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ちょっと古くはメタンハイドレート、レアメタル、海底の熱水鉱床から噴出する金など、日本近海で様々な資源が発見されて、気の早い、早すぎる方々は日本が資源大国だって言ってますね。

 でも、当然のことながら、そこにあるだけじゃなくて、利益が出るコストで継続的に採掘する必要がありますね。
 有用な新資源発見みたいに騒がれていたメタンハイドレートの事とをあまり耳にしなくなったのもその辺りの技術的問題が原因でしょうか

 では、経済的に利用可能になる採掘技術が開発されて、日本が本当の意味で資源大国になるのは、あと何年ぐらい先なのでしょう

A 回答 (6件)

50年ほど前に、日本をはじめ、世界各国で大変な話題となった、「マンガン団塊」(多金属団塊)がありました。

 マンガン団塊は海洋底の堆積物に半埋没する球形の金属資源で、鉄、マンガン、銅、ニッケル、コバルトなどが含まれています。 今でも各国が各地で、採掘試験を行っていますが、商業ベースになったプロジェクトはまだありません。 

ところがこのマンガン団塊が、ここにきて「マンガンモジュール」と名前を変えて、また大きな話題になっています。 今年6月21日に日本財団と東京大学が、南鳥島周辺海域における海底鉱物資源の調査結果を発表しました。

日本の最東端・南鳥島周辺の海域には、東京大学による2016年の調査によって、鉄やマンガン、電気自動車やスマートフォンのバッテリーに使われるレアメタルのコバルトなどが含まれる海底鉱物資源「マンガンノジュール」が、広範囲に分布していることがわかっていました。 そこで今回、47日をかけて詳細な調査を実施ました。 その結果、マンガンノジュールが密集する有望な海域を特定できたのです。 また、日本の排他的経済水域にあたる南鳥島周辺の海底100km四方に、約2.3億トンものマンガンノジュールがあると判明しました。 調査に参加した東京大学大学院工学系研究科の中村謙太郎教授は「(密集域が)とんでもない広さなので、そこを隙間なくマンガンノジュールが埋めているのは、頭ではわかっていたが、実際に見てみるとこんなにあるんだとビックリした」と振り返っています。 また、そのマンガンノジュールから取れるコバルトは、国内消費量の75年分に相当すると言います。 その量について中村教授は「陸上にある資源と比べてみると、世界第3位の規模ぐらいのコバルトの量が存在している」と説明しています。

今後は、商業化を目指して、開発に伴う詳細な環境影響評価を実施します。 
 そして、早ければ 2025年度にも揚鉱実証試験に向けた準備を開始するとのことです。 その実証実験では、1日当たり数千トン規模でマンガンノジュールを引き上げる予定だそうです。 日本財団の笹川陽平会長は、今回の結果について「日本が資源大国になれる可能性がある」と期待を述べています。また、同財団の海野光行常務理事は「どこにどのぐらいの品質のものがあるのかが把握できたということは、企業も入りやすい状況になってくると思うので、この鉱物資源を使った産業の機運づくりにも繋がっていくと思う」と話しています。 そして、東京大学大学院工学系研究科 研究科長・工学部長 加藤泰浩教授は「マンガンノジュールの中に入っているコバルトやニッケルは経済安全保障上、極めて重要な資源になる」と語り、中村教授は「資源があるというのはすごく強い。 日本もかつてジパング(黄金の国)と言われていて、昭和の時代も国内の銅鉱山で外貨を稼いでいた。 再び経済を底支えできるというところで明るい希望になる。 将来世代も含めて、すごく良いことだと思う」と日本の未来に明るい兆しがあるかもしれないと展望しています。

今後の作業が予定通り進めば、数年以内に日本が資源大国になる可能性があります。
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メタンハイドレードは燃料としては良いですが、水圧から解放されるとメタンガスとなって


大気中に放出され、温室効果を高めるとして一時期騒がれました。
他のコバルトなどのレアメタルに於いては有望ですが、いかんせん深海である事で質問文
にも有るようにコストが掛かりすぎる上に、波の高さによっては採掘出来ません。
しかも殆どが台風のコース下に資源が有りますからね。
何ヶ月か前のニュースの記憶ですが、試験採掘は始めるみたいです。
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商業ベースで採算が合わなければ宝の持ち腐れですからね。


まあ、核融合みたいに、毎年何京円注ぎ込んでも数百年後に実現できるか怪しいのよりはマシですが。
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でも、当然のことながら、そこにあるだけじゃなくて、


利益が出るコストで継続的に採掘する必要がありますね。
 ↑
商業ベースに乗る必要がありますが
それだけではありません。

核融合発電なんて、対抗馬も
出て来ています。

膨大な金と時間をつぎ込んで、
やっと商業ベースに乗るようになっでも
核融合発電に負ける。

そういう配慮も必要です。




有用な新資源発見みたいに騒がれていたメタンハイドレートの
事とをあまり耳にしなくなったのも
その辺りの技術的問題が原因でしょうか
 ↑
そうでしょうね。
一昔前に話題になった常温核融合
みたいなものです。



では、経済的に利用可能になる採掘技術が開発されて、
日本が本当の意味で資源大国になるのは、
あと何年ぐらい先なのでしょう
 ↑
ワタシは永遠に来ないと思います。

人類の理想といわれる核融合発電の
実用化が近いからです。
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1000年先の話です。


50年100年かけて
陸地から坑道を掘って取り出したのが早いくらいです。
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私はエネルギー系の業界に長く勤めていた者ですが、他国の資源がピークアウトしてからの事になりますので、いずれも100年以上先になると思いますよ。


現在はアメリカ大陸でのシェールオイル・シェールガスが盛んに採掘されていますから、当面は困らないんですよ。
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