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 いくつか住宅の庇についての質問がありましたが、私も住宅の庇に疑問をもっている一人です。
 コスト削減や外観上の理由など庇を取り付けなくなった理由はさまざまあると思いますが、一体いつ頃から庇が「無くなってもいいもの」みたいな立場になっちゃったんでしょう?やっぱり、住宅メーカーがたくさんできて住宅が商品化されるようになった昭和30年代とかでしょうか?
 庇って日本の住宅には切っても切れないものだと思うのになぁ…。

A 回答 (3件)

昭和10年前後、ル・コルビジェの影響のほかドイツのバウハウスの建築の影響を受け、木造住宅でも片流れ横側の窓は庇なし



などの建築が少数ですが出来ました。。。子供のころ住んでいた三鷹に、東大の建築材料学の先生が自宅で当時ドイツで見られた

トロッケンハウス(ドライ工法)を導入して実験住宅を作っておられましたが、後年私も建築に進み戦後でも中々追いつけない

事をされていたのには驚きましたが、今は資料があるかどうか分かりません。(住宅建築史には山越邸で残っているかも知れない)


この後日本はやはり雨のおおい国という事で深い庇は評価もされましたが、材料不足で中途半端な庇が多かったようです。

米国西海岸で昭和30年中頃、「シーランチ」という、木造片流れの印象的なコッテージが設計され、その後急速に日本の若い

建築科の学生たちに真似され、彼等が社会人になって模倣建築をし始めて「庇なし建築」が増えたのではないでしょうか。。。

フラッシング(雨仕舞い→防水)が上手く出来れば、独創的な設計も出来る可能性はあると思います。

*手元に資料がなく正確な年代は書けません、悪しからず!!
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すみません、#2の追加です。



シーランチの資料簡単なのありました。(下記:URL)

1960年代とあります。

参考URL:http://xing.mri.co.jp/region/DB100/ECO/004.html
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昨年家を新築した者です。


瓦屋根の日本家屋ではなく、いまどきのストンとした総2階の家ですが、庇はありますよ。夏は直射日光をさえぎり、冬は逆に西日を取り入れるような役割があるそうです。言われてみてはじめて、これが庇なんだと思いましたが・・・

メーカーにもよりますが、必ずしも無くなりつつあるのではなく、別の形に変化して、役割は残っているように思いますが。
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