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娘(高3)がこの分野に興味を持っているようなので自分なりに調べて見ましたが、素人の私には今一歩良く分かりません。そこで、(1)理学療法士と作業療法士って何が違うの?主な役割は?患者の対象は?(2)どっちがニーズがありますか?就職とか?収入とか?作業療法士はあまり聞きなれない言葉なので。(このような質問はこの分野に関わる方にとって失礼とは思いますが娘を思う気持ちと言うことで許してください。)(3)その他、全般的な市場状況。 以上、よろしく御願いします。

A 回答 (2件)

病院の総務課で簡単な人事・給与関係の事務を担当しておりました。

今は准看護師資格を持つ看護学生です。

(1)理学療法士=PT(Physical Therapist)は簡単に言うと、運動機能の回復(リハビリ)の専門家です。骨折などの怪我や病気による安静が続き、筋力低下や関節拘縮を起こしている(もしくは起こす恐れのある)患者に筋力増強や歩行などの訓練を行います。
作業療法士=OT(Occupational Therapist)は身体はもちろん特に精神に障害を持った人々に様々な活動(レクリエーションや生活訓練)を促して、動作能力や社会適応のための能力を改善することが仕事です。

(2)介護保険の導入などで、医療と福祉の世界でどちらもニーズはあり、今まではどちらかという売り手市場でした。しかし知り合いのPTやOTに言わせると少しずつ人材不足が解消されており、これからは買い手市場になるのではないかということです。
しかし有資格者であることは変わりないので、
職に困るということはないと思います。
収入は私の勤めていた法人では、
PT・OTともに同じ給与基準で、
新卒で基本給19~21万+資格給3万=22万~24万(専門卒や大卒で多少違う)でした。
他の法人も多少違いはあれ同等クラスだと思います。
ボーナスや昇給率はけっこうよかったはずです。
(薬剤師や放射線技師と同等だった)

(3)就業場所は理学療法士は整形外科や脳神経外科がある病院、老人保健施設などになると思います。作業療法士は精神科の病院やいわゆる老人病院、老人保健施設になると思います。
私の見解ですが、理学療法士、作業療法士ともに女性が就くには良い職かと思われます(労働条件や再就職のしやすさなどを考慮すると)
実際、女性が多いです。
女性には作業療法士の方が向いているような気がしますが、将来性や難易度は理学療法士の方が上だと思います(作業療法士の方ゴメンナサイ)
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この回答へのお礼

色々と参考になりました。最後は娘が自分で考えて決めることと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/17 07:38

OT学科の大学生です。


大体、No.1の方がおっしゃっている通りですが、簡単に言うとPTは例えば腕を怪我した人の腕そのものを動くようにするのが仕事で、
OTは手先指先のリハビリ担当といった感じでしょうか。

とりあえず腕が動けば生きていくうえで支障がないので、PTは基本的な体の機能を回復するためのリハビリをします。
しかし、腕が動くようになって、指が動くようになっても、箸や鉛筆などが持てなくては日常生活に支障がありますよね?
それを解決していくのがOTの仕事です。
更にOTは精神分野への関わりもあります。

患者の対象としてはPTの場合、主に整形外科を受診する人です。
OTは高齢者、精神に障害のある人、発達障害を抱えた人(子供)などでしょうか。

ニーズに関してはとりあえず選ばなければ仕事はあると思って差し支えないと思います。
絶対数でいうと、PTの方が多いのですが、これから高齢社会が進んでいって、
介護の仕事の分野が広がって、訪問介護などでOTの活躍する現場が増えていくという話もあるので、OTも需要あると思いますよ。

収入は両者ともあまり相違ないようです。
どのような所に就職するかで変わってくると思います。
地方などは高いようです。(高くしないと人が来てくれないため)

まだ入ったばかりなので、まだまだ説明不足とは思いますが…。
就職・収入といった条件以上に向き不向きも関係してくると思います。
私の場合、OTが向いていると感じたので目指したのですが、
娘さんが希望の進路を選べると良いですね!

余談ですが、同じ大学の医学部生や看護の学生にに「OTって一体何するの?」ってよく聞かれますよ。
一応専門を目指す学生ですらそうですから、まだまだOTの認知度は低いですねー。
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この回答へのお礼

色々と参考になりました。最後は娘が自分で考えて決めることと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/17 07:38

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