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ふと考えてみたんですが、どうして原形質流動は必要なんでしょう。自分は葉緑体とかが動いていた方が色々な方向から光を受けられて、効率的に光合成が出来るのではないかとずっと思っていたのですが、考えたら1枚の葉っぱは何万もの細胞から出来ているから小さい細胞の中で動き回ってもそんなに意味はないですよね。むしろ止まっていたほうがエネルギーが節約できていいと思うのですが・・・。ほんとのところはどうなんでしょうか??

A 回答 (2件)

植物細胞で顕著な原形質流動が見られるのは、植物細胞が動物細胞に比べて大型であるにもかかわらず、液胞によって物質の拡散が妨げられているからです。



顕微鏡で液胞の発達した植物細胞を観察してみると、液胞と液胞、もしくは液胞と細胞膜の隙間がほとんど無いことに気付かれると思います。その細い隙間を伝って物質が十分な早さで移動するためには、単なる拡散では不十分なのです。

もっとも動物細胞でも、程度の差はありますが原形質流動は見られます。たとえばアメーバは運動する時に原形質流動を使っていますし、神経線維のように細長い細胞では、単純拡散では先端に物質が届くのに時間がかかりすぎるため、原形質流動(この場合、軸索流動と呼ばれます)によって物質が運ばれます。
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この回答へのお礼

なるほど、詳しく説明していただいて本当に感謝しています。完全に原理を理解することが出来ました(^^

お礼日時:2006/02/20 06:47

いわゆる高等植物などにおける、原形質流動は、葉緑体をはじめとする、細胞内小器官や、さまざまな種類の生体分子を細胞内で輸送するための細胞運動であるとされています。


とまっていたら、うまく細胞が機能しないのでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!細胞内ではいろいろな輸送が同時に起こっているんですもんね。納得しました。

お礼日時:2006/02/20 06:44

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