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異核二原子分子の分子軌道についてです。
まとまらない質問になっていると思いますが、親切な方、もし宜しければ部分的にでもいいので教えていただけると嬉しいです。


フッ化水素(HF)を考えた時に、「Fの2p軌道のうち、2pzとHの1s軌道との間に生じる非結合性軌道ができる。のこりの2pxと2pyは結合せずに非結合性π軌道として残る。」
このような記述が教科書にありました。

・非結合性π軌道とはどう言ったものでしょうか。ルイス構造式で書いた時の非共有電子対がこれにあたるのでしょうか。

・またこの軌道は分子の安定性に関与しないと書かれていましたが、非共有電子対であればそこから求核剤などの攻撃を受けやすくなるので安定性的には不安定になるのかなと思ってみたりしてます。これはまた別の原因によるものでしょうか。

「異核二原子分子の分子軌道についてです。 」の質問画像

A 回答 (2件)

原子軌道を混ぜて分子軌道になるとき…



元の軌道よりエネルギーが下がって、そこに電子が入った時により安定になるのが結合性軌道(πだろうとσだろうと関係ない)。
元の軌道よりエネルギーが上がって、そこに電子が入った時により不安定になるのが反結合性軌道。
元の軌道とエネルギーが同じで、そこに電子が入った時に安定性が変わらないのが非結合性軌道。

非共有電子対は 偶々余って 共有されていない 電子のことだから、電子軌道[の結合性]とは全く関係ない(は言い過ぎだけど)概念かと。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
非結合性軌道の説明、安定性のこと、説明して下さり助かりました。

お礼日時:2021/05/27 22:23

分子の安定性の話は、反応しやすいしにくい、の安定性ではなく、『その分子が孤立しているときに』安定か不安定か、の話なので、求核剤との反応を考えること自体が「無意味」です。

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