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リスカで楽になれますか?
不安障害持ちです
いま仕事の不安、人間関係の不安もひどくて、きったら心の痛みが身体の痛みに変わるって見ました
少しでも楽になりたいです

A 回答 (13件中1~10件)

リスカ経験当事者です(治っています)。

自分の経験や学習から言うと、特にNo.11さんの回答が正しいんじゃないかなと思います。

もう少し詳しく言えば「行動化」にも、自他にメリットが多くリスクがすくない行動化と、自他にとってハイリスクでデメリットが多い行動化があります。

社会性や理性が一定以上に機能している状態の人は普通、ローリスクで利益が多くなるような行動を選びます。自傷行為や他害行為などは、危険や損益を伴うこともすぐに理解できるので、簡単には選びません。

日常生活の中で何らかのストレスを感じたとしても、正常な状態であれば、ストレスの元を特定してストレッサーをブロックしたり、回避したり、周りに助けを求めたりしながらストレスをまず、減らそうとします。

また睡眠、食事などの生活習慣の見直しで長期的なストレス耐性を身に着けようとしたり、一時的な娯楽活動により、応急的にストレスを解消したりします。

ただし、強いストレス環境に長期間さらされてしまうと、人は上記のような普通の行動化に移る前に心身が壊れてしまったり、普通のストレス解消法を実行してもストレッサーが強力すぎて、すぐに良い効果が出ない、といったことがあります。

そして、強い苦痛により理性が失われたり、何をやってもダメだという絶望感や無力感が強まり自暴自棄になったりすると、冷静に損得勘定できなくなり、後先を考える心の余裕が失われ、衝動的な行動が増えます。

そういう時に、自分を傷つけてしまうことが増えるみたいです。

なぜ自分を傷つけるのかは、例えば以下のような例を考えてみると大体わかると思います。

理性を失っている状態の人を、どうにかして正気に戻そうとするとき、
放心状態の人の頬を強く叩いたり、気絶してしまった人に大声で呼び掛けたり、水をぶっかけたりする場合がありますね。もう少し古風で上品な方法では「気つけ薬」として、強い酒、ブランデーなどを鼻先にあてて匂いを嗅がせたり強い香水を嗅がせる、という方法もあります。

内臓疾患や外傷は特にないけど、何か心理的なショックで正気を失っている人に対しては、そのように、一時的に非常に強い刺激を身体や五感にハッキリ与えると、意識を短時間で容易に回復させることが実際に出来ます。

また、大勢の人前でスピーチする等、非常に緊張する「大一番」の出来事がある時、人はわざと拳に強い力を入れていったん力み、全身をフルに緊張させることでパニックを避け、理性を保つこともありますね。

相手に対して強い怒りや殺意を感じたけど、いま決して怒るべきではない、相手に暴力を振るってはいけない、という時に、自分の膝や腕を強くつねって自分を落ち着かせるという行動を取ることもありますね。

リストカットは、そういったもののバリエーションであると考えられます。

つまり自分の正気や理性が損なわれている時、損なわれそうなとき、損なってはいけないとき、正気や理性をどうにか取り戻させようとして、自分自身にいったん強い身体的な刺激を与えることで、強引に正気を取り戻そうとするという機能が、人間にはあるのです。

ブランデーを嗅ぐ、などは痛みを伴わない方法ですが、それでもだめという場合は頬を叩くなどします。「痛み」という刺激は最も本能に訴えかける強烈なものなので、最終手段としては、痛みを与える方法になるのです。

ただし、そういうことは日常的に行って良いわけではありません。
そういう強力で動物的な行動化は、本当の生死の危機がある場合に使う信号なので、直接的には生死に関係ない問題の時にもそれを適用してしまうと、脳は「いま、生死をさまようような非常に危険な極限状態なのだ」と誤認識してしまいます。

するとかえってパニックや絶望感が増幅されたり、そういう極限状態なんだから自分はもう何をやってもいいんだ、なりふりかまっていられるもんか、と完全に居直ってしまったりして、生活実態がいよいよ破綻してしまうことがあります。

極限状態で理性が危うくなった際、強い痛みを自分に与える目的は、そうすることで正気や理性を取り戻したあと、直ちに「本当に必要な行動」に移るためです。

しかし、リストカッターの多くは、自分を傷つける、という行動をして理性が回復した後、それを周りに隠してしまいます。生命の危機にあれば必ず誰でもそうするような、SOSを周りに発信したり、危険から逃げたり、問題解決のためにどんどん行動するといった、「本当に必要な行動」は、全然取れないことが多いです。

それはリストカッターの問題の多くは、本当の生死に関わっていない、心の問題であることが大半であるから、本当のサバイバル状況ではないから、「次の行動化」が本能的に、自動的には生じにくいのだと思います。

皮膚を軽く切る、静脈を少し切る、という程度の刺激は「問題を解決する行動」ではなくて「失われそうな理性をいったん強引に回復させる方法」に過ぎないことが正しく理解できていない場合、リストカッターは、リストカットをしさえすれば、今の苦しみは消えてなくなるのではないか、問題が根本的に解決に向かうのではないか、という錯覚を起こしてしまいます。

だけど実際にはそうなりませんから、苛立ち焦って何度も何度も自分を切ってしまいます。そして何度も痛みを与えられると人間の脳はおかしくなります。刺激に鈍感になります。

最初は軽く切っていただけでもすぐに正気に戻れる感じがあり、冷静に戻れていたとしても、2度3度と繰り返すと同じ刺激では正気に戻れなくなる、心が落ち着く感じが減ってしまうので、「この程度の刺激では事態を解決できていないようだ。だからもっと強い刺激を自分に与えなくてはいけない」という風に、なっていきます。

生死の限界の時にしか出てこないような最終手段の行動化を、日常生活に半端に取り込んでしまうと、脳はよけいにおかしくなるし、本当の生命の危機も増すし、もちろん、社会的な信用や周りに与える心象も非常に悪くなります。

だから決して行うべきではありません。それは、覚せい剤に軽い気持ちで手出しするのと同じぐらいヤバイことなんだ、という認識を持ってください。

私は20代の終わりごろに、突然、自傷行為が出てきました。

私自身は、10代の頃に深刻な性被害があり、でも、そのトラウマをずっとまわりに隠して必死で強がって生きていました。生い立ちからくる心の歪みも色々あって、私はいつでも必死で強がり虚勢を張っていました。

だから自傷行為なんか論外だったし、人前で泣くことや弱音を吐くことさえ私にとってはありえないことでした。周りからも、あなたは人一倍強いメンタルの持ち主だ、非常にタフで強靭だね、と言われ続けていました。

だから自分があるとき、放心状態で泣きながら、台所にあった缶切りで、手首の内側を何度か軽くひっかくようにしたとき、その痛みですぐに正気に戻ったんですが、左の手首に今ついたばかりのような何本かのひっかき傷と、右手に握っている缶切りを見て、一体自分に何が起きてるのか、誰よりもわけがわからず、信じられなかったのは、ほかでもない自分自身でした。

私は心を病んだ人が自傷行為をしてしまうと言う知識はありましたが、自分には絶対にありえないな、と長年信じ込んでいたし、むしろ、そういう「迷惑で意味のない行動」をとる人を非常に嫌い軽蔑していたので、自分自身が今まさに「アカンヤツ」になってる、ということを、すぐには受け入れにくかったです。

こんな「失態」は闇に葬って何もなかったことにしよう、幸いバンソコを貼る程度で止血も出来る隠せる傷だし、最初はそう思いました。でも、自分は決してそんなことをしようとしていなかったので、自分の行動が自分で制御できていない、と思い知ったのは、非常に恐ろしいことでした。

当時、ほぼ同棲状態だった恋人がいたので、このままこれがエスカレートしてしまったら恋人にも相当な迷惑がかかる、缶切りとはいえ、「刃物」にハッキリ手を出したのは事実だ、それを持って肉体を切ったのも事実だ。もしこれがエスカレートして、しまいに無意識に包丁を持ったら、どうする?その包丁が自分に向くならまだいい、恋人や周りの人に刃先を向けたら、どうする…絶対にそうしないと言えるのか?泣きながら缶切りを持ったことだって、実際に自分を傷つけるまで、全然覚えてもいない、まったく制御できなかったのに…そう思うとさすがに、黙っているわけにもゆかず、恋人に打ち明けました。

恋人は非常に正しい対応をしたと思います。私もまた必死でこの事態を食い止めようと、精神科に日参し、周りにも今までとはうってかわって、どんどん弱音や本音を吐き出し、SOSを発信することに、なりふり構わなくなりました。刃物で自分や誰かを本格的に刺すよりは、泣きわめく方がまだいい、精神科に入院する方がずっといい、自分が長年、ずーっと虚勢張ってきたツケが今こんな恐ろしいかたちで回ってきたのだ、と思いました。でも私の改心は、少し遅かったようです。

私は最初に缶切りで手首をひっかいてからわずか、1か月後には、手首の動脈を深く切ってしまい、救急搬送されています。幸い、処置は早かったし、精神科の先生方も臨戦態勢で待っていたので入院先もすぐ見つかりました。でも治療には何年もかかりました。私は今は治っていて、仕事もしています。でも左手には軽いしびれが残りました。自分のまいた種だと私は思っていますが、あなたはそういった道を歩まないように、どうか、早めに周りに本音や弱音を吐き、助けを求み、良く休んでください。私が回復したんですから、あなたはもっとすぐに治るでしょう。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます
大変な思いをされたお話もじっくり読みました

私も自分を傷つける行為に嫌悪感がありました。
でも、衝動的な感情が強くなりきりたい気持ちがあって抑えられなくなりそうでした。そうしたら楽になれるかもしれないと思ったからです。でもそれは、一瞬理性を戻すだけにすぎないんですよね。覚せい剤と同じくらいやばいという認識、全然ありませんでした。ぞっとしました。

土日には周りにたくさん助けを求めてそれでもしんどかったです。でも、これからよく休んでもっと話して、自分に優しくしてみます。痛み以外でなにかストレスを解消できるものを探してみます。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2024/09/30 23:47

そんなみみっちい不安解消しないで、どうせ自分を痛めつけるなら一晩中全力疾走してみるのとかはいかがでしょう。


何処かで滝に打たれてみるのもいいかもしれません。
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病院の先生と、しっかりと話してみるとか、ケアマネの人と話すとか、自助グループで吐き出すとかが、良いと思いますよ

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この回答へのお礼

ケアマネさんはついてないんですよね
また不安定になってきちゃいました
根本的な解決策でないことわかってるんですけどね

お礼日時:2024/10/01 21:02

根本的な解決にはならないですよ

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この回答へのお礼

そうですよね
頭ではわかってるのに
心が疲れちゃいました
この先生きてくの辛いです

お礼日時:2024/09/29 22:59

なれるでしょうが、おすすめしません。


リスカは意外と不自然な行動ではないとされています。

人間はストレスが溜まりすぎるとぶっ壊れます。うつとか統合失調症とかですね。
さすがにそれはまずいので、人間は、無意識にストレスを下げようとします。
いわゆる防衛機制というものです。フロイトのやつです。中高の社会で出てきたかもしれませんね。

例えば、忘却(忘れる)、消化(性欲をスポーツや芸術に変化させる)とかが有名です。
その内の一つに行動化というものがあります。
自傷、暴飲暴食、性的逸脱行為、飲酒、喫煙、薬物とかをすることです。

リスカもそれの一種で、人間の自然な感情と思います。
ただ、単純に体を傷つけるわけですし、周りからの見栄えもいいものではありません。

他の方法で楽になるとよいと思います。診断が下りているのならお薬の処方を検討してみては。
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この回答へのお礼

的確なアドバイスありがとうございます
自分が特別変なわけじゃないんだなと思えたら、それだけで気が楽になります
医師に話せてないので、まずこの気持ちを相談してみます

お礼日時:2024/09/29 21:03

YouTubeで大愚元勝と検索してみて下さい。


後はあなたの知りたいことをその後に検索してみればこの方が良い話を聞かせてくれます。
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返信をありがとう、


なるほど、職場での悩みですね。

実は個人に原因があるんじゃ無くて、ADHDだとか無意識にストレスがかかって自律神経が乱れているだけだとか、思わぬ所に原因が隠れていたりします。もしかすると質問者様もそういうことはありませんか。ネットで是非一度、調べてみて下さい。
あるいは自己分析が欠乏していて自分の得意を見つけられていないか、ですかね。質問者様にも必ず得意なこと好きなことはあると思います。それが活かせる職種を探して行くとかですかね。

質問者様は今何歳でしょうか、
世界は広いです、あなたが輝ける場所は必ず、きっとありますよ。

同時に悩みも、どんどん、ここに吐き出して下さい。
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます
私はいま20代半ばです
病院にかかっていて、発達の特性はなさそうです

相談していた職場の先輩にも、普通に接するねと言われて、私は重くて迷惑で、先輩もどう接していいかわからない存在なんだろうなと思うと、どんどん追い詰められていってます(遅刻の連絡したり、どうしていくか相談したりしてました)

お礼日時:2024/09/29 22:24

痕は消えんくなるから、歳食ってからもっと辛い思いをする事になるよ。

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とてもお辛い状況の下に置かれていることと心情お察しします。

私も同じ様なことに何度もなった事があるので、気持ちすごく分かります。

どうか今は自分自身を沢山可愛がってあげて下さい。沢山美味しいものを食べて、沢山お湯に浸かったりして。それが一見遠回りな様に見えて、実は効果的な方法だったりします。
良ければ私が、無力かもしれませんけども話を聞きますよ、
貴方の人生がどうかもっと甘くなる様、願っています。byどっかの無名ちゃん
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この回答へのお礼

何度か似たようなことをしたことがあり、衝動的にきりたくなってました。死にたいわけじゃなくて、少し楽になりたいだけなんです。職場の優しい人にも迷惑かけるし、なんか自分存在価値ないなって。
回答ありがとうございました

お礼日時:2024/09/29 20:22

中学生~アラフォーまでリスカしていました。



リスカに使う刃物から、雑菌が全身に回り、酷い痒みの拷問にあった後、菌が心臓に届いて死んだら楽になれます。

女性なら、40過ぎて、リスカ痕がシミとして、またはそのまま痕として残っても良いなら、上のことも怖くないなら、やれば?

長期の体験者からして、個人的には楽にはならなかったし、惨めな死に方したくなければ止めとけと言いたいかな。
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