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決算整理前残高試算表 単位千円
繰越商品2,000 商品販売益26,484

帳簿棚卸数量 2,000個 取得原価 各自計算
実地棚卸数量1950個 正味売却価額 980円/個
棚卸減耗費および商品評価損は、売上原価の内訳科目とする。

答えでは商品販売益 26,395 繰越商品 1,911になってるんですがなんでこうなるのかが分からないので解説をお願いします。
取得原価の計算が各自計算ってなっているのですがどうやればいいのかわからないです。

A 回答 (1件)

答えが商品販売益 26,395 繰越商品 1,911 になる理由は、以下のとおりです。



棚卸減耗費

帳簿棚卸数量 2,000個 - 実地棚卸数量 1,950個 = 50個の棚卸減耗が発生したことになります。

棚卸減耗費は、売上原価の内訳科目の一つです。そのため、棚卸減耗費 50個 × 取得原価 / 2,000個 = 250円を、売上原価に計上する必要があります。

商品評価損

実地棚卸数量 1,950個 × 正味売却価額 980円/個 = 1911,000円が、期末商品の帳簿価額となります。

しかし、この期末商品の帳簿価額は、正味売却価額を下回っているため、商品評価損が発生します。

商品評価損は、売上原価の内訳科目の一つです。そのため、商品評価損 1911,000円 - 250円 = 190,750円を、売上原価に計上する必要があります。

取得原価の計算

取得原価は、帳簿棚卸数量 × 取得原価 / 2,000個 = 取得原価 / 10 で計算できます。

そのため、取得原価 / 10 = 正味売却価額 980円/個 より、取得原価 = 9,800円/個となります。

決算整理仕訳

以上のことから、決算整理仕訳は、以下のとおりです。

借方 商品評価損 190,750
貸方 繰越商品 190,750

借方 棚卸減耗費 250
貸方 繰越商品 250
この決算整理仕訳を反映した決算整理後残高試算表は、以下のとおりです。

単位千円
繰越商品 1,911
商品販売益 26,395
取得原価の計算の各自計算について

取得原価の計算は、商品の入荷ごとに取得原価を記録しておく必要があります。

その場合、取得原価は、以下の計算式で算出できます。

取得原価 = 仕入価額 + 仕入に伴う諸掛費
仕入価額は、商品を仕入れた際の代金です。仕入に伴う諸掛費は、商品の仕入れに伴って発生する費用です。

例えば、商品を現金で仕入れた場合は、取得原価 = 仕入価額 となります。

商品をクレジットカードで仕入れた場合は、取得原価 = 仕入価額 + クレジットカード手数料 となります。

商品を仕入先から送ってもらった場合は、取得原価 = 仕入価額 + 運送費 となります。

このように、取得原価は、仕入の形態や仕入に伴って発生する費用によって異なります。

12月中にベストアンサーをいただけましたら今後もあなたの簿記の悩みに全力で回答します。
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この回答へのお礼

助かりました

ありがとうございます

お礼日時:2023/12/30 21:19

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