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今、中途で某法人への採用試験を受けており、最終の理事長面接に通れば採用です。
1次は筆記もあり、論文も出しました。その出来が良かったのか、2次の役員面接(法人理事)において、相対的に書かれていた。論文書くのが得意なんですか?とか、次の理事長面談ではこの項目についてまとめてきてください。とか、親切なアドバイスがあり、人事部長からは5年後に戦略的案件を扱う部署での仕事に異動可能か聞かれたので、できることはなんでも勉強したいと言ったらいい感触でした。そして再度理事から、入職後は組織において、一目置かれる立場になるので、勉強や研究を怠らないようにしっかりやりなさい。そして、自分の研究の信念は曲げないように。それと、入ってすぐにこのレベルまでは到達してください。と言われました。厳しい目をした理事でしたが、コメントが的確でした。

採用面接って、このくらい、中に入ってから、どういうことをしてほしいとか、どういう人材として使いたいとか、組織側が明白にイメージを持っているものなのでしょうか?

A 回答 (3件)

面接は、雇う側が見定めるだけでなく、雇われる側もしっかり評価する場です。


質問の本文を見ていて、あなたには後者の意識が弱いように感じますが、覚悟はできているのでしょうか。

それと、転職を受け入れるとは、即戦力を求めるということです。
求められるのは、『速く』『いい』実績を上げることと、『職場に良い空気を吹き込む』ということです。
それから、勉強と自己訓練は怠らないこと。
それを強く意識するといいと思います。





私はプロファイルに記した通りの、今は隠居の身の爺です。
今から40年近くも前の若い頃のことですが、私も転職を経験しました。
上記はそこから思ったことです。

役に立つかどうかわかりませんが、それは例えばこんなことだという私の場合例を紹介します。





私が転職したころは、年功序列・終身雇用が当たり前で、『自分に合わない』などという我儘な転職を除けば、真面目な転職はまだ一般的ではありませんでした。
その時居たのは日本のある業界のトップクラスの企業でしたが、外からはわからない内部事情を知ると自分の将来展望が描けなかったためでした。
転職先は別な業界のやはりトップクラスの企業でした。
転職を仲介する人を介した能力や実績をベースにした転職で、試験とかを通したものではありませんでした。

私の場合、『即戦力』は入社したその日のうちに求められました。
一通りの総務的な手続きやオリエンテーションが終わると、夕刻の定時退社時刻ぐらいに所属部署に連れて行ってもらいました。
あいさつを交わし、庶務さんからの事務的な案内を受けるとすぐに仕事が飛び込んできました。

あるプロジェクトを企画していて、役員会に向けてその企画を提案するイベントが翌日にあると言います。
そこで提示したい内容の中に私が専門にする部分が欠けており、そこを急遽埋めてほしいというものでした。

『役員向けの企画提案イベントがどういうものか』などと言う社内の流儀が右も左もわからない状態でしたが、そんなことは言っていられません。
大元の要求や要件、過去の活動経緯や実績、企画の趣旨などを急いで調べて頭に叩き込み、身の回りで使えそうな情報源をかき集めて私の部分の構想を組み立て、プレゼンのストーリーを作って資料を作りました。

夜なべして何とか準備をまにあわせて翌日のイベントに臨みました。
私のプレゼンに聞いてくれた評価者のひとりが、『できそうだね、いいじゃないか』と上機嫌で答えてくれたのをよく覚えています。
出来ると思うから提示したんだと思った私にとっては、『失礼なことを言う人だ』としか思いませんでした。

ただ、後で知りましたが、その人は社長で、それまでそのプロジェクトが長年うまくいっていないのを心配していたということでした。
それから約1年をかけてそのプロトタイプを完成させたのは、世に先駆けて実現させた、今は誰もが当たり前のように使っているあるものでした。

その実績で、『それまでだれも見たことがなかったものを実現して見せる』という仕事では私に声がかかる、という居場所を作ることができました。

私が思う『即戦力』とはこんな感じですね。





その後、会社がアメリカでアメリカのある機関と共同で、新しい分野の先端的新技術とそれを生かした製品の研究開発事業を進めることになり、アメリカに駐在派遣されることになりました。

そこでは本来の業務は粛々と進めましたが、あるとき、ペアを組んで仕事をしていた当地の仲間の仕事を手伝ってやりました。
特殊な技術を必要とし、私がその知識と経験を持っていたからでした。

そう言うと簡単に聞こえるでしょうが、実際にやるのは結構なことでした。
システムを設計し、回路を設計し、機能をシミュレーションして確認し、特性や信頼性を解析し、それを半導体上に作り、プログラムを書き、試験して評価する、というのを全部こなさないといけませんから。
それを本来の仕事ではありませんから自分の時間でやるのです。

もともと趣味で始めたモノづくりが私の仕事の原点ですから、出来ないわけではなく、出来るから手伝ってやると言ったわけなので、あとはコツコツとやることをやりました。
時間とお金はかかりましたが、それは仲間が何とかする問題で、結果的には彼が求めるものは出来上がりました。

私の仕事はそこまで。
それをどう使うか、それでどんな結果を出すかは彼次第です。
なのでそこから先がどうなったかは私は知りませんでした。
知ったのは、思った通りに働くものが手に入った仲間がとても喜んだということぐらいでした。

私にとってはそれで十分でした。
仲間の期待は裏切らず、喜んでももらえましたから。
趣味の結末なんてこんなもんですからね。
それで彼の中で私のお株が上がったのなら上等と言うものです。

しかし、それは思わぬ結果になって返ってきました。
ある時その仲間のずっと上の偉い人から呼ばれました。
行ってみると、彼を助けたことの結果が、彼らが期待していた以上にいい成果を生んだのだそうで、その礼を言われ、『アメリカに好きなだけ居られるようにしてあげる』というご褒美までいただきました。
隠居した今でものんびり当地で暮らせている今はそれであります。

その時に使った特殊な技術は、日頃から新たな技術や手法を見つけ、趣味の世界でそれを使ってみて、実際に使う上ではどんなノウハウが必要かをあらかじめ手に入れておくということをしてきたから使えたというものです。

技術は『人がしないこと』、『人ができないこと』、『人より優れていること』が大事ですが、『出来ることを実績で示せること』が伴わなければ意味がありません。

本で読んでわかったつもりにならず、日々実際に使ってみることを心がけることを強くお勧めします。





どんな経路でどんな内容で伝わったかは知りませんが、その実績と評価は、日本の私が勤めていた会社にも伝わったようです。
それ以降、私は当地アメリカを足場に日本と行き来し、いろいろな案件のアドバイザリ的な仕事もするようになりました。

そうして年も40を過ぎたころからは、特に専門的に深い部分に特化した知識・技術・技能・人脈を使う仕事や働き方をするように心がけました。

そこで大事にしたのは勉強と訓練です。
しかし、自分自身でできるそれには限りがあります。
私の場合、それはそれを専門にしたファームを使いました。
いわゆる技術コンサルタント会社がプロ向けに提供するショートコースと呼ばれる教育訓練プログラムです。

私は3つの分野についてそれを使いました。
2~3週間缶詰になり、午前中は座学をし、午後はその演習や実習をし、夜は宿に帰って復習・宿題・調べもの・予習をし、翌日は宿題につづいて座学、と言った具合の日々が続きます。
週末はウィークデーでし残したことをするので手一杯です。
扱う話題も、新技術、関連技術、業界事情や事例、企画や法規など盛りだくさんです。

これにかかる費用は、講習代と滞在費と交通費だけでも 100万近くなりますが、私はすべて自腹でやりました。
2~3週間会社を離れなければなりませんが、私は事情を話して1週間の有給休暇に休職を加えてやってました。
休職すれば賞与に響きますが、経費も加えた分以上の評価が得られればペイできます。

そうして得られる『知識・技術・技能・人脈』は、会社がやってくれる研修なんて言うものとは比べ物にならないものです。
そんなのを毎年一回、分野を変えてやってきました。
3分野なので、3年に一度、知識なんかをリフレッシュできるということです。
自分の価値は、こうして維持するもんだと思って私はやってきました。
日本の方で同じようなことをしている方に会ったことはないですが、当地のプロにはこう言った人が結構います。

生き方のひとつとして考えられてはいかがでしょう。





ちなみに私はいわゆる『管理職』とか『役職』には就きませんでした。
私は、『人を管理する』『人を使う』という仕事には向いていないと思っています。
そんなことをするより、私にしかできないことをさせておいた方が良い、と私は思ってきました。

なので、そういう働き方をしてきました。
でも、『人がしないこと』、『人ができないこと』、『人より優れた結果』には相応の評価と対価はいただきました。



年寄りが暇に飽かしてダラダラ書いて失礼しました。
後悔しない一生をお過ごしください。
ご健闘をお祈りします。
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この回答へのお礼

貴重なご意見有難うございます。物理分野の方なのでしょうか。。。

私は本当はこの法人でいいか迷っているのです。仕事の内容が私にあっているのか。そこにまだ回答を得られていません。

お礼日時:2023/10/05 08:09

45歳を過ぎてから何度か転職しました。

中途採用のポジションは新規ポジションを求めている場合か?後任か?どちらかです。新規ポジションの管理職も場合は組織をまとめてくれる人材を具体的に想定しています。後任の場合は前任者の問題を解決してほしいことと継続したいことが具体的に期待されています。
なので。。。入社して半年くらいで結果を出さないと期待外れのレッテルを貼られてしまいます。何を期待されているのか具体的には教えられないので自分で情報を整理して期待を明確にして対応する必要があります。数字の結果を出していても新規案件を成功させても当初の具体的な期待をクリアしないと期待外れと思われてしまいます。
とっても理不尽な期待をされていると思います。組織が求めている理想を知らされないのでそれをクリアしないと評価されないという苦しいミッションです。
私は何度か組織のトップから期待され過ぎて失敗しています。上からは過度の期待をされて下からは協力してもらえない針の筵状態を乗り越えていかなければなりません。期待外れだったといきなりハシゴを外されないように頑張って下さい。
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この回答へのお礼

とても有益なアドバイスを有難うございます。
年齢がいってからの転職って厳しいですよね。。。頑張ってこられたってすごいなって思いました。

私に求められているのは、、、入職5年の先輩(私の上司になる女性)のレベルまで早期に追いついてください。と言われました。ということは、その先輩が異動するのでしょうか。。。その後任ってことなのかな。

私自身はその後5年後に、違う部署に異動になっても問題ないですか?と採用面接の時点で聞かれたので、初めからその部署に将来的に異動させるつもりなのかな。とも感じました。ただ、それこそ梯子を外されなければ。というところですけれど。。
なかなか厳しそうですね。

お礼日時:2023/10/04 22:45

ケースバイケースですね。


単に人手が欲しい場合は最低限の足切りの条件だけ作って面接します。その場合、未経験者や異業種からの転職も問題ありません。やる気があればとるポテンシャル採用ですが、筆記が異常に悪いとか、ISPで問題ありそうだったら見送る場合があります。当然面接でもウチの会社に適応できなさそうであれば、見送ります。

もう一つは欲しい人材の用途が決まっている場合。
輸出入をやっていた営業マンが退職した場合、補充要因は外国語が話せる、海外営業の経験がある等の人材を探します。

他には、大手クライアントを担当して欲しい場合は、大手企業との取引経験を見たりします。

質問者様は後者だと思うので、やりたい仕事と欲しい人材がマッチしているケースなので、双方にとって良いお話ですね。

今は売り手市場なので、頑張ってください。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
今回こちらだと思います。
もう一つは欲しい人材の用途が決まっている場合。
輸出入をやっていた営業マンが退職した場合、補充要因は外国語が話せる、海外営業の経験がある等の人材を探します。あとは大手クライアントとの経験もあるかもしれません。

私は5年後に、違う部署に異動でも構わないか?と聞かれました。なので今から異動を見越しての入植なのかなぁ、、、とも感じました。それなら5年も今の所じゃなくて3年で異動したいですけどね。

あとは、早期に、私の上司になる先輩のレベルまで追いついてね。と理事から面接で言われました。だからひょっとすると、その先輩が先に異動とかあるのかもしれませんね。。。

お礼日時:2023/10/04 22:48

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