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副作用救済制度の診断書は何故医者が拒むんですか?障害年金の診断書はすぐ書いてくれるんですが何故か副作用救済制度の診断書はどの病院も嫌がる

A 回答 (1件)

https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12323928.html で回答させていただいた、予防接種健康被害救済制度でもそうですが、制度が十分に周知されてなく、かつ、内容がきわめて複雑過ぎるからだと思いますね。

要は、周知が進んでいる障害基礎年金や障害厚生年金などと比べると、面倒臭すぎるわけです。
ですから、ある意味で嫌がるのも当然かもしれません。

周知が十分でない、という点に関しては、実施主体であるPMDAも深刻に受け止めています。
以下のPDFを参考にして下さい。

https://www.pmda.go.jp/files/000239656.pdf#page=18

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制度の概要に関しては、以下をごらん下さい。
やはり、「複雑過ぎる」と言わざるを得ないと思います。

「医薬品がほんとうに適正に使用されていたのか」「副作用を生じた過程に病医院の医療ミスがなかったのか」といったことを考えなければならない、ということもあり、医療ミスを問われかねない診断書の作成は、医師としてはイヤなもんだと思います。
下手をすれば、自らの責任(医療ミスを起こした責任)を問われかねませんから。

つまりは、「仏作って魂入れず」ということわざがまさに示しているような現状があって、現状では、決して効果的な制度だとは言えないでしょうね。

○ 医薬品副作用被害救済制度
(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構[PMDA]による)
https://www.pmda.go.jp/relief-services/adr-suffe …
https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/

・ 請求できる人
https://www.pmda.go.jp/relief-services/adr-suffe …
・ 救済の対象となる健康被害
https://www.pmda.go.jp/relief-services/adr-suffe …

医薬品が適正に使用されたのにもかかわらず、その副作用によって「入院を必要とするほどの疾病」が生じたか、「日常生活が著しく制限されるほどの障害」に至ったか、あるいは、死亡してしまったか。
いずれかのときが対象です(以下のURLを参照のこと)。

○ 入院を必要とするほどの疾病
https://www.pmda.go.jp/relief-services/adr-suffe …

○ 日常生活が著しく制限されるほどの障害
https://www.pmda.go.jp/relief-services/adr-suffe …

○ 障害の基準
https://www.pmda.go.jp/relief-services/adr-suffe …

なお、すべての健康被害が対象になっているわけではありません。
以下のURLを参照して下さい。

○ 対象とならない場合
https://www.pmda.go.jp/relief-services/adr-suffe …
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この回答へのお礼

なるほど〜詳しく教えて下さい助かりました

お礼日時:2021/05/02 15:52

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