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幼稚園児の子供に虫歯が見つかりました。
「銀をかぶせましょう」と言われました。
ネットで調べているとアマルガムと言うものにたどり着きましたが、安全性に疑問があるようです。
神経を抜く場合もあると書いてありました。
子供だけに不安になり、ここにやって来ました。

他の方法とこの銀についての安全性を教えていただけないでしょうか?
既にレントゲンは撮りました。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

#1、3です。


一般的には乳歯のう蝕治療には(私は)プラスティックの詰め物(レジンといいます)を行います。
これは歯と接着するという大きなメリットがあります。
例えば金属を詰める場合の削り方は理想的には箱型に削ることなんです。
それにより脱落しにくく、再度のう蝕になりにくくなります。
それに対してレジンは歯に接着しますので、箱型にこだわらなくてもいいわけです。極端な話、う蝕の部分だけを削るだけでも大丈夫です。
つまり特に乳歯の場合には切削量を最小限にすることができます。
>幼児に銀の被せ物(詰め物)をするメリットはなんでしょうか?
ところがこのレジンの欠点は金属に比べ材質的に弱いということです。
ですから歯全体を覆うような形態では壊れ易いことがあげられます。
それに対して金属では強いわけですから、大きなう蝕の場合は金属のほうが適していることになります。
結局レジンを詰めるか、型をとって金属にするかの分かれ目は、う蝕の大きさとその場所によって考慮します。
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この回答へのお礼

大変丁寧な回答に感謝します。
ただ、金属には金属アレルギーが出る人がいる・・
と聞いたことがあるので、小さな子供ですから
不安になります。あと、水銀についてもです。

もし、大きなう蝕の場合でもレジンを希望すれば
そのようにしていただけるものなのでしょうか?
これからは、おやつの与え方や歯の管理にも充分注意使用と思っています。

お礼日時:2005/06/25 10:50

>もし、大きなう蝕の場合でもレジンを希望すれば


>そのようにしていただけるものなのでしょうか?
率直にお答えすれば、やるかもしれません。
医療という行為は医師が一番ベストな方法を患者に勧めるのですが、患者側はそれに対して「No」という権利はあります。
例えばある宗教の方々は輸血を拒否していますから、手術に際して輸血をしないように求めます。
それに対して医師側は輸血をしない場合のデメリット(この場合は危険性になりますが)を説明します。
その結果患者側がその危険性を承知のうえで手術になることもありますし、逆に医師側が輸血拒否であれば、手術はできないということもありえます。
ということはこのケースであれば患者さん側から「レジンにして欲しい」といった場合、
歯科医師側からレジンのデメリット(う蝕の範囲によりますが材質的に弱いや他の説明)の話があり、
それに対して患者さん側が納得されればやるでしょう。
要は#3で少し回答しましたが、現在では「インフォームドコンセント」という考えがあり(日本語では納得診療というのだそうですが、少し違うかも)、
医師側が十分な説明を行い、患者側がそれに対して十分に納得してから診療に入るという大前提があります。
ですから結局こういった話を歯科医師にして、納得する説明をうけられてから診療されるべきです。
逆にこういった説明がきっちりできないような歯科医師は問題であると考えます。
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この回答へのお礼

おかげさまで、分からなかった事や不安が解消できました。よく考えて納得のいく治療をお願いしたいと思います。本当に丁寧な回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/25 12:07

#1です。


その場で作ると言いましたか。
後の方法としては「既成冠」というものがあります。
これは銀(正しくはニッケルクロムだったりしますが)もしくはアルミニュームで、被せものの形をしていて、それを歯にあわせて入れるとい方法もあります。
これであれば型を取らずにその場で「作り」ます。
文面からすると確かにアマルガムの可能性も捨て切れないですね。
もちろんアマルガムといえど正しい手法で使えばそんなに危険ではないのですが。多分アメリカではまだ多く使用されているはずです。
次回の診療前にはっきりと聞いてみてかまわないと思います。
それに対してアマルガムであってもそういった疑問に対してきっちりと説明できる歯科医師であればいいのですが、説明できない歯科医師であれば、それはそれで別な面から問題視しなければいけません。
奥の乳歯であれば、9~10歳頃までは抜けずにいるはずですので、幼稚園児ということですから後5年近くは使う必要があります。
とはいえ、#2の方の回答にある、セラミックは不要だと思います。これは歯科医院により金額に差はありますが、おおむね1本3万円から5万円程度になります。

この回答への補足

幼児に銀の被せ物(詰め物)をするメリットはなんでしょうか?兄弟ではそのようなことを言われたことはありません。(他の歯科医医院ですが。)

補足日時:2005/06/24 22:50
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この回答へのお礼

大変詳しい回答をいただきありがとうございました。
セラミックは高級なものなんですね。
乳歯で抜け替わるので、これについてはまた大人に
なった時の参考にしておきます。

主治医にアマルガムに関しては質問してみようと
思います。

お礼日時:2005/06/24 21:46

保険がつかえないかもしれませんが


セラミックはどうでしょうか??
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この回答へのお礼

保険が効かないとかなり高額になるのでしょうね。
乳歯なのでちょっと考えて見ます。
参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/24 19:44

>「銀をかぶせましょう」と言われました。


とのことですが、多分これは「銀合金を使用したインレー(部分的な修復)かクラウン(全部かぶせる方法)」の可能性が高いでしょう。
確かに「アマルガム」という方法もありますが、現在ではほとんど使用されていません。
これは「水銀」を使用しているため、確かに安全性に問題があります。
大学でも現在は講義は行っていますが、実習では使用していません。
一般の開業医さんでも50歳以下であれば、その材料すら持っていない可能性があります。
実際には先に書いた「インレー」もしくは「クラウン」という方法になるはずです。
この「インレー」や「クラウン」では削って型をとるというステップをとりますが、「アマルガム」は削った後その場で詰めるという作業になります。
ですから言葉で説明する際には「インレー」や「クラウン」は「かぶせる」と説明しますが、
「アマルガム」は「詰める」という言葉を使うのが一般的です。

*インレーの形態がわかりづらいようであれば、下記ページに写真があります(このページは検索エンジンでヒットしたものですから、関係はありません)。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~dent-tnk/labo/labo_i …
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この回答へのお礼

銀と言ってもいろいろあるのですね。大変よくわかりました。ありがとうございます。
そのお医者様に「型をとって作るのですか?」
とお聞きしたら、その場で作るとおっしゃおました。
・・・と言うことはアマルガムの可能性が高いのでしょうか?

お礼日時:2005/06/24 19:42

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