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素朴な疑問です。何故「亭主関白」と言って
「亭主太閤」とか「亭主将軍」とは言わないのですか?

A 回答 (5件)

こんにちは。



摂政は本来、武家の台頭以前、まだ天皇が政治のトップでもあった時代に、天皇が幼くて政治が出来ない時期に代理として実権を一時預かった役職です。なので、天皇が成人した暁には実権を返すことが前提。関白は、天皇の成人後に信任を受けて政治の実権を持つ役職で、正真正銘のNo.2ですね。

何となく、この「実権を預かるNo.2」というところに、控えめに後ろにいても真のNo.1は妻のほう、という揶揄が込められているような気もします。

因みに太閤は、関白が譲位した後に就く役職です。天皇に対する上皇と似た関係ですね。秀吉が甥の秀次に関白の座を譲位してから太閤になりました。もっとも、秀次は割とすぐに切腹させられてしまうので、実質的に実権を持った「関白」はほぼ秀吉だけですね。


何で武家のNo.1である将軍じゃないのか、については、飽くまで素人仮説に過ぎませんが、「亭主関白」という言葉がいつ出てきたのか、パッと調べてもほとんど仮説すら出て来ませんでした。なので、そんなに最近のことではないんだろうと思います。とはいえ、当然「実権ある関白=秀吉」ですから、秀吉の時代よりは後でしょう。長く続いた江戸時代に生まれた言葉だと仮定すると、いま現在の最高権力者である徳川「将軍」より、それに負けて滅びた豊臣の「関白」の方がネタにしやすかったんじゃないかな、と思います。

さだまさしの歌にも「関白失脚」がオチとしてあるように、「亭主関白」ってやっぱり揶揄が入っているというか、「俺は亭主関白だ」と自分で言うようなものじゃなく、周囲が「あそこの家は亭主関白だから」と噂や陰口で言うような言葉だと思います。
ならばやっぱり、今の権力者=将軍ではなくて、どこか「豊臣のようにいずれ失脚するよな」という揶揄や軽い嘲笑の入った「関白」の方がしっくり来るんじゃないでしょうか。
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関白とは夫が家族に対して強い愛情と責任感を持っている


妻が支えている という前提からの言葉です
関白は成人した息子を補佐するという仕事
太閤はそれらを人に譲った立場
将軍とは軍を統一する人
秀吉が嫁の寧々さんに頭が上がらないのに 威張り散らして好き放題にしていたからでしょう
最終的には一緒のお墓に入ることを拒まれていますからね
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「関白宣言」が流行ったからかな。

「亭主太閤」とか「亭主将軍」という歌は無いし。
?t=47

摂関政治
天皇の外戚として摂政や関白あるいは内覧といった要職を占め、政治の実権を代々独占し続けた政治体制のことである。この「外戚として」というところに悲哀が感じられ、男性の共感を得たのかも。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%91%82%E9%96%A2 …
対義語が「かかあ天下」というところも。
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関白が天皇のすぐ下の位だからです。

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関白が最高位だから。


将軍は家来だし、太閤は関白を退いた人の称号。
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