歯科医と歯科技工士・・・

都内の歯科大学に通うものです。僕は親が歯科医ではないので開業を考えています。そこでしつもんなんですが、歯科医として歯を削った後に詰めるクラウン(金属の詰め物)や義歯等を作れる歯科技工士の資格を取るべきかどうか迷っています。実際に社会で医療活動をする時に取っている場合と取っていない場合で何か差が出るでしょうか？？

皆さんの意見をお聞かせください。

No.4 回答者： michael-m 回答日時： 2006/03/08 02:03

　最近は歯科大では技工を十分学べない状況にあると思いますが、歯科医師であれば技工操作も出来ます。

全く差はありません。
　もし可能であれば、大学に残って腕を磨く事も出来るでしょうし、技工士学校併設なら、技工士学校の教員と仲良くなって勉強すればよいでしょう。技工士の心情を理解するだけでも大きな財産だとは思います。

　私も数年前まで自分で技工をやってましたが、正直言ってかなり重労働ですし、機材を高額で購入する割りに収入増しには結びつきません。
　更に地域差があるかもしれませんが、技工室を作る事になれば、別に保健所の検査が必要になるかもしれません。「技工コーナー」で検査を避ける事も可能ですが、埃などが診療室に入らない工夫をしましょう。
　また産業廃棄物の処理も年々厳しくなって来ていますから、管理も大変です。
　それに気分的な問題ですが、自分で出来てしまうと満足する技工士を見つけるのも大変です。

　今後、ドンドン保険診療の採算性が悪くなるので、せめて保険分だけは自分で作れればと思いますが、それより高度先端医療や予防を習得して行った方がこれからはイイと思います。

善き歯科医師になってくれる事を心より願っています。

No.3 回答者： horon 回答日時： 2006/02/24 14:57

これから卒業する方にとって臨床研修は開業のために必須です。

（今までの制度の方が開業する分には関係ないでしょうが・・・）
しかし、技工士の免許は必要ありません

技工士の資格は必要ないですが
技工はしっかり勉強してください
できる必要はありませんがポイントは知っておいて損はありません

卒業後何も考えずにただ削るのは楽ですが
非常に質の悪いものになります
（指導者＋本人のやる気しだいですけれど）

可能なら優秀な技工士さんと対話してください
そして卒後数年はしっかり怒られて下さい
卒後三年もすると誰も教えてくれなくなりますからそれまでが勝負です

また、開業を目指すなら研修病院は大きな所が多いでしょうが
バイトなり何なりで小さな所の内情を良く把握してください　まったく別物です

なんだかんだいっても後十年以上は補綴はなくならないので一般歯科医師になるのならがんばってください

No.2 回答者： katatumuriojisan 回答日時： 2006/02/21 06:08

歯科医師の資格で歯科技工を行うことは可能ですので、資格を取る必要はありません。

（歯科医の資格の中に歯科技工をする資格も含まれています。）

ただし、歯科技工に関する勉強は、もし余裕が有るのでしたら是非していただきたいと思います。
現在の歯科大学での技工に関する実習等はあまりにも少なくなっています。
歯科医師と歯科技工士の分業化は大きく進んでいますが、お互いの、特に歯科医師の歯科技工に対する知識や理解は治療にも大きく役立つことと思います。

理想を言えば、せめて歯科技工士学校卒業程度の知識や技術を持っていていただければ思うんですが…
簡単なインレークラウンの形成にでも随分差が出ると思います。もちろん一口腔単位の咬合の再構成などの治療になれば、その差は歴然かと思います。

当方歯科技工士です。
先生方とお話をする場合、失礼ながら技工への理解、知識の不足に本当に歯がゆい思いをすることが有ります。
質問者様の様な心がけのお有りになる歯医者さんが多く出てこられると本当に良いと思います。
（たかが？歯科技工士からの差し出がましい発言でした。）

No.1 回答者： memorunet 回答日時： 2006/02/19 00:08

うそ、資格が必要なんですか？

歯科医師免許があれば技工士を指導できるって聞いてたし、技工の実習があるでしょう？
実際に付属病院の患者さんに入れるクラウンは学生が作ってたし、義歯などは哺綴学教室の大学院生など教室の方が作ってましたよ・・・・

ただ技工士さんたちはさすがにその道のプロですよね。とにかくロウを盛るにしても歯を並べるにしてもめちゃくちゃ早い。
資格ではなくこなせる量が全然違うというか、
開業して技工までやるとなると設備も必要だし、その設備費の方が馬鹿らしいのではないでしょうか。

それよりはむしろ、歯肉を切開した後の縫合ができるとか、簡単な矯正はできるとか、歯科医師としての技量を磨く方がよっぽどご自分のためになると思いますが・・・・