プロが教えるわが家の防犯対策術!

築23年の2階建ての一戸建てを買いました。チェックした屋根やさんに「屋根の棟の漆喰が剥がれて防水シートに雨水が流れた跡がある」ということで、「約20万円かけて、棟の取り直しをしても、コンクリート瓦自身が経年の劣化で、コーティングが剥がれているので、またすぐ雨漏りするかもしれない、屋根を葺き直した方がいい」とアドヴァイスされました。「日本瓦、コロニアルどちらかの選択だ」ということだったのですが…、軽ければ地震に強い、というのは解りました。でも、金属瓦「アルミットルーフィング」という商品のことを知り、なにがいいのか全く解らなくなりました。20年、30年、住むつもりです。1.トータルな経済性、2.断熱性・遮音性(イコール、居住性、みたいなことでしょうか、ここが一番、大切だと思っています。)という観点から、どんな屋根にすればいいのでしょう?また見栄えは気にしません。どなたか教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

 日本瓦、コロニアルともに30年は十分持ちます。



 コロニアルは軽い、スマートといった長所がありますし、断熱性も遮音性もまずまず、さらに、たとえば雹(ひょう)や霰(あられ)といったものに対してもけっこう強いもので、なんら心配も要らない屋根材ですが、ただ、どんなに遅くとも10年毎には塗り直しが必要です。

 一方、日本瓦の家は大雨にも静かという長所はあるものの、その総重量の大きさの面で、たしかに家屋の躯体や屋根の部分がしっかり出来上がっていなければ地震の際に不利になることは考えられます。また、断熱性についてはさほどに感じません。

 築23年ということですから、ことに躯体の強度についてより厳しくなった昭和53年の建築基準法の改正施行以降の建物ということになりますから、かなりしっかり出来ているとは思いますが、コンクリート瓦から日本瓦(三州瓦など)に葺き替えるとしたら、もう一度屋根裏の構造材や下地材の程度をよく検査されたほうがよりいいかもしれません。

 アルミ製の瓦は、一般的な性質の上からから見れば軽く、錆び難く、熱の反射もいいということは理解できますが、まだタイムプルーフがないだけ、その良さについて確答するだけの知識がありません。

 ついでに申し上げれば、地方にもよりますが、軒下近くに自動車の駐車スペースや大切な植木などがある場合は、屋根材に雪止めをつけておいた方がよさそうです。これがあると溶け出した雪が滑り落ちて車の屋根をへこませてしまったということが防げます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。(すぐにお礼を書き込んだのですが、パソコン操作を間違っていたのか、アップされていないようなので、再度ご挨拶させてください、2度目になっていたらごめんなさい!)コロニアル、日本瓦、ともにメリット・デメリット分かりました。(なるほど、日本瓦って断熱性はそんなに期待できないんですね。)はじめに書いてませんでしたが、場所は東京です。雪のことは考えていませんでした。でも東京でも雪が積もるほど降ることもあるし、すぐ下は駐車スペースだし、そんなことも考えた方がいいのですね!参考になりました、ありがとうございます。

お礼日時:2005/04/26 17:54

少し気になります。



>コンクリート瓦自身が経年の劣化で、コーティングが剥がれているので、またすぐ雨漏りするかもしれない、屋根を葺き直した方がいい

この言葉に引っ掛かりを感じます。
1)あなたは見栄えを気にされない方で雨が漏らなければ良い、と思われているのですよね。
2)そしてお宅のセメント瓦は23年間屋根に乗っているのですよね。
3)求めるものは「トータルな経済性」を一番に掲げておられますね。

そんな顧客に対して棟下の漆喰が剥げ掛けている事を理由に「セメント瓦の塗装が劣化しているので雨が漏るかもしれない」と葺き替えを奨めるのはオーバートークの感じを受けます。

その理由
確かに一般的に見て屋根で一番先に悪くなるのは漆喰である可能性は高いですが、それとは別の事である23年経ったセメント瓦の塗装が剥げたからと言ってそこから雨漏りがするかもしれない、というのは正しくありません。経年劣化で割れ易くなるのはもっと後ですしセメント表面の塗装が剥げたからと言って直ちに雨が漏る訳ではありません。(表面が粟起しのようにスカスカな粗悪品であれば別です)
事実をそのまま告げ、工事のメリットもデメリットも正しく説明する業者なら信用してよいと思いますが、自社の売り上げと利益優先の会社でなければ良いのですが。
念のために地元の別の瓦屋さん又は工務店にも相談してご覧になれば如何ですか。

あなたの文面からだけの危険な判断ではありますが、安くて見栄え良くて今後20年近くは経年変化と言う理由だけでは雨漏りしない、と言う事なら今回は棟の修理と屋根塗装だけにしておくと言う選択肢があります。外観を気にされるなら10年後にもう一度塗装するという手もあります。
断熱性能は瓦に求めるより天井裏に断熱材を重ね貼りした方が有効です。(瓦屋さんのする工事ではありませんが)

他にすべき考慮要因としては瓦が乗っているよそのお宅の屋根と比べて緩勾配なら少なくとも陶器瓦は向きません。陶器瓦は4寸5分勾配あたりを要求します。コロニアルなら緩勾配OKです。
コロニアルはセメント瓦と同じで古くなれば再塗装しなければなりませんが、陶器瓦は塗装する必要がありません。もう一つ、今乗っている瓦は現在も作られていますか?もしそうだったら予備の瓦を買って今後に備えて下さい。そうでなかったら今回屋根材を取り替える決心をするのは悪いことではありません。

いきなり屋根換えを勧めるのではなく、色々と事実に基づく説明をして最後の選択はお客様に任せるという業者に行き当たれば良いですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。「オーバートークの感じを受け、少し気になる、いろいろ説明してくれて、最後はお客様に選択させる、という業者に行き当たれば」とのこと、そういうことを言ってくれる人が周りにいなかったので、本当に嬉しかったです。「今回は棟の修理と屋根塗装だけにしておくと言う選択肢」も含め、「念のために地元の別の瓦屋さん又は工務店にも相談すれば?」というアドヴァイスを実行してみます。なるほど、「断熱性能は瓦に求めるより天井裏に断熱材が有効」なんですね。勉強になりました、改めて、ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/26 17:36

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!