なぜ谷の読み方が東西で異なる？ 例えば西日本では谷を「たに」と発音しますが東日本では概ね「や」ですよ

なぜ谷の読み方が東西で異なる？
例えば西日本では谷を「たに」と発音しますが東日本では概ね「や」ですよね。練馬にある谷原（やはら）とか。名字もそうで関西では細谷、渋谷、深谷、古谷、神谷なども「ほそや、しぶや、ふかや、ふるや、かみや」ではなく「ほそたに、しぶたに、しんたに、ふるたに、かみたに」と読ませるのが主流です。しかし大谷、染谷、山谷、小谷などは東西関係なく「◯◯たに」です。谷川、谷井、谷村、谷原なども「◯◯たに」が基本。何故このような現象が起きているのでしょうか？有識者の方よろしくお願い申し上げます。

No.4 回答者： OnneName 回答日時： 2025/04/04 23:30

関東でも茗荷谷(東京)、境の谷(神奈川)、谷川岳(群馬)などはタニですね。

察するに山地の溝がタニで平野の低部がヤではないかと。

No.3 回答者： 速瀬涼 回答日時： 2025/04/04 19:22

それ、どっかの歴史風俗の本で

読んだことあります。
『や』って読ませる所は
元々は、別の字を使ってたのを
簡略化するためで、
江戸幕府や、明治政府が
日本地図を作成した時に
そうなったんだとか。

No.2 回答者： han-ka-2 回答日時： 2025/04/04 19:08

おや！？　縄文人は東北地方の方々で，西方は縄文人だったと思いますけど，ま，いいか。

方言ですから仕方がない。地名の「原」は九州では「ばる」です。西日本の美味しい「豚まん」も東日本では美味しくないような「肉まん」になってしまいます。「片づける」ことを東京では「かたす」ですが西日本では「なおす」です。「七」を東日本ではほぼ「しち」ですが，西日本では「ひち」とも発音します。歴史や文化で言葉や発音は変化します。

No.1 回答者： mimon01 回答日時： 2025/04/04 18:51

日本に文字が伝来する以前からの呼び方ですから、南方系の縄文人と北方系の弥生人が使っていた言語の違いとしか言えません。

東北や北海道に、アイヌ語が多く残っているのと同じようなものです。
昔、金田一春彦さんが徳島県に祖谷渓があるという反例を突き付けられて、「祖」だけでイヤと読むと論破したことを思い出しました。