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ACLSでの、(経皮)ペーシングとカルジオバージョンの違いがよくわかりません。除細動器においてのJ(ジュール)の違い等は理解できますが、用語の意味、適応等がわかりません。申し訳ありませんが是非教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

 経皮ペーシングは、皮膚電極を用いたペースメーカーと考えて貰えば良いと思います。

電流の強さ(mA)と回数(一分間に何回電流を流すか)を設定すれば、それに合わせて機械から電流が流れることで心臓を収縮させることができます。

 アトロピンに反応しない不安定な徐脈や、症状のある洞機能不全、MobitzII型2度の房室ブロック、3度の房室ブロック、あるいは除細動後の心静止などに用います。

 一方カルディオバージョンは、心拍に合わせた(同期させた)除細動です。通常の除細動がVT、Vfに対して行われるのはご存知かと思いますが、不安定な頻脈(Af、AF、PSVT、脈のあるVT)に対しても除細動の適応があります。しかし、もともと動いている心臓にそのまま電気を流すと、そのまま心静止や致死性不整脈に移行してしまう可能性があり危険なので、心拍に同期させた除細動(即ちカルディオバージョン)を行う必要があります。

 ほとんどの除細動器にはカルディオバージョンのモードの設定がついていますので、そちらに設定して除細動を行ってください。通常の除細動と異なり除細動ボタンを押してからワンテンポおくような感じで通電が行われると思います。通電量は100J、200J、300J、360J、と増やしていきます。

 
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この回答へのお礼

お忙しいところ大変ありがとうございます。
大変よく理解できました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/05/30 10:01

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