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先日、手術前の抗生物質の点滴でアナフィラキシー様症状を起こしました。

点滴後、直ぐ症状が出て、処置が早かったので
大事には至りませんでしたが(その日の手術は中止)
その時は大げさかもしれませんが
「このまま死んでしまうのでは?」と思いました。

医師に
パンスポリンという抗生剤だから以後充分気をつけるように、と言われました。

退院後、調べてみたところ
「塩酸セフォチアム」という成分だという事はわかったのですが、
このセフェム系抗生物質というものすべてに注意が必要という事なのでしょうか?
(飲み薬もあるようですが・・)
それともこの商品名のものに以後気をつければよいのでしょうか?
この成分が入った市販されている飲み薬もあるのでしょうか?

詳しく説明を受けていないので
わからないことだらけで少し不安です。

もともと多少のアレルギー体質ではありますが
いままでに薬でひどいアレルギーはありません。

病院に行くのがまだ少し先ですので
(混んでいるので病院ではじっくり訊けないかもしれません・・。)
どなたか教えてくださいませ。

A 回答 (3件)

 元パンスポリンを売っていた者です。

薬のアレルギーは、その人の体質で大きく変わります。また、そのときの体調や年齢にも影響されます。
 まず、気をつけなければならないのは、パンスポリン(商品名)です。有効成分は、セフォチアムという物質です。この成分を含む商品は、パンスポリン以外にもありますので注意です。今後、二度とセフォチアムは使わないようにして下さい。本当に死ぬかもしれませんよ。
 次に注意するのは、パンスポリンは、セフェム系抗生物質ですので。セファロスポリン骨格を持つ抗生物資も注意です。ただ、危険度は、はっきりわかりません。パンスポリン以外のセフェム系抗生物質なら大丈夫かもしれません。できれば、セフェム系も避けましょう。
 その次に注意するのは、セフェム系抗生物質は、ベータラクタム環という構造をもった物質ですので、ベータラクタム環を構造中に持つ抗生物質も注意です。ベータラクタム環を持つ抗生物質には、ペニシリン系抗生物質も含まれます。ペニシリン系もやめときましょう。他にも抗生物質はいろいろありますよ。
 今、薬局では、お薬手帳というものを配っている薬局もあります。そのお薬手帳の副作用のところにパンスポリンを記載しておき、病院に受診したり、薬局で薬を受け取るときにはいつも携帯して、医師や薬剤師に相談しましょう。
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この回答へのお礼

このお薬でのアレルギーはとても少ないとききました。

使用前のパッチテストというのでしょうか?もあまり正確性が無く、
papachin様が仰っている通り、「その人の体質で大きく変わり、その時の体調や年齢にも影響される。」ので、今はテストをやらない事が多いと医師にききました。

その後に点滴した抗生剤でもほんの軽いアレルギーが出ましたので、ただ体調が悪かったのかもしれません。

薬の難しいことは素人ですので良く分かりませんが
今回のことで、自分がどんな薬を処方されているのかを知るのは重要なことなのだという事を痛切に感じました。

医師や薬剤師にはしっかり伝えたいと思います。

ご回答どうも有難うございました。

お礼日時:2005/10/18 19:42

こんばんは。

パンスポリンは第二世代セフェム系の代表的な抗生剤です。なお、商品名でハロスポアも同じ薬です。パンスポリンでアンフィラキシーを起こした人は今まで見たことがありませんが、今後は投与しない方がいいでしょう。他のセフェム系は?といわれると確実に答えられませんが、手術前の感染症防の抗生剤ですのでペニシリン系等でもいいと思います。医師にその旨言われるのでいいと思います。なお、パンスポリンの内服にパンスポリンT錠と言うのがあったと思いますが、あまり出す薬ではありません。また、市販の薬にはないはずです。市販の抗生剤がないのですから。
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この回答へのお礼

一番気になっていたのは、うっかりと飲み薬を飲んでしまうのでは?ということでした。

ご回答をみますと、そんな事は無さそうなので安心しました。
市販されている抗生剤というのは無いのですね。
薬には全くの無知で恥ずかしいです。
今回のことに限らず、
自分でどんな薬が処方されているのか
充分理解しなければいけないと痛感しています。

ご回答どうも有り難うございました。

お礼日時:2005/10/18 19:23

こんにちは。


大変な思いをなさいましたね。
詳しくはガイドラインを示したURLをご参照ください。
一般の診療ではガイドラインよりも更に慎重な抗生剤の使用が行われています。
つまり、パンスポリンでアナフィラキシー様症状を起こしたことのある患者にはパンスポリンとその類似薬(セフェム系抗生物質)が投与されることはありません。
仮に再投与された場合、さらに重い過敏症状がでることがあるからです。
今後、抗生剤が必要な場合は別の系統が投与されます。

今後は抗生剤の投与を受ける場合はもちろんのことですが、薬剤の処方を受ける場合は必ず「パンスポリンでアナフィラキシー様症状を起こしたことがある」と主治医に説明することが重要です。

参考URL:http://www.chemotherapy.or.jp/journal/reports/hi …
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この回答へのお礼

URLを見せていただいて
やはり今後は医師にアレルギーの事をしっかり伝え、自分でどんな薬が処方されているのか
理解しなければいけない事がよくわかりました。
(今までは考えたこともありませんでしたので・・。)

ご回答どうも有難うございました。

お礼日時:2005/10/18 19:13

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