えられる」のです。
江戸時代でも本当の事実はわからない。
No.7
- 回答日時:
事柄は本当でも
何を考えていたかなどは創作でしょうね
江戸時代
作家ならみなさん書きたいという
有名な人物がいますが
その人は日記を書いていたので
その人物を日記に合わせなければならないので
なかなか手が出せないということもあります
No.8
- 回答日時:
城郭考古学者の千田嘉博氏だったと思うけど、次のように言ってるよ。
「資料はすべてを語ってはくれない。我々考古学者は資料と資料の隙間を想像で埋めてはいけないことになっている。だから歴史小説を読むと『こう(資料と資料を)繋げたか』と思うことがよくある。」
その時の対談相手で『天地明察』などの著者冲方丁氏も、概略次のように言っている。
「集めるだけ資料を集めて、そこから人物像を作ってゆく」
「だから時々『叱られないかなあ』と思う。その人物に」
著者にもよるけど、9割以上はイマジネーションと思って間違いないと思う。
なにせ資料Aと資料Bで全く正反対のことを言っている場合がある。
どちらを取るか、どの出来事に重きをおくか、そういうことも考えなければならないのだから。
司馬氏の作品『国盗り物語』『覇王の家』のどちらにも、女の出入りから国が崩壊していく場面が描かれる。
しかし実際はそんな単純な話ではない。
たとえば松平信康事件は、徳川と武田の対立勃発時点から始まり、それが浜松州と岡崎州の対立にまで発展した、きわめて根の深い深刻な事件だった。
それと、『坂の上の雲』のように登場人物が善玉と悪玉にきれいに分けられるようなケースは、現実世界では起こらない。
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