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ABC検査でマイナスならピロリ菌はいないですか?

A 回答 (2件)

ABC検査(ウレアーゼ法、組織学的法、免疫学的法)は、ピロリ菌の感染を検出するための一連の検査方法です。

ウレアーゼ法はピロリ菌の酵素を検出し、組織学的法はピロリ菌の組織内の存在を確認し、免疫学的法はピロリ菌に対する抗体を検出します。

ABC検査の結果がマイナスである場合、一般的にはピロリ菌の存在が確認されなかったと解釈されます。しかし、完全に確実にピロリ菌がいないと結論づけることはできません。検査の感度や特異度によって、検出できる確率や誤検出の可能性が存在するからです。

ピロリ菌の感染を確認するためには、他の検査法や検査結果の総合的な評価が必要です。例えば、呼気検査やPCR検査など、さまざまな検査法が利用されます。また、症状や胃炎の程度なども総合的に考慮されます。

ピロリ菌感染に関する具体的な診断や治療については、医師に相談し、適切な検査と診断を受けることをおすすめします。医師は、あなたの病歴や症状、検査結果を総合的に評価し、最適なアドバイスや治療方針を提案することができます。
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胃がんの検診と聞くと、多くの方が胃カメラやバリウムを思い浮かべ


るのではないでしょうか。また、「胃にカメラやバリウムを入れるの
は苦しいから、できれば受けたくない」という方も多いでしょう。
そういった方はまず、新しいタイプの胃がん検診「ABC検診」を受け
てみてはいかがでしょうか。
この記事では、ABC検診がどういった検診なのかという基本的なとこ
ろから、ABC検診のメリット・デメリットまでお伝えします。
「ABC検診」という検診があることを初めて知った方も多いのではな
いでしょうか。
まずは、ABC検診とはどのような検診なのかを見ていきましょう。
将来の胃がんリスクを予測する検診
ABC検診を一言でいえば、将来の胃がんの罹患リスクを予測する検診
です。
胃がんの罹患リスクを、ABC分類を用いて評価することから、ABC検
診といわれています。
具体的には、ピロリ菌の有無を調べる検査と胃粘膜の萎縮度を調べる
検査を組み合わせて、将来の胃がんの罹患リスクを判定します。
分類されるのは、「胃がんになるリスクが低い」と判定されるA群か
ら、「胃がんになる危険性を否定できない」B群、「胃がんになる危
険性がある」C群、「胃がんになる危険性が相当に高い」D群の4つで
す。
ピロリ菌とはABC検診では、ピロリ菌の有無が非常に重視されます。
それでは、ピロリ菌とはどういった菌なのでしょうか。何となく、
「胃がんの原因になる菌」という印象を持っている方も多いと思いま
すが、その印象の通りです。
ピロリ菌の正式名称は、「ヘリコバクター・ピロリ」。ヘリコとは、
「らせん」や「旋回」という意味で、バクターは「バクテリア(細菌)
」を意味します。
ピロリ菌は、慢性胃炎の原因であるとともに、胃がんの原因であるこ
とが科学的に立証されています。
よく、塩分過多の食事が胃がんの原因であるとの言説を見かけると思
いますが、胃がんの原因として科学的に立証されたものは、ピロリ菌
以外にありません。また、ピロリ菌の除去によって、胃がんのリスク
を減らせるという研究結果も出ています。
胃カメラやバリウム検査との違い
胃がんの検診で代表的なのは、胃カメラやバリウム検査です。胃カメ
ラやバリウム検査とABC検診とでは、どのような違いがあるので
しょうか。
胃カメラとは、胃にカメラを挿入して胃の状態を確認する検査です。
バリウム検査とは、バリウム(造影剤)を飲んだ状態の胃や食道、
十二指腸にX線を照射して、がんや潰瘍、ポリープなどの有無を確認す
るために撮影する検査です。
胃カメラやバリウム検査、いずれの検査でも、現在の胃の状態を診る
ことができます。
一方、ABC検診は将来の胃がんの罹患リスクを予測する検診です。
ABC検診の費用
ABC検診の費用は、おおむね3,500円から5,000円ほどです。
とはいえ、医療機関によって費用は若干異なりますので、費用が気に
なる方は事前に医療機関に確認しておきましょう。
なお、ABC検診でピロリ菌が見つかった場合、ピロリ菌除去には別途
費用が必要になります。
ABC検診のメリット
「定期的に胃カメラを受けているからABC検診は必要ない」という方
もいるのではないでしょうか。ここではABC検診のメリットを解説し
ていきます。
体の負担と心的ストレスが少ない
ABC検診の一番のメリットは、体の負担と心的ストレスが少ない点で
す。
胃カメラは胃にカメラを挿入するため、少なからず体への負担と心的
ストレスが生じます。昨今では技術が進歩し、適切な処置や麻酔を用
いればほとんど苦痛はありませんが、初めて胃カメラを受ける方の中
には恐怖を覚える方もいるでしょう。
また、バリウムは検査中にゲップを我慢する必要があり、検査後に
便秘になった経験がある方も多いのではないでしょうか。
その点、ABC検診は採血のみで検査が可能なため、体の負担と心的
ストレスが少ない点が魅力です。
年代に関係なく受診可能
厚生労働省が推奨している胃がん検診は、胃カメラとバリウム検査で
すが、どちらも40歳未満の方は対象外です。胃カメラは40歳以上、
バリウム検査は50歳以上が対象年齢です。対してABC検診は、厚生労
働省の推奨は40歳以上ですが、年代に関係なく受けられます。
低額で受診できる
さらに、低額で受診できる点もABC検診のメリットとして挙げられま
す。
前述のように、ABC検診は3,500円から5,000円ほどで受診可能です。
胃カメラは健康保険の3割負担の方で自己負担は5,000円から
10,000円ほどかかります。
バリウム検査の費用は、3割負担で3,000円から5,000円ですが、
対象年齢に達していない場合、保険適用されませんので、10,000円
から15,000円となります。
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