あなたの習慣について教えてください!!

先日知人の大工から、グラスウールの耐用年数は約2年から3年だといわれました。

只今立替えを考え中で外断熱にしようか迷っているとことです。
せっかく立ててもすぐ断熱効果がなくなるのだったらやはり外断熱の方が良いのか?
でも値段的にはグラスウールを使った断熱法の方が良いのですが・・・
どなたかグラスウールの耐用年数及び、外断熱との違いを
分かりやすく説明いただけると助かります。
お願いします。

A 回答 (4件)

何を根拠にして2~3年とおっしゃっているのか分かりませんが、大工さんは部材のことは余りご存じない方が多いのが実状です。


 得意な工法や使いたい部材を誇大に宣伝し、知らない部材や使いたくないもの、知らない工法には否定的なものです。
 全くことなる工法、部材の専門家(メーカー)に一度確かめてください。誤解と偏見が多い分野ですから。

耐用
http://www.toyofiber.co.jp/glasswool/knowledge/7 …

参照
http://www.toyofiber.co.jp/glasswool/knowledge/2 …
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この回答へのお礼

dokokani様、ありがとうございます。
私も大工の話しか聞いておらず、それで半分納得していました。
誤解と偏見、こういった形でも表れるのかもしれませんね。

URL,大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/13 20:16

>先日知人の大工から、グラスウールの耐用年数は約2年から3年だといわれました。


その大工さんがやるとそうなるかもしれませんね。

グラスウールはガラスの繊維ですから素材自体は半永久的に持ち、またガラスは環境にも無害であり(平たく言えば土の成分のひとつですから)、また安いということで非常に良い断熱材です。

ただし、水分をよく吸い込む性質があり(遷移の隙間に入り込む)、これにより結露、カビなどの発生、痩せてくるなどの問題がおきます。そのため、施工に当たっては、必ず室内側に防湿層をして気密をとり、室外側には湿度を通し水分を通さない層を設けます。(湿度は大半が室内側から来て結露するため)

つまりきちんと施工しなければ本当に数年でひどい状態になります。
でもきちんと施工していると非常に長い寿命です。

>せっかく立ててもすぐ断熱効果がなくなるのだったらやはり外断熱の方が良いのか?
あの、、、外断熱(外張断熱)と内断熱(充填断熱)の話とグラスウールの話を混同されているようです。

外張断熱、充填断熱の違いはどこに断熱ラインを設けるのかという話であり、断熱材の種類として何を使うのかという話とは全く異なる話です。

外張断熱...建物の柱の外側で断熱する方法
 家全体をすっぽり包み込みこめるので、断熱ラインが途切れないというメリットがある。
 ただ柱の外側に断熱材と外壁を造ることになるため、断熱材の厚みを厚くできないとか、基礎・土台部分での断熱ラインの取り方が難しい(簡単に出来る基礎断熱はシロアリの問題を抱える)。
最近では薄くても高価の高いネオマフォームが登場して多少やりやすくはなった。
この工法は割と最近のものなので、まだまだ発展途上という感じ。

充填断熱...建物の柱の間に断熱材を入れる方法
 柱の間に断熱材を入れていくので無理なく断熱できる。ただ柱は断熱されず(鉄骨造りだとかなり問題)、耐力壁での断熱材の施工に難がある(筋交いと断熱材両方が来るため)。
北海道など寒冷地で登場してから試行錯誤が繰返され(その中には先の防湿層を設けなかったことによる腐食問題などもありました)、今では熟成された工法となりました。
柱が断熱されない問題は木材であればそもそもそれ自体が断熱効果が高いので問題にはならないし、耐力壁の話は初めから筋交いとセットになったパネル工法や2x4と同じように構造用合板の施工による方法などで回避されます。
しかし温暖な地域ではいまだに正しい施工が出来ない業者は沢山います。

断熱材の種類ではグラスウール、ロックウールのような繊維系断熱材とプラスチック系断熱材、そして現場吹き込みのセルロースファイバに分けることが出来ます。主流は繊維系とプラスチック系ですね。

繊維系断熱材は価格、環境面(無害)、柔軟性があり施工しやすいなど優れた面があるものの、施工の面では防湿に気を使い、また通気止めなどの構造上の工夫をしなければならないなどの扱いにくい側面もあります。

プラスチック系断熱材は湿度を吸い込まないため断熱材内部での結露の問題がない(ただし室内側防湿層は設けないと、断熱材の隙間部分や断熱材と柱などの隙間で結露を起こして木材腐食につながるので要注意)、通気止めもそれほど問題とはならないなどメリットがある反面、価格や環境面(有害廃棄物)ではおとり、柔軟性もないために、施工しにくい面もあります。

セルロース系は主流とはなっていないので(いくつかの問題があるため)省略します。

外張断熱の場合は支えるものがないのでプラスチック系になります。
内張り断熱ではプラスチック系もグラスウール系も使われます。

一番大事なのは断熱材の種類でも、外張/充填断熱の工法でもなく、「適切な施工」です。
特に気密性の確保と計画換気が非常に重要です。気密性が悪いと計画換気もうまくいきません。
計画換気は現在は機械換気しか法律では認めていませんが、それでも自然換気による計画換気という考え方もあり、今後の発達が期待されています。

では。
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この回答へのお礼

mickjey2様、大変分かりやすくありがとうございました。

内断熱(充填断熱)の言い方が分からず、そのままグラスウールと書きましたが
言いたかったことはまさしく外断熱法と、内断熱法のどちらかにしようか、と、言うことでした。

で、大変分かりやすく説明をいただけて、とても参考になりました。

「適切な施工」、本当にココが重要ですね。
現在頼もうとしている工務店さんが適切な施工をしてくれることを願っています。
(ちなみに知り合いの大工の所ではありません!)

ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/13 20:27

耐用年数2、3年は真っ赤な嘘ですが、グラスウールなどの繊維系の素材は湿っていると所定の性能が出ないばかりかかびると異臭を放ちます。

グラスウールの素材は大丈夫でも、グラスウール断熱材(製品)としては駄目になるかもしれませんね。

ご質問者様の知人は、類似の名前をもつ別なものと勘違いされていたのかもしれません。
下記URLを参考にしてください。

http://www.glass-fiber.net/
http://www.shirakami.or.jp/~nisi93/n2002/kiso-6. …
http://www.mag.co.jp/gw/
http://www.mag.co.jp/pro/faq/
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この回答へのお礼

houng様、分かりやすくありがとうございます。

教えていただいたURLを元に、知人に聞いてみようと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/13 20:20

グラスウールの耐用年数が2、3年てことはまずありえません。



読んで字のごとく、グラスウールはガラス繊維の断熱材ですから、虫が食べたりしませんし、ロックウールのように割れたり、重さでへたることもありません。
また、外断熱で使われる材料のように、火事の時に有害物質を出したり、長期使っていて反り返る、なんてこともありません。

電気温水器の断熱材としても使われています。

建物は何でも「材料半分、施工半分」ですから、一概に言えませんが、施工が良ければ30年は普通に持つと思いますよ。

外断熱だって、施工悪ければグラスウール使った家以下の性能になります。

構造が木造でしたら、断熱効果はほぼ同等ですから、外断熱は不要でしょう。
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この回答へのお礼

tn-satou様、グラスウールの説明、ありがとうございました。
とてもよく分かりました。

>施工が良ければ30年は普通に持つと思いますよ。

今お願いしようとしている工務店さんは大変良い仕事をしてくれるようです。
30年は持つのであれば安心です。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/13 20:18

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