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生協の宅配事業は、多くの主婦から支持を得ていますよね。そして、生協の宅配を利用する理由に、重いものを家まで届けてくれるから、安全だから、というのに並んで、冷凍で届けれられる半調理品が便利だから、ということがよく言われます(私もそのひとり)。

そこで不思議なのですが、生協はこういった独特のマーケティングをいかにして成功させてきたのでしょうか。スーパーの冷凍半調理品ってここまでの支持を得ていませんよね(気のせいでしょうか)。しかも、地域の生協が連合して、生協共通の商品を開発していたりもして。

生協が本来の役割からはずれ普通の小売化しているという批判もありますが、その是非は別として、売らんかなという側面が昨今強く出ているからかと思えます。

店舗では大手スーパーに負けているようですが、個配は伸びているだし。

どなたか生協のマーケティングについて、何か教えてくださいませんか。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

info2005ですが、お礼ありがとうございます。


補足に対する補足ですが、

※やはりネーミングによる相乗効果というものが、うまくマッチしているのではないかと考えます。
これは発足依頼、偶然こうなったのか、既に予見
していたことかはわかりませんが。

1、特に生産者を巻き込むことができるのも、
  消費者の声をダイレクトに吸い上げるのも

  生活共同組合COOPという公共感が
  安心感や信頼性を一言で表現している。

  生産者の顔を見せるセールスプロモは最近
  一般の通販業者でも流行ってきております
  が、おそらく生協さんは多分ですよ、
  発足当時からリーセルバリューを抑えなけれ
  ばならなかったことから、直接
  農業産業に従事している方々をお客さんであり
  株主であり、取引先でありという土台を構築せざ  るを得なかったと考えます。これにて、マーケテ  ィング調査に必要な入り口と出口が同時に構築
  できてしまうと言う訳です。しかし、これが、
  当初から何とかホールディングスとか、何とか
  カンパニーとか言う昨今流行の名前だったら、
  固い庶民層で誰がスーッと信用してくれるのか?

  また、継続的な商品開発のもとになるマーケティ  ングは、やはり情報通信だけでなく、情報交換
  による現在のマーケティング手法と同じでは
  ないかと思います。もちろん、商品開発部も
  常にメディアやトレンドの研究も必死になって
  していると思う。住宅、保険分野もやっておりま  すが、その辺からの顧客庶民層のデータ交換も
  されているはず。つまり、ゆりかご~墓場まで
  すべて自分のターゲット層は把握しているから
  に他ならないと思います。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。
生協のイメージと顧客層がポイントですね。それをもってして、情報交換、商品開発をするといったところでしょうか。
「何とかホールディングスとか、何とかカンパニー」の下りは笑ってしまいました。生協が突然、そう名乗り出したら驚きますね。

お礼日時:2006/04/12 16:21

<補足させていただきますと・・>


(5)オリジナル商材の開発・提供という部分の努力があります。
※コストダウンが流行れば、小分け・コスト安の商材、‘体に良い‘が流行れば、天然素材、農家と連携
、地球に優しいが流行れば、リサイクルパッケージ、梱包、包装紙の工夫、こだわり・プレミアムが流行れば・・・・・やはり開発陣の努力も大変なものがあります。

※とりわけ、いつの時代にも通用するようなネーミングや企業使命の安心感や堅実感は公共性を感じさせますし、考えた方は優れていますね。現在のコミュニティ団体や企業の走りと考えても過言ではない感じさえします今日この頃です。
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この回答へのお礼

おおお、そうですよね~。回答いただいたようなことを長く地道にやってますよね。こういう活動を長く継続させてきたことは、生協は収益第一主義の企業ではないとは言え、すごいことだと思うのです。また、コミュニティ意識・思想の醸成は独特ですね。この20~30年、市場の生産者主導から消費主導へのシフトが進み、生協の使命は終わったなどと言われますが、その一方で生協は、生産者vs消費者という対立軸ではなく、生産者と消費者をつなぐ新たなコミュニティ意識をうまく育んでいるような気がします。
そして、私の問題意識としては、最後の(5)のオリジナル商材の開発・提供の部分がとても気になるところなのですが、消費者の声を生かした開発や生産者を巻き込むことなど、実際にどうやっているのでしょうね。

お礼日時:2006/04/10 11:52

私もとても興味深い内容ですので、参考にはならないかもしれませんが、よろしくお願いします。



独自の顧客層やファンを創造し、継続させている団体
の共通点としては、まず、コミュニティ化というものが上手ですね。 もちろん、セグメントされたターゲットと商材の研究→消費動向→マーケティング→開発→実行→戻り・・・という企業努力においての活動やデータ蓄積というものが前提ですが。 でもなぜ、それができるのか?ということになりますからこう分析してみました。

<順不同かもしれませんが、先ず>
(1)会員制システムの構築
※会員になることが最初、個人情報や動向の調査把握
※グループ企業との連携(商材や情報)

(2)情報発信
※これで常に身近な存在感を感じさせる・
さらに当社は庶民の味方でその他は敵という継続的な
洗脳行為ができます。(おおげさですいません)
※優遇も

(3)共同購入の割引やポイントノベルティにより
地域のオピニオンリーダーの育成又は利用。
※これでお客がお客を連れてくることになります。

(4)見かけのネーミングや企業使命の良さ
※良心的に聞こえるネーミング。生活共同ナンとか
※なぜか安く品質良と思ってしまう感じ。
※あくまでも消費者が主役ですよという団体感。
※質素に感じてしまう、堅実感等。

もちろん、企業努力・消費者第一の努力があってこその蓄積だと思います。
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いま、生協のマーケティング等々興味があって研究しています。


私個人の見解として参考までにご覧ください。
 恐らく、生協の顧客層が大きく関係しているのではないかと思われます。生協を利用される顧客層は20代後半から30代の子育て世代の主婦の方が主流です。(お子様が小学校を卒業するあたりから生協離れという現象があるようです。)この世代の主婦の多くは家事の効率化をはかって自分の時間をつくりたいといった願望をお持ちの方が多いのではないかと思います。(働きながらの子育てや、価値観等々)生協のマーケティングの成功パターンは経営上の理念がわかりやすいことも確かですが、世代別のニーズに合わせた商品開発をし、それをどのような情報発信したらターゲットとする消費者に伝わるのかを追求してきたからではないでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど。世代別のニーズに合わせた商品開発と、その情報発信の仕方で成功したということですね。私も働く子育て世代で生協利用者なので、その辺りに大変興味があります。ただ生協加入歴が浅く、これまでの経緯等よくわかりません。
商品開発や情報発信の具体例について、例えばこんなこともしてきた、などもう少し詳しく教えていただけないでしょうか。
また、生協関連の書籍などをあたっても、なかなか分からないので、よい参考図書や情報源があれば是非教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いします。

お礼日時:2006/04/05 10:34

子供の頃から生協を利用しています。



生協と通常の小売の一番の違いは、生活共同組合だということです。組合というのは普通の小売と違い、利益を上げる必要がありません。ですので利益に左右されず無理な商品展開の必要がありません。

また組合ですから、出資した人(生協利用のときに貴方も出資金を納めているはずです)の総意で運営され、意見はだれでも述べる機会を与えられています。(総会の案内が来るはずです)

もともと生協は利益に流されず、安全・安心な生活用品を消費者が自ら選んで手に入れられるように設立され、確かに最近は売らんかなという側面が見受けれられますが、商品開発の手法は今でも安心か同かが最重要のポイントです。

そのため、牛乳や卵など通常のお店より割高になる場合もありますが、利益を出すための組織ではありませんので、皆さんが納得して購入して生産者が十分に生活できる金額を集めることができるなら、安全で安心なモノが確実に貴方の手元に届きます。
ですので、皆さんの意見を吸い上げて、便利で安心・安全なものを開発しています。もちろん地域の生協では開発しきれないので、連合会などで開発をします。

昔は近所に配達して自分たちで分けるのが一般的でした、コレのほうがコストは少なくてすみますが、最近は事情が変わり個配のほうが多いようです。

この回答への補足

回答ありがとうございます。私も生協利用者で、ご回答いただいたような生協のしくみやコンセプトは概ね理解しています。
知りたいのは、生協の商品が安全・安心かではなく、なぜ生協は、「便利」な半調理品を多く商品化し、消費者の支持を得られたかというところなのです。
ご回答を読ませていただくと、生協の半調理品も他の商品同様、安全性ゆえに消費者の心を捉えたと読めなくもないですが、いかがでしょうか。

補足日時:2006/03/31 10:20
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