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1950年~2021年で子どもの人口18歳以下が2943万人→1493万人で71年間約50%に減っていることに何も危機感がないのですか?

A 回答 (1件)

多くの人は、自分、あるいは、自分の家族の利益になることダケを考えて、いろんなことを選択しています。


つまり、子供(若い人)が減ることよりも、自分や家族の利益が優先なんですよね。
そして「タブルインカムノーキッズ(ディンクス)」って言葉が、1980年代に生まれて広まりました。
これは、「夫婦共働きで稼ぐけど、子供はいらない」って生き方を意味しています。

子供ができたら、育児・子育てに2人の時間が奪われるし、お金もかかる。だから、子供はつくらず、2人だけの結婚生活を楽しむ。

ごく少数の夫婦がこういう生き方をするなら、国の人口構成に影響はないけど、多数の国民が、こういう生き方を選択すれば、しばらくしたら、18歳以下の人口は減ります。

ひとつの夫婦が自分たちがベストな選択「部分最適」を選ぶのはいいけど、それが多数派になったとき、日本全体、つまりは「全体最適」では、質問者さんが懸念するような「最悪な選択」になることがあるのですね。

たとえば、昔、オリンパスってカメラ会社の社長は、携帯にカメラが搭載されはじめたとき、「これが広がったら、カメラは売れなくなる!」と思ったそうです。
オリンパスという会社全体の将来を考えたら、なんらかの根本的な打開策が必要になる。でも、何もしなくとも、自分が社長の座にいる期間に会社が瞑れることはたぶんない。
打開策を実施すれば、仕事が忙しくなるし、それに失敗すれば、自分の大きなマイナスとなる。
自分だけのことを考えたら、「何もしないのが良い選択である」って考えたわけですね。
ま、こういうのと同じことです。

実際には、ディンクス世帯が増えるというよりも、年収が少ない等の理由で結婚する人が減ったり、一組の夫婦の子供の数が減ったのが、日本の少子化の理由みたいですけどね。

ま、自分のことに精一杯で、日本という全体のことを、国民も政府の人たちも考えないから、危機感は無いのでしょう。
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