現在、メーカーへ製品制作の企画を持ち込むために、夜な夜な泣きながら悪戦苦闘しいるデザイナーです。
デザイナーゆえに、プロダクトデザイン、販促デザイン、広告、ブランディング等のセクションについては、専門として企画書制作はお手の物ではありますが、
需要予測、市場調査、損益分析、販売手法等々、、の、
まさに最も重要と思われる部分の企画書作成手順がどうしてもわかりません!(その筋のプロの方々から見たら笑い飛ばされるのではないかというアンバランスな企画書が私の今の知識と経験の限界と認識しました、、非常に情けない話なのですが、、)
ただ、出来る限り独学での努力はしておりまして、計算機片手にバラバラな素材としての資料やら、考察やら、アイデアやら予測やらなんやらかんやらは、なんとか揃えてはいるのですが、、、(まさに今、目の前で、なんちゃって企画書が出来上がろうとしている現実..)
...ものすごく根本的な事なのですが、どの様な順序が一般に言われる「企画書」として適切なのか、また、何を絶対に抜いてしまってはいけないのか、、デザイナーゆえに「デザイン」にはプロとしてのこだわりと常識.アイデアがありますが、マーケーティング、プランナー、営業等の皆様方の「こだわり」と「常識」とはどのようなものなのでしょう?
あああ、本当に、菓子折りを持って頭を下げて、教えて頂くために御訪問させて頂きたいぐらいです。ぜひともお知恵の方を伝授していたでけませんでしょうか?
よろしくお願いいたします(土下座)
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
もう提出されてしまったかも、とも思いましたが、少しでもお役に立てば。
製品制作の企画書、とのことですので
要は「この商品のマーケットはこれくらい大きくて狙う意味がある。そして、商品にこれこれの特長を付与するので、ライバルに勝つ勝算がある。だから作らせて!」
ということを論理的に、一貫性をもって展開すればよいのではないかと思います。
企画書の順序は
1)業界の市場規模:
わかる範囲でOK
2)業界の中で狙うマーケット:
男女や年齢、ニーズなど様々な切り口がありますが、わかる範囲で算出。
できれば、競合の状況も出しておく(わかる範囲で)。
「このニーズのマーケットが、競合が少ないので勝てそう」とか
「自社のブランドが強いのはこのマーケットで、ここに新商品を投入すべき」とか
まあ、多少強引でもいいので、狙いを定める。
3)狙うマーケットのプロフィールを
なるべく具体的に特定する。
こういうニーズがありそう。
収入はこれくらいありそう。
こういう嗜好がありそう。
こういう競合商品にこういう不満を持っていそう、
というのを具体的に出す。
4)3)のマーケットのニーズをふまえた商品企画を展開する。
ここは、アイディア勝負ですね。
5)4)の商品を3)のマーケットに買ってもらうプロモーション手段(チャネル)を展開する。
6)あとは売り上げ予測・損益分析ですが、
これは「仮に業界の●%が買うとして」という
仮の数字でやるしかないと思います。が
狙うマーケットを特定した時点で、
そこそこ説得力のある数字が出るのでは、と思います。
デザイナーとしてご活躍、とのことですね。
もの作りという観点では、デザインプランも
商品企画も根っこは同じだと思います。
デザインではユーザーを特定すればするほど
シャープなアイディアが出せますよね。
企画も同じで、マーケットを質量とも明確にすれば
おのずと大事なことが見えてきます。
どうぞがんばってください。
1)業界の市場規模:
年間100万人程度です。その中で市場は現在全く開拓されていません。>つまり、新規市場開拓の上での消費財の制作です。
2)業界の中で狙うマーケット:
市場セグに関しては、統計がジェトロ等に出てしましたので、そのまま利用しております。
3)狙うマーケットのプロフィールをなるべく具体的に特定する。
こちらも、参考資料はそろってます。
ニーズに関しては、まず「ニーズそのもの」を開拓してしまい、その上で、経済的、知的市場ゼグの中の、ある特定の「ウォンツ」に対して販売をする戦略です。「ニーズ」を開拓する方法は全対象者に「無料でくばる」という所にポイントがあります。(これはのちのプロモーションとしての意味も含め)
4)3)のマーケットのニーズをふまえた商品企画を展開する。
テストマーケの段取りと予算案(テストマーケでの費用は、損益ゼロで全回収を前提)は出来上がっています。
5)4)の商品を3)のマーケットに買ってもらうプロモーション手段(チャネル)を展開する。
対、マスコミ戦略です。新聞記者への個人的な段取りはついてます。もう一つは口コミ。実現する為に、無償提供の「撒き餌」戦術を考えています。
6)あとは売り上げ予測・損益分析
100%市場開拓を前提として、長期案(20年分)のグラフと、成長の推移等々、、
一応に、揃えるべきものは揃えているのですが、ここでまた重大な壁にぶちあたりました、、それは「簿記を知らない!」というまさに致命傷...
現在、もはややけくそで勉強中です。
デザイナーはデザインだけ出来ればいいんだ!なんていう事は全くの嘘です。自分から壁を作り出している。原価主義を知らぬデザイナーにはなりたくはないです(今まで、傲慢にも知らなかったのが情けないのですが、、クライアントの方ごめんなさい...)
アドバイス、どうもありがとうございました!
No.5
- 回答日時:
企画書の手順に関しては、すでに書かれていますので省きます。
一番大切なのは、自分自身の熱い思いなのではないですか?企画に対しての思い入れです。
需要予測、市場調査、損益分析、販売手法等々はその思いを実現するための裏づけでしかないのです。
「イノベーションの本質」という本があります。ヒット商品を生み出した担当者の熱い思いに溢れてます。
熱い思いが伝わる企画書にする事が基本だと考えています。
ただし……独りよがりではいけないと言う点にご注意下さいませ。
熱き思いが、夜な夜な涙する事で消えてしまいそうです。ただ、もはや執念で制作しております。社会を知りながら、知らない世界を知りながら企画書を完成させる事は、僕にとっての人生の試練と感じております。
No.4
- 回答日時:
イントロ部(結論を先に)
伝えたいこと=「ニーズ」→「プラン」→「メリット」
ボディ部(結論の理由)
1)「ニーズ」=「問題」→「弊害」
2)「問題」の「原因」から「プラン」(計画、具体策)
3)「プラン」より「理想の状態」(目標、利益)
「問題」「弊害」「原因」の各部に、根拠として
「データ」→「論拠」→「主張」を入れる。
コンクル部(締めくくり)
再度、
伝えたいこと=「ニーズ」→「プラン」→「メリット」
というストーリはどうでしょうか?
※図で説明するのが本来ですが・・わかりにくくすいません。
ありがとうございます。全体の流れの参考にさせて頂きます。
なんか赤ワインの飲み方に似てます
1 弱いワイン(甘い)
2 中間のワイン
3 強いワイン
4 一番最初の弱いワイン
物事の進め方には、全体を循環させる事により、最初の事象を正当性を完成させていくという、、なにか美しい形がありそうですね。
No.3
- 回答日時:
かつて企画書の作成で苦労した者です。
デザイナーのあなたがなぜ突然需要予測、市場調査などの部分を作成しなければいけなくなったのかがわかりません。
職場に経験のある方はおられないのですか?
企画書の書き方の本はたくさん出ていますが、参考になるものはありませんでした。
なぜなら「何を」「どのように」書くかは書いてあっても、具体的な中身につては書かれていなかったからです。
それはそうでしょう。肝心の中身というものは案件によって全部違う訳ですから。
既存の商品の延長(たとえば新しい缶コーヒー、ペットボトルのお茶等)の場合、過去の販売実績等から
だいたいの販売量を予測する手法はありますが、
全く新しいおもちゃや電化製品等は予測のしようがないのです。
だから予測は「大胆な仮説」を立てて、それに基づいて進めて行くしかないのです。
たとえばある工業製品を商品化するとして、「それを使いそうな会社が全国で10000社、そのうち1%が買ってくれるとして」
という具合です。
「10000社」は調べられても「そのうち1%」なんて何の根拠もありません。でも私はそうやって企画書を書いてました。
それしか手がなかったからです。
専門はデザインですが、立場的には個人事業主です。
個人事業主ゆえに、業務に関してのカテゴリーリミットはありません。 デザインを中心に企画を進めて行くと、どうしても足りない職能の壁にぶちあたってしまうもので、今回、その壁にぶつかってしまったものと感じています。 頭をフル回転してあれこれ考えてみても、知らない事は出来るはずもないというのが現実で、ところが、先方の企画書内容に関するニーズは、「デザインの善し悪し」ではなく「数値」や「マーケ」「予測」に関する部分で、まさに「大胆な予測しかできない」というのが現状なのです。
ただ、めげるの大嫌いなので、今日、マーケティングの基本に関する本を買ってきまして猛勉強中でもあります。
ただ、murano47さんがおっしゃる様に、企画書作成に参考になるものは何もなかった、、、それしか手がなかった、、等の言葉には、逆に勇気付けられます。 何か、この世の鉄則や、知っててあたりまえのフォーマットの様なものがあるのではないか?という不安が解消された気がします。
自分なりに出来る限りの努力をするという事ですね。
どうもありがとうございます。
No.2
- 回答日時:
やっぱり起承転結が基本でしょうね。
起・・・企画の前提、オリエンのまとめ
承・・・企画意図
転・・・その企画の展開と発展
結・・・期待される効果
最後に予算ですね。
製品制作がおもちゃとすると
起・・・どのようなおもちゃをクライアントが欲しているか
承・・・おもちゃの企画概要
転・・・おもちゃの発展性、30台主婦に受ける、意外とギフト需要がある
結・・・発売後の売上個数、商品の認知etc
起/承/転/結 や 序論/本論/結論 といった、ある程度「論文」の様なかたちを取るのはわかるのですが、、慣れていない事もあって、どの程度細部をつめたらよいのか、、なかなか難しいものなのです(涙)
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